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こんなにひどいミスキャストの映画は見たことがない
(ティファニーで朝食を)
ティファニーで朝食を
『ティファニーで朝食を』は1961年に公開されたトルーマン・カポーティ原作、オードリー・ヘプバーン主演の名作映画です。
冒頭でオードリーがティファニーのショーウィンドウを前に朝食を食べるシーンはあまりに有名ですね。
この時のジバンシィがデザインした黒のドレスは「史上最も有名なドレス」とまで言われています。
原作者トルーマン・カポーティのコメント
“こんなにひどいミスキャストの映画は見たことがない。”
“あの役をオードリーがやると決まった時には、ショックで怒りに震えました。”
“ブレイク・エドワーズみたいな無能な監督を引っ張ってきて、あいつにはツバを吐きかけてやりたいくらいだ!”
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%81%A7%E6%9C%9D%E9%A3%9F%E3%82%92
ティファニーで朝食を – Wikipedia
私の小説は熱いが、映画は冷たい
(シャイニング)
シャイニング
「シャイニング」はスタンリー・キューブリック監督、ジャック・ニコルソン主演のホラー映画です。原作はスティーブン・キング。
ホラー映画ですが、キューブリックらしくワンシーン・ワンシーンが徹底したこだわりのもとに撮影されていますので、芸術映画としても素晴らしい作品です。
原作者スティーブン・キングのコメント
「私の小説は熱いが、映画は冷たい。原作のジャック・トランスは、なんとかして“善”であろうとしながらも、少しずつ狂気に追いやられていく人物として描いた。だが、映画のジャック・ニコルソンは、登場してきた瞬間から狂っているようにしか見えない。そしてウェンディの描き方は、あまりに女性蔑視的すぎる」
出典:https://eiga.com/news/20141117/4/
スティーブン・キング、キューブリック版「シャイニング」をまたしても批判 : 映画ニュース – 映画.com
本当にダメだった
(DRAGON BALL EVOLUTION)
DRAGON BALL EVOLUTION
『DRAGON BALL EVOLUTION』はに公開されたハリウッド映画です。
原作者鳥山明のコメント
「脚本があまりにも世界観や特徴をとらえておらず、ありきたりで面白いとは思えない内容だった。注意や変更案を提示しても、製作側は妙な自信があるようであまり聞き入れてもらえず、出来上がったのも案の定な出来のドラゴンボールとは言えないような映画だった」
出典:https://theriver.jp/dragon-ball-apologizes/
ハリウッド版ドラゴンボール「全てのファンにお詫びしたい」と謝罪 「世界中から苦情が届き心労」 | THE RIVER
上映の間じゅう泣きどおし(メリー・ポピンズ)
メリー・ポピンズ
『メリー・ポピンズ』は1964年に公開されたウォルト・ディズニー製作のミュージカル映画です。主演はジュリー・アンドリュース。
原作者パメラ・L・トラヴァース
テレグラフ紙(電子版)によれば、1930年代にトラヴァースが出版した児童書のシリーズ「メアリー・ポピンズ」の映画化をしぶる彼女を、ウォルト・ディズニーは14年かけて説得しようやく製作にこぎつけるが、プレミア上映を観たトラヴァースは、あまりのひどい仕上がりに上映の間じゅう泣きどおしだったという。
原作と映画の違いは、これまでも何かと話題に上ってきた。バンクス家のお母さんが、女性参政権運動にのめりこんで忙しくしているという設定は原作にはなく、映画の舞台となった1910年のイギリスの社会を反映したものだった。また原作のメアリー・ポピンズは、映画のアンドリュースとは違い、もっと無愛想で厳格なキャラクターの持ち主として描かれている。
出典:https://www.cinematoday.jp/news/N0041422
名画『メリー・ポピンズ』の原作者は、映画化権をディズニーに売ったことを死ぬまで後悔していた! – シネマトゥデイ