【感想レビュ―】「シン・ゴジラ」は大人向けの今までにないゴジラ!

他のページに行く前にシェアしていきませんか


シン・ゴジラ Blu-ray2枚組

スポンサーリンク

「シン・ゴジラ」のスタッフ・キャスト

監督
庵野秀明(総監督)
樋口真嗣(監督・特技監督)

脚本
庵野秀明

製作
市川南

製作総指揮

山内章弘

音楽
鷺巣詩郎
伊福部昭

出演者
長谷川博己
竹野内豊
石原さとみ
高良健吾
市川実日子
平泉成
大杉漣
野村萬斎

「シン・ゴジラ」のあらすじ

11月3日8時30分ごろ、東京湾羽田沖で大量の水蒸気が噴出し、東京湾アクアラインでトンネル崩落事故が発生する。政府は、原因を海底火山か熱水噴出孔の発生と見て対応を進める。矢口蘭堂(やぐち らんどう)内閣官房副長官は、インターネット上の一般人による目撃報告や配信動画などから、いち早く事故の背景にある巨大生物の存在を示唆するが、周囲はそれを一笑に付す。しかし、まもなく巨大生物の尻尾部分がテレビ報道されたことで、政府は認識を改める。巨大生物は多摩川河口から大田区内の呑川を這いずるように遡上し、蒲田で上陸し、北進を始める。

政府による対処方針は駆除と決まり、自衛隊は害獣駆除を目的とした出動が要請される。巨大生物は当初こそ蛇行に似た動作で進行していたものの、品川区北品川近くで突然の進化を遂げ、直立二足歩行を始める。そこへ自衛隊の攻撃ヘリコプターが攻撃位置に到着するが、付近に逃げ遅れた住民が発見されたことで攻撃は中止される。そして巨大生物は歩行を止め、再び蛇行に切り替えて京浜運河から東京湾へ姿を消すが、一連の行動による被害は上陸から2時間強で死者・行方不明者100名以上にもなっていた。

巨大生物の再襲来に備え、矢口を事務局長とした「巨大不明生物特設災害対策本部」(巨災対)が設置される。被害地域では微量の放射線量の増加が確認され、その反応が巨大生物の行動経路と一致したことから、放射線源は巨大生物と判明する。米国からは大統領次席補佐官および大統領特使が極秘裏に来日し、巨大生物の正体は太古から生き残っていた深海海洋生物が、不法に海洋投棄された大量の放射性廃棄物に適応進化した「ゴジラ」 (Godzilla) と呼称される未発表の生物であることや、その研究をしていた牧悟郎という学者が行方不明であることを伝え、牧が残した謎の暗号化資料などを日本側に提供する。巨災対は、ゴジラが体内の原子炉状の器官から活動エネルギーを得ており、そこから生じる熱は血液循環によって発散しているため、血液循環を阻害すればゴジラは生命維持のために自らスクラム停止・急激な冷却を行い、活動停止するはずであると結論づけ、血液凝固剤の経口投与によってゴジラを凍結させる「矢口プラン」(仮称)の具体検討を始める。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B4%E3%82%B8%E3%83%A9
シン・ゴジラ – Wikipedia

感想・レビュー

面白いし、かつ凄い映画でした・・・!!

日本のゴジラには常々不満でした

正直、日本のゴジラには常々不満でした。
小さい頃、あれだけ興奮してみてたゴジラも、今はさほどわくわくしない。。。
オトナになった今、改めて平成のゴジラシリーズを見直してみると、ゴジラも、逃げ惑う人たちも描写がワンパターンに感じますね。言ってしまえば「歩くゴジラ」と「逃げ惑う人々の群れ」といった感じで、人々一人一人がゴジラと言う「災害」に直面する姿がリアルに描かれてないんですよね。

例えば「ジュラシック・パーク」なら、T-レックスの恐怖に直面する人々の描写はとてもリアルだし、それゆえの緊迫感や絶望感が映画に極上のスリルと緊張感を与えていますよね。

ハリウッド版のゴジラの功績

その視点で見てみると、一般には評判の悪い98年のハリウッド版のゴジラにしても、その迫力ある映像や描写は当時の日本では実現できなかったはずですし、その後の日本のゴジラがどう変わったかというと、映像や描写は変わらずに、ただゴジラが少し前傾姿勢になったくらいのものでした。

当初、『ゴジラ』のもっていた「反核」という社会的なテーマとリアリティの欠如が顕著だった、そんな印象です。

テーマとリアリティの欠如

日本のゴジラは子どもは楽しめると思うのですが、大人になるとどうしてもテーマとリアリティの欠如が目についてしまい、子供と同じようには楽しめなくなるのですね。

(その点やはり核の申し子としてゴジラが描かれた1954年の『ゴジラ』はやはり名作です。)

2014年のゴジラも、テーマがきちんとあって、エンタテインメントとしても史上最高のゴジラでした。正直当時はこれを超えるゴジラ映画はほとんど不可能だと思っていたのですが、シン・ゴジラはやってくれましたね!

「シン・ゴジラ」の素晴らしさ

現実を踏まえた対策決定の流れ、日本のみならず国際社会の駆け引きに発展していったり、きちんとリアルに描かれていたのがまず凄く良かった。(逆に子どもは絶対についていけないでしょ。。)

きちんと核兵器の問題も盛り込まれていたし。

やはり核の問題はゴジラとも、そして日本とも切り離せない。そして本当の緊急時には非核三原則なんてあっという間に意味がなくなるということも示唆していましたね。
そういう理想だけに寄らないところも満足でした。

クオリティや描写の面では確かに2014年のゴジラに及ぶのは難しい面もあるでしょう。

しかし、現実的な描写を突き詰め、ゴジラを怪獣王としてではなく、人類の脅威、まるで人の手で支配できない完全生物≒神のように描写したことで、ハリウッドとのクオリティの差をカバーして余りあるほど、骨太で斬新な「大人向けの」ゴジラの創造に成功したと言えるでしょう。

ゴジラそのものの出番は少なかったし、グロかったけど、すごく満足した作品です。

「シン・ゴジラ」の商品購入はこちら

ゴジラ関連の記事はこちら