「日本初、博多発」のキャッチコピーに乗せられて(笑)、ドルビーシネマ、初体験してきました!
百道のマークイズにスクリーンXが出来たり、なんだか福岡の映画館って全国的にも先進的だなと思います。
ちなみに今回、初ドルビーシネマに選んだのはライアン・ゴズリング主演の『ファーストマン』です。
ドルビーシネマって?
映像・音響に加え、映画館のデザインも「最高の映画体験」のために最適化された映画スクリーン。
2018年11月に福岡のT・ジョイ博多に日本で初めて導入されました。
Dolby CinemaTM(ドルビーシネマ)は映像と音響のパワフルな技術に、卓越したシアターデザインが組み合わせられることにより、映画館を最高に魅力的なシネマ体験をお届けする空間へと変えます。
最先端の光学・映像処理技術を採用したドルビービジョン プロジェクションシステムによって、他の映像技術を凌駕し、広色域で鮮明な色彩と幅広いコントラストを表現するハイダイナミックレンジ(HDR)映像を実現します。
そして、ドルビーアトモスは、これまでにないリアルなサウンドでシアター館内を満たし、縦横無尽に空間内を移動させることで、今まで体験したことが無いような没入感を味わうことができます。
この両技術とドルビーシネマの洗練されたシアターデザインが一体となって作り出す空間の中で、驚くほど鮮やかでリアルな映像・サウンドをお届けすることで、まるで映画の世界に入ったような、劇的な進化を遂げたシネマ体験をお届けします。
ドルビーシネマの映画料金
気になるドルビーシネマの映画料金は以下の通り。
■ドルビーシネマ作品鑑賞料金
…通常の映画料金+\500
■ドルビーシネマ3D作品鑑賞料金
…通常の映画料金+\900
ちなみに僕は今回レイトショーで観たので、プラマイゼロで1800円で鑑賞できました!
ドルビーシネマ体験してきました!
説明だけじゃよくわからないので、ちょっと行ってきました。
まず目を引くのはシアターに入る前の入り口の映像。まるで暗い水族館とでもいうのか、言葉にするならそんな感じ。普通の映画館よりシアターまでの道も長く、暗い通路を通って異世界へ行くような感覚さえありました。
この長い通路にはシアターに着くまでにワクワク感を最大限高めてくれる効果もあるのでしょう。
ドルビーシネマの魅力
巨大なスクリーン!
そしてシアターに着くと、目につくのはスクリーンの大画面!
横幅はそう感じないのですが、とにかく縦が大きい!正方形に近い感じですね。
普通のシアターであれば、ちょうどいい距離の座席でも、スクリーンが大きい分、目が疲れる。。
ドルビーシネマでは、ちょうどいいかな?と思う席の2つ~3つくらい後ろの席がいいかも。
今回、観に行ったのは博多駅のシネコン、T・JOY博多のドルビーシネマなのですが、席はF列でしたが、もう少し後列のH列とか、I列の方がより見易かったかもしれません。
驚くのは上映中はスクリーン意外のあらゆる光が遮断され、本当に真っ暗になるんですよね。
なのでスクリーンが視界の全てになるんです。
今回ドルビーシネマで観てきたのはライアン・ゴズリング主演の『ファーストマン』でしたが、ライアン・ゴズリング演じるニール・アームストロングが月面に降り立った時の風景。一面の岩と地平線が目の前に広がる。まわりは宇宙空間の闇ということもあって、没入感が素晴らしかったです。
高精細の画質!
8Kの専用レンズを通して映写される高精細の画質も美しかったですね。
以前だとどんなに映画制作者がCGなどを駆使して圧巻の映像を作り出しても、実際の上映でスクリーンに投影するときにはどうしてもフィルム・ノイズが出ていたんです。
もちろん、それも映画らしい独特の 「味」が感じられて僕は好きだったんですが、これからは自宅では再現不可能な「高画質の映像」 を体感するために映画館へ、という大画面だけではないシアターの魅力をドルビーシネマは与えてくれそうです。
立体的な音響!
音響もまた、映像に劣らずに素晴らしいです。
ドルビーシネマのPR映像でも言われていますが、今までのシアターって 5.1chだったのですが、その限界を超え、あらゆる細かい方向からサウンドが聞こえるような音響システムなので、まるで耳を介さずに脳に直接音が入ってくるよう。
低音は地響きのように体に迫ってきます。テレビのように、音が塊のようにまとまって一方向から来るのではなく、一つ一つの音がシャープに立体的にあらゆる方向から聞こえてきます。
もし『ジュラシック・パーク』をドルビーシネマで観ることができたなら、スリリングさも倍増するでしょうね。
葉の擦れる音や、何者かの気配・・・四方から恐竜たちに囲まれているような恐怖を味わうことができるかと思います。
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