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オチがすごい映画06. ミッション8ミニッツ
この映画のあらすじ
アフガニスタンへ赴任したはずのスティーブンス中尉は気がつくと知らない電車の中にいた。
そして目の前の恋人らしき女性はなぜか自分のことをショーンと呼び、スティーブンスは混乱のまま、電車はテロに巻き込まれ大爆発してしまう。
スティーブンスの任務は犠牲者の一人、ショーンの記憶をプログラムによって脳内で体験し、列車爆破テロの犯人を突き止め、現実世界での次のテロ計画を阻止すること。
彼は任務の中で何度も直前の8分間を繰り返し、何度もテロに巻き込まれ、現実に帰り、そしてまた8分間の世界へ戻って行く。
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- 任務のなかで、彼は今見ている景色も 脳が作り出したもので、真実の彼は体の大部分を失い、生命維持装置でかろうじて生きている状態だという真実を知るのだった。
スティーブンスは任務の見返りとして、安楽死を要求する。
そして、爆弾犯をみつけ、現実世界での次のテロは無事に阻止された。
しかし、スティーブンスは列車の乗客だけでも救いたいと、もう一度最後の8分間を繰り返す。
そのなかで無事に列車のテロも阻止するが、8分が経過しても世界は終わらなかった。
スティーブンスが繰り返した8分間は仮想現実世界ではなく、いくつも世界が分岐した平行世界であることがわかる。
そして、列車テロが阻止された世界で生き続けるスティーブンスは、平行世界で生命維持装置に繋がれているスティーブンスへ『きっとうまくいく』というメッセージを伝える。
オチがすごい映画07. バタフライ・エフェクト
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この映画のあらすじ
幼いころより時折記憶が欠落することのあったエヴァン。治療の一環として日記をつけるようになってからはその症状は出ずに、平穏に大学生へと成長していた。
そしてひょんなことから日記が過去へワープできるアイテムであることを知る。
過去の記憶を失くした瞬間に立ち戻り、修正してまた現在に戻る。
だが、過去修正したはずでも、現在が必ず良くなっているとは限らない。
最初のワープの結果、密かに思いを寄せていたケイリーの人生を狂わせてしまい、結果彼女は自殺してしまう。
エヴァンは彼女を救うために、何度でも過去を修正しようとするが、その度にだれかが悲劇を被ることになる。
そして、彼が選んだ最後の手段とは-。
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- 最後の手段として、エヴァンはケイリーと初めて出会う子供のころまでさかのぼる。
そして出会いの際にわざと醜態をつき、二度とケイリーとはかかわらない人生を選ぶが、大人になってお互いに人ごみの中ですれ違い、振り向く。
オチがすごい映画08. マッチスティック・メン
この映画のあらすじ
極度の潔癖症である詐欺師のロイはある日とうとう日常生活にも支障をきたすまでに精神がボロボロになってしまう。その治療策として、精神科医のクレインや相棒のフランクから勧められたことをきっかけに、実の娘のアンジェラと会うことに。
元妻の妊娠中に彼女とは別れたきりだったのでロイは娘とは一度も会ったことが無かったのだった。
こうして時折娘と合うようになったロイだったが、ある時アンジェラとのいさかいから、彼は自分が詐欺師だということを打ち明ける。アンジェラの反応は「自分にも詐欺を手伝わせてほしい」という意外なものだった。
ロイは狼狽しながらも仕方なくアンジェラに詐欺の手口を教えていくが・・・
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- 全ては精神科医のクレインや相棒のフランク、アンジェラが仕組んだ罠だった。アンジェラは全くの他人であり、妻はそのあと流産してしまっていたために、ロイに娘はいなかったのだ。全財産盗られてしまったロイだったが、ボロボロになっていた神経症と潔癖症は治癒していた。
ある日、彼氏をつれたアンジェラと再会したロイだったが、彼はアンジェラに何もなかったかのようにやさしく接する。
オチがすごい映画09. 月に囚われた男
この映画のあらすじ
近未来。地球に必要なエネルギー資源のヘリウムを月で採掘する仕事にあたっていたサム。それは三年の任期でその間、彼一人という過酷な仕事だった。
任期の終わりを目前に控えたある時、突然サムの体調が悪化。月面者の運転中に事故を起こしてしまう。
療養中に彼が見たのは自身のクローンとおぼしき存在。
クローンはサムより若く、またクローンもサムと同じ三年間の期間を月で働くために存在しているという。
果たしてクローンの目的とは何なのか?
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- 実はサムもクローンのサムもどちらもクローンであり、また妻子の記憶も現実のものではなかった。
本物のサムはとうに地球への帰還を果たしていたのだった。
日に日に衰弱してゆくクローンのサム。クローンのサムの懇願もあり、サムはクローンのサムを月に残し地球へ帰還する。
そして雇用主のルナ・コーポレーションを告発し、真実を明るみに出すのだった。
オチがすごい映画10. ミスター・ノーバディー
この映画のあらすじ
2092年の世界。そこでは医学の進歩により、どれもが不老不死の生活を謳歌していた。そんななかで、118歳のニモと呼ばれる老人が世界で最後の命に限りのある人間だった。老衰によりまもなくその生涯を終えようとしているニモは、自らの過去を回想していくが、ニモの語る話は矛盾に満ちており、いくつもの人生を生きてきたように聞こえる。果たしてニモの真実の人生とはいったいどれだったのだろうか。
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- ニモの語る人生に「どれが真実なのか」と問う記者。
「どれも真実だ」と答えるニモ。そして「どの人生も起こらなかったかもしれない」と。いくつもの人生は9歳のニモが両親からどちらについていくかを迫られたときに、それぞれについていった後のその後の自分の人生を想像したものだったのだ。9歳のニモは初めて自分で人生を選択できることに気づき、その瞬間未来世界のニモの世界は崩壊していく。9歳のニモは母親でも、父親でもない道を歩み始めていく。