【映画レビュー】シングルマン


シングルマン コレクターズ・エディション [Blu-ray]

トム・フォード第一回監督作品。

コリン・ファース、ジュリアン・ムーア出演です。

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「シングルマン」のスタッフ・キャスト

監督
トム・フォード

脚本
トム・フォード
デヴィッド・スケアス

原作

クリストファー・イシャーウッド

製作
トム・フォード
アンドリュー・ミアノ
ロバート・サレルノ
クリス・ワイツ

出演者
コリン・ファース
ジュリアン・ムーア
ニコラス・ホルト
マシュー・グッド

「シングルマン」のあらすじ

感想・レビュー

トム・フォード、ファッション界では知らない人がいないほどの有名デザイナーですね。

さすがにひとつひとつの衣装のシルエットがキレイで、特にコリン・ファースのスーツは素晴らしいです。

ちなみにあの時代ってナロータイが流行ってたのかな?

スーツはクラシカルでありつつも、今にも通用するスタイルです。

舞台設定は1962年。キューバ危機に代表されるような核の恐怖も時折会話に出てきますね。

内容としては恋人と死別した男のある一日を追っていくもの。
コリン・ファースの内面を映すようにフィルムの色合いや彩度は目まぐるしく変わっていきます。

トム・フォード自身もゲイであり、この映画にはトム・フォード自身が色濃く反映されているとのこと。

喪失の悲しみ、愛は性差に関わらず愛であり続けること、そして希望。

ラストの幕切れも含めて、最も絶望から再生し希望へ向かったロマンティックな日を切り取ったかのようです。

以前、北野武監督の「究極の映画とは任意の場所で切り取ったフィルムが美しいこと」との言葉を読みましたが、まさにこの作品はどの瞬間でも画になります。
逆に何百万枚もの写真がなめらかに動いているかのようです。