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【ネタバレレビュー】「ロッキー5/最後のドラマ」こんなのボクシングじゃない!

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「ロッキー5/最後のドラマ」のスタッフ・キャスト

監督
ジョン・G・アヴィルドセン

脚本
シルヴェスター・スタローン

製作
アーウィン・ウィンクラー
ロバート・チャートフ

製作総指揮
マイケル・S・グリック

出演者
シルヴェスター・スタローン
タリア・シャイア
バート・ヤング
トミー・モリソン
セイジ・スタローン
バージェス・メレディス


「ロッキー5/最後のドラマ」のあらすじ

ソ連のリングで強敵ドラゴを倒したロッキー。しかし帰国後に脳障害が発覚し、彼はボクサー引退を決意。さらにその後、破産へと追い込まれ、トレーナーとして働くことになる。やがてロッキーは若手ボクサー、トミーの育成に乗り出し、彼を鍛え上げる。トミーは試合で勝利するが、次第に人が変わっていく。ロッキーはそんなトミーと路上で闘うことに……。

出典:https://eiga.com/movie/32599/
ロッキー5 最後のドラマ : 作品情報 – 映画.com

感想・レビュー

『ロッキー』シリーズの中でもとりわけ酷評された今作。

そんな中でもよい部分を見つけようとは思ったのですが、噂に違わずこりゃ酷いよ!

シリーズ第一作目の監督、ジョン・G・アヴィルドセンを再び起用し、栄華を極めたロッキーを再び貧乏生活へ叩き落とすなど、一作目の雰囲気に寄せようとしているのかな?と思うのですが、こりゃ酷いよ!

スタローンも『ロッキーザ・ファイナル』でちょっと軌道修正(やり直し)して終わらせようって思うのも十分わかる!

ここがダメ01. トミー・ガン

まず、トミー・ガンなんですが、わざわざプロボクサーを招いてトミー・ガン役を演じさせているわけですが、このトミー・ガン、まったくボクサーに見えない!

『蝶のように舞い、蜂のように刺す』と言ったのはモハメド・アリでしたが、そんな美しいボクシング・テクニックを微塵も感じさせず、ただパワー任せに殴るのみ!!

おいおい、そんなんじゃロッキーのコピーどころか足元すら危ういっての!

ちなみにトミー・ガンの体つきもまったくボクサーに見えません。

『クリード』シリーズのマイケル・B・ジョーダンの完璧なビルドアップを見習え!!

ここがダメ02. ポーリー

つづいて、エイドリアンの兄のポーリー。

人の家庭を破産させた元凶でありながら謝罪の言葉ひとつないのはどういうことなのか、理解に苦しみます。

酒場でロッキーへ暴言を吐いたトミーに殴り倒されますが、それくらいの不幸は罰としてあってもいいと思いますよ。

ちなみにポーリー、『ロッキー・ザ・ファイナル』では、過去にすがり生きるロッキーを立ち直らせ、再びリングへ復帰しようとするロッキーを支える良き友人になっています。

スタローンも今作のポーリーの描き方には悔いがあったのかな。。

ここがダメ03. ストリート・ファイト

そして極めつけはクライマックスのストリート・ファイト。

悪徳プロモーターのデュークのいいようにならないようにファイトマネーもつかないストリート・ファイトにしたのはまぁわかるんですよ。それでもロッキーの最後が道端のケンカってどうなのよとは思いますが。。。

問題はかのストリート・ファイト、ボクシングではなくてなんでもありのファイト。タックルや蹴り、果ては後ろから殴りかかるなど、スポーツマンシップすら喪失のホントただのケンカ。

いや、いくらストリート・ファイトとは言えど、自然発生的にタイム・キーパー役やゴング役が出てきたり、暗黙の了解で架空のロープとリングエリアが設定されたり、あくまでボクシングだと想像してたんですよ。

※だって『ロッキー』だよ?

ロッキー自身、『ボクシングが無かったらただのゴロツキ』って一作目で言ってたじゃん!これじゃホントに町の迷惑オヤジだよ!

ちなみにファイトが終わり、警官が駆けつけ、なぜかトミーだけに手錠をかけます。なぜ??普通に暴れたもう一方の張本人、ロッキーも捕まるのが当たり前と思うのですが。。一般人のデューク殴ってるし。

今作で良かった点と言えば雨降って地固まる方式で息子のロッキーJr.との絆が強まった点でしょうか。。。

それでも『ロッキー・ザ・ファイナル』では今作がなかったように息子とはまた不仲になってんだけどね!

クソ映画ファンにはぜひオススメしたい1本。



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