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『15時17分、パリ行き』とは
クリント・イーストウッド監督の映画作品。2015年8月21日に高速鉄道タリス内で発生した「タリス銃乱射事件」を基にしています。
最近実話系の映画作品多いなぁ。。
キャッチコピーは『その時、3人の若者が乗ったのは運命の列車だった。』
予告編は下記からどうぞ。
実話「タリス銃乱射事件」とは
2015年8月21日に高速鉄道タリス内で発生したイスラム過激派による銃の乱射事件。
乗り合わせた一般客の行動により、誰も殺害されることなく事件は終わっています。
彼らの行動に対して、フランスのベルナール・カズヌーヴ内務大臣からは「非常事態において偉大な勇気を示した」と讃えられ、
また、バラク・オバマアメリカ合衆国大統領は「英雄的な行動で悲劇を防いだ」と称賛しています。
前代未聞!まさかの本人主演!
この事件で男を取り押さえたのが
アメリカ軍人のアレク・スカラトス、スペンサー・ストーン、
アメリカ人大学生のアンソニー・サドラー、
フランス在住イギリス人ビジネスマンのクリス・ノーマン
の4名ですが、なんと『15時17分、パリ行き』ではそのうちの
アレク・スカラトス
スペンサー・ストーン
アンソニー・サドラー
が本人役で出演!(というか主演)
役者でもない人が自分自身を主演として演じるのは非常に珍しいケースだと思います。
クリント・イーストウッド監督の大胆な決断ですね。
この題材にひかれたのが、近年、『アメリカン・スナイパー』『ハドソン川の奇跡』と現実のヒーローを描き続けてきたイーストウッド監督。映画化に当たって、数多くの俳優と会合をもったが、主演には実際にテロを阻止した 3 人の若者たちがふさわしいと判断し、スペンサー・ ストーン、アレク・スカラトス、アンソニー・サドラーをキャスティングするという、ハリウッド映画の常識を打ち破る大胆な手法を選択した。さらに当時の列車に居合わせた乗客たちも多数出演し、事件が起きた場所で撮影に臨んだというから驚きだ。
出典:https://www.cinematoday.jp/news/N0097350
イーストウッドがテロ事件を描く!本人をキャスティング『15時17分、パリ行き』予告編 – シネマトゥデイ
また、クリント・イーストウッド監督は次のようにも述べています。
「数多くの俳優たちと会ったが、実際の体験者に演じてもらうことが面白い試みだと思った。彼らはやる気になってくれて、天性の才能を発揮し、事件当時の再現でカタルシスも得られた」
「これは実際に彼らが体験した物語だ。真実なんだ」
出典:https://www.fashion-press.net/news/35765
クリント・イーストウッド監督映画『15時17分、パリ行き』テロ事件を描く実話、主演は“当事者本人” – ファッションプレス
まさに前代未聞の手法を取り入れた今作、『15時17分、パリ行き』は2018年3月1日(木)より公開です。