今回はスーパーヒーローは実在するのか?を問いかけた「ミスター・ガラス」から名言・名セリフをご紹介します!
「ミスター・ガラス」とは
「ミスター・ガラス」は2019年公開のアメリカ映画。監督はM・ナイト・シャマラン。
出演者はブルース・ウィリス、ジェームズ・マカヴォイ、サミュエル・L・ジャクソンです。
「アンブレイカブル」「スプリット」と世界観を同一にした正統な続編です。
『アンブレイカブル』『スプリット』のヒーロー総集めで描かれた『ミスター・ガラス』はシャマラン版の『アベンジャーズ』とも言えるでしょう。
そこにブロック・バスターのようなエンターテインメントではなく、ヒーローとしての苦しみ(イライジャは人と異なって産まれた自分の人生を『最低だ』と漏らしています)を描き、そして自らの存在意義を問う、リアリズム溢れる作品に昇華させました。
「ミスター・ガラス」名言・名セリフまとめ
気が付いたらすべてイライジャのセリフでした!
現在の社会の基礎は科学だが、科学にも限界はある
イライジャの信念を強く表すセリフですね。科学は絶対でなく、自分たちは科学では測れない存在なのだということ。イライジャはそのことを世間に問うために新たな犯罪計画を立てます。
人と違うことがどんなことかわからんだろうな。最低の気分だ。
ケヴィンに対して発言した言葉。下のセリフと合わせて、イライジャの人と違うゆえに多くの困難を伴った人生を想像させます。
この思いがあったからこそ、自分にも意味があり、存在意義があるということを人一倍証明したかったのでしょう。
生まれてから痛みしか知らない
イライジャは骨形成不全症を患っており、非常に骨が脆く折れやすい体質ですが、そのことがこの一言に現れています。
始まりの物語だったんだ
瀕死のイライジャに母は『限定版のコミックの最後ならこんな結末にはならない』と涙ながらに伝えた時、イライジャは母にこのように答えました。
その通りに彼らの犠牲は始まりへの大きなきっかけであることがラストで描かれます。
ヒーローであることを許しあおう
本作の締めくくりは異端を排除せずに、許しあえる社会にしようというメッセージでした。
イライジャは巧妙に罠を張り、自分の死を覚悟してまでスーパーヒーローの姿を全世界に発信します。
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