スピンオフ含め4作もの映画が作られる人気シリーズ「メンインブラック」。
ここでは一作目から最新作までMIBエージェントを演じた俳優をご紹介!できるだけ登場順に掲載しています。
この記事のコンテンツの目次を見る
MIBエージェントとは
地球で生活するエイリアンを取り締まる政府の極秘組織、『メン・イン・ブラック(MIB)』。
そこで活躍する職員がエージェント。
彼らはそれまでの生活をすべて断ち切り、それまでの本人を示す一切の記録や書類、指紋に至るまですべて消去されます。
名前もアルファベット一文字のコードネームになります。コードネームは本名の名前の先頭文字になることが多い模様。
エージェントは住む場所から食べるものまで指定されるという生活ですが、やりがいはある(K談)仕事とのこと。
制服は黒いスーツに黒のサングラスとまさに「黒ずくめ」。
基本的にはスカウト制ですが、『インターナショナル』では本部の場所を突き止めたモーリーは猛アピールの末にエージェント見習いになるという稀有な加入の経緯があります。
長らくエージェントZが組織のトップでしたが、死去に伴い、女性のエージェントOがエージェントたちをとりしきるようになります。
エージェントにはジュニア・エージェントとシニア・エージェントに分かれており、MIBに加入して14年たったJがシニア・エージェントになっていることを考えると、恐らく10年くらいの経験が必要かと思われます。
MIBを退職する際はニューラライザーでそれまでの記憶を消去され、元の生活に戻ることがほとんど。
「メン・イン・ブラック」
『メン・イン・ブラック』はウィル・スミス、トミー・リー・ジョーンズ共演のSFアクション映画。当時赤字だったソニー・ピクチャーズをこの作品が見事に立て直したという逸話があります。
ニューヨーク市警の敏腕刑事のエドワードは黒いスーツの男からある組織にスカウトされます。その組織とは地球に亡命してきたエイリアンを取り締まる極秘組織「MIB(メン・イン・ブラック)」でした。
トミー・リー・ジョーンズ
エージェント「K」
MIBの創設期からのベテラン・エージェント。本名は「ケビン」。
無表情とJに言われているものの、Jをスカウトしようとした際には中華料理店で陽気な男を演じて見せるなど、全く笑わないわけではありません。
好きな音楽はエルヴィス・プレスリーなどのカントリー・ミュージック。
一作目で一度引退しますが、2作目で復活。
実は一作ごとに過去のロマンスの相手が違うという恋多き男性でもあります。
リチャード・ハミルトン
エージェント「D」
Jとコンビを組む前にKが組んでいたエージェント。高齢のため、自身の体力の限界から引退をKに申し出ます。
彼が星を見上げ「美しい」というのは『メン・イン・ブラック』での屈指の名シーン。
ウィル・スミス
エージェント「J」
元々はニューヨーク市警の敏腕刑事。本名は「エドワード」。
身体能力と洞察力には目を見張るものがあるものの、協調性に欠け、『メン・イン・ブラック2』のK無き後は中々合うパートナーが見つからなかったことも。
『メン・イン・ブラック』でKにスカウトされる前にも子供の頃にKに会っていたことが『メン・イン・ブラック3』で判明。
『メン・イン・ブラック インターナショナル』でロンドン支部には『地球を救った男』としてKとともに絵が飾られていることが判明。
『メン・イン・ブラック3』の時点で第一級のシニア・エージェント。
とにかくよくしゃべる。美人に弱い。
リップ・トーン
エージェント「Z」
KとともにMIBの創設メンバー。もともとの制服はZが自身の太めの体型をカバーするために黒のスーツにしたというエピソードもあります。
Kとは創設期からの付き合いでありながらも、自身の自宅も教えないなどの秘密主義(『メン・イン・ブラック3』でのKの弔辞より)。また何事にも動じない性格ながらも、自身の経験も交えてJに恋の指南をするなどユーモアも持ち合わせている人物です。
リンダ・フィオレンティーノ
エージェント「L」
もともとは遺体保管所で働く検死官。スタイルもよく、美人であり、ファッションもどこかセクシー。本名は「ローレル」。
驚くほど柔軟にエイリアンの実在を信じた女性。そのためにKに二回ほど記憶を消されていますが、なぜかあまりニューラライザーが効いていないと思われる描写があります。
敵のエイリアンに一歩も引かない度胸や、バグに最後の一撃をお見舞いするなど根性と勝負強さが備わった女性。
Kの後任として『メン・イン・ブラック』のラストでエージェントLになりますが、4年ほどコンビを組んだのち、検死官に戻りたがっていたため、MIBを引退します(『メン・イン・ブラック2』の冒頭で明かされます)。
「メン・イン・ブラック2」
「メン・イン・ブラック2」は2002年に公開されたトミー・リー・ジョーンズ、ウィル・スミス主演のSF映画です。
今作もJは地球の危機に巻き込まれるわけですが、詳しい情報を知っているのは前作のラストで記憶を消してしまった元敏腕MIB捜査官、Kでした。
Jは今は郵便局員として働くKの元へ向かいますが。。
パトリック・ウォーバートン
エージェント「T」
『メン・イン・ブラック2』の冒頭でJとコンビを組んでいた少し太めのエージェント。MIBに向かないと判断したJにニューラライザーで記憶を消され、一般人に戻ります。泣き上戸。
「メン・イン・ブラック3」
エマ・トンプソン
エージェント「O」
亡くなったエージェントZのあとを引き継いだ女性のエージェント。
過去にKとは良い仲だったことが示唆されますが、「いやなことは訊かないで」とのこと。
『メン・イン・ブラック インターナショナル』にも引き続き出演しています。
ジョシュ・ブローリン
エージェント「K」(若いころ)
エージェント「K」の若い頃を演じたのはジョシュ・ブローリン。
この時実年齢は40歳くらいですが、役柄の設定は29歳とのことでJにも「老けてる」と言われています。
実は幼いJに会っており、その時にJに「父は英雄だった」と教えています。
アリス・イヴ
エージェント「O」(若いころ)
エージェントO
デヴィッド・ラッシュ
エージェント「X」
過去に戻ったJが訊ねたMIBオフィスにいた太めの初老の男性。
ビル・ヘイダー
エージェント「W」
実在の著名人が作中に多く登場するのも『メン・イン・ブラック』シリーズの特徴ですが、モダンアートの鬼才アンディ・ウォーホルも裏の顔はMIBエージェントという設定を与えられたのが『メンインブラック3』。
MIBエージェントはファーストネームがコードネームの元になることが多いのですが、珍しくファミリーネームがエージェント名のもとになっています。
ウィル・アーネット
エージェント「AA」
「メン・イン・ブラック インターナショナル」
『メン・イン・ブラック:インターナショナル』は2019年に公開された「メン・イン・ブラック」シリーズ第4作目の作品です。シリーズ初のスピンオフ作品となった今作。
テッサ・トンプソン演じる新人エージェントの「M」がエースのエージェントHとともに地球の危機に立ち向かいます。
クリス・ヘムズワース
エージェント「H」
かつてハイブと呼ばれるエイリアンからハイTとともに地球を守ったとされる敏腕エージェント。本名は「ヘンリー」。
実際は不真面目な態度が目立つ部分もあるお調子者でもあります。
しかしながら行動力と判断力はピカイチ。
新人エージェントのMとともに地球の危機に立ち向かいます。
リーアム・ニーソン
エージェント「ハイT」
かつてエージェントHとともに地球を救ったエージェント。
問題児のHをかばい続けることにエージェントCから不審に思われています。
テッサ・トンプソン
エージェント「M」
自力での存在を突き止め、MIB本部に押し掛けるほどの行動力と聡明さを持ち合わせた女性。MIB=「メン(男)・イン・ブラック」という呼称に違和感をいだいています。本名は「モーリー」。
新人ながらその素質は群を抜いており、Hとともに地球の危機に立ち向かいます。
幼い頃に迷い混んできたエイリアンを助けた経験があり、それ以来宇宙の謎を解き明かすことを人生の目標に掲げています。
レイフ・スポール
エージェント「C」
エージェントHにライバル心を燃やす理論派のMIBエージェント。
決して悪人ではないものの、Hとは反目しがちです。