【ネタバレレビュー】「ジュラシック・ワールド 炎の王国」

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週末に公開ホヤホヤの「ジュラシック・ワールド 炎の王国」を観てきました!

ジュラシック・パークシリーズで最高の興業収入をあげた前作、「ジュラシック・ワールド」から3年、とうとう物語の舞台だったイスラ・ヌブラル島が無くなってしまう危機に。

前作の登場人物、クレアとオーウェンが再び恐竜たちのために立ち上がります。

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「ジュラシック・ワールド 炎の王国」のスタッフ・キャスト

監督
J・A・バヨナ

脚本
デレク・コノリー
コリン・トレヴォロウ

原作
キャラクター創造
マイケル・クライトン

製作
フランク・マーシャル
パトリック・クローリー
ベレン・アティエンサ

製作総指揮
スティーヴン・スピルバーグ
コリン・トレヴォロウ

出演者
クリス・プラット
ブライス・ダラス・ハワード
レイフ・スポール
ジャスティス・スミス
ダニエラ・ピネダ
ジェームズ・クロムウェル
トビー・ジョーンズ
テッド・レヴィン
B・D・ウォン
イザベラ・サーモン
ジェラルディン・チャップリン
ジェフ・ゴールドブラム

「ジュラシック・ワールド/炎の王国」の予告編

「ジュラシック・ワールド 炎の王国」のあらすじ

ある夜、イスラ・ヌブラル島の海に潜水艇が現れる。

彼らの狙いは3年前のジュラシックワールド崩壊の際に死んだインドミナスレックスの骨の採集だった。

採集が成功した次の瞬間、潜水艇はモササウルスの犠牲になる。イスラ・ヌブラル島で海門ゲートの開閉を担当していたメンバーも、ティラノザウルスレックスに襲われる。

間一髪でヘリの梯子にしがみつき、ティラノサウルスをふりきったと安堵した瞬間、彼もまた海中から現れたモササウルスの犠牲になってしまうのだった。

イスラ・ヌブラル島には火山の噴火によって消滅すること、そして生息する恐竜をどうするかが問題となっていた。

議会で意見をのべているのはかつてジュラシック・パークの惨劇を体験したイアン・マルコム博士。

博士は恐竜は人類のオーバーテクノロジーによって生まれてしまった存在であり、本来の歴史の流れに則って、今回の噴火とともに恐竜を消滅させるべきという意見であった。

ジュラシック・ワールドの中心人物であったクレアは現在は恐竜保護団体「DPG」のメンバーとして過ごしていた。クレアたちは島から恐竜を安全な場所に移動させるため、議員に働きかけるも上手くいかない。

そんな中、かつてハモンドと共に事業を行っていたベンジャミン・ロックウッドの財団から声がかかる。ロックウッドの屋敷では以前顔見知りで財団の実質的な運営者イーライ・ミルズから、恐竜保護の手助けの提案を受ける。

それは民間のロックウッド財団で11種の恐竜を安全な島へ移動させる計画だった。ミルズが最優先で保護を考えている恐竜はヴェロキラトプトルのブルー。

クレアは計画を遂行するために、かつてのブルーの調教師、オーウェンを訪ねる。

オーウェンは乗り気ではなかったが、クレアの説得とブルーへの愛着から、クレアと「DPG」のメンバー、フランクリンとジアとともにイスラ・ヌブラル島に向かうことに。

イスラ・ヌブラル島ではすでにミルズの集めた民間部隊が活動をしていた。

クレアとDPGのコンピュータ技術担当のフランクリンは制御室で島のシステムを作動させ、恐竜に埋め込まれているチップから居場所を辿る。

一方オーウェンはチップを頼りにブルーの場所へ向かう。

感想・レビュー

おもしろかったー!

恐竜を捕獲しに行ったその日に噴火が起きるなど、多少ご都合主義なストーリーもあるものの、まぁご愛嬌ですよね。

エンターテインメントは細かいことにツッコミ入れたらキリないので。。

シリーズの過去作品へのリンクやオマージュも多々あって、ジュラシックシリーズのファンなら思わずニヤけてしまいそうな場面もたくさんあったのではないでしょうか?

例えばこのシリーズでは冒頭、本筋が始まる前に必ず事件が起きるのがお約束です。

『ジュラシック・パーク』では搬送時に飼育員がヴェロキラトプトルに襲われます。

『ロスト・ワールド』では島を訪れた女の子がコンプソグナトゥスに襲われます。

『ジュラシック・パークⅢ』では同じく島の上空を飛行していた少年がプテラノドンに襲われます。

今作ではイドミナス・レックスの骨を採取する民兵のチームがティーレックス、モササウルスに襲われます。

この場面の雰囲気としては第一作目に近いでしょうか。

映画全体を通すと、強いて言えば『ロスト・ワールド』に近いかなと思います。

特筆すべきはやはり火山噴火のシーンですね。溶岩が迫り出すシーンは『ボルケーノ』を彷彿とさせますが、煙と降り注ぐ火山岩のあの描写はとても斬新で迫力満点。正直視覚効果の点で言えば劇中一番の盛り上がりをみせる場面ではないでしょうか。

シリーズも長く続いていることがあるのか、それ以外のシーンはどこか既知感のある印象。

ただ、それも言い換えるとこのシリーズはスリルやサスペンスの演出のレベルが最高峰のものだということかもしれません。

それだけに良いものを求めると、自ずと似通ってしまうかもしれませんね。

以下、ネタバレありです!

本筋のストーリーにジェフ・ゴールドブラムは残念ながらほぼ絡まなかったですねぇ。。イケイケ(死語)のカオス理論提唱者だったイアン・マルコムも髭を蓄え、さながら厭世人の哲学者のような雰囲気を漂わせます。

本作はジュラシック・パークシリーズが根底に持ち続ける『生命倫理や過度なテクノロジー』に対するメッセージ性もシリーズを通して最も声高に表れた作品ではないでしょうか。

大きな自然の流れから言うと、本来であれば恐竜が現代に生きているのはおかしい(そのために島の噴火を利用して恐竜を消滅させ『元の歴史へ戻す』)という考え方、本来は倫理的に間違っていても、命を宿した生物の生存権は尊重されるべきという考え方。

ラストではロックウッドの孫娘、メイシーが自らも生命倫理からは外れたクローンであること、そしてそれでも命は尊重されるべきという考えからロックウッド邸から外へ繋がるゲートを解放。

島ではなく、アメリカ大陸に恐竜が解き放たれます。

当初マルコムは前者の考えでしたが、このことからラストでは恐竜の出現を突発的な予期せぬ脅威となぞらえ、これからの時代は人間と恐竜が共存していく時代と語ります。

いや、これ大問題でしょ。

『ロスト・ワールド』では人里にティラノサウルスがやってきて大惨事になったのに、なんでその状態のまま終わっちゃうの?!

まず恐竜それぞれの檻を全開にするクレアでしたが、檻は閉めたままで外へのゲートを開けば、可燃性ガスの換気はできたのでは。。。。

それで時間稼ぎして『ジュラシック・パークⅢ』のラストのように軍を呼ぶなりして当初のミルズの案通り安全な島に輸送したらよかったのでは。。

そもそもイスラ・ヌブラル島の噴火。。。どう考えても映画から見るに島の半分は無傷に終わりそうな規模なんだけど。。。

本作『ジュラシック・ワールド 炎の王国』はジュラシック・ワールド新三部作のニ作目と言われています。

柵も何もない空間でヴェロキラトプトルやティラノサウルスと共存する危険性にどう三作目が応えてくれるのか、期待しています。

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