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「RED/レッド」のスタッフ・キャスト
監督
ロベルト・シュヴェンケ
脚本
ジョン・ホーバー
エリック・ホーバー
原作
ウォーレン・エリス
カリー・ハムナー
製作
ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ
マーク・ヴァーラディアン
製作総指揮
ジェイク・マイヤーズ
グレゴリー・ノヴェック
出演者
ブルース・ウィリス
モーガン・フリーマン
ジョン・マルコヴィッチ
ヘレン・ミレン
「RED/レッド」のあらすじ
田舎で一人のんびりと年金で暮らすフランク・モーゼズ。彼の唯一の楽しみは、年金事務所の電話担当者のサラとのたわいない会話であった。
そんな彼の日常は、武装集団に襲われることで打ち破られる。かつて凄腕のCIA情報分析官であったフランクは武装集団全員を瞬く間に返り討ちにするが、電話記録からサラにも危険が迫っていることを予測し、彼女の下へ向かう。
感想・レビュー
ジジイが最高!!
ジジイが最高‼とは北野武監督の『龍三と七人の子分たち』のキャッチコピーですが、こちらも同じくジジイが最高‼な映画に仕上がっています。
『龍三と七人の子分たち』が、かつて伝説のやくざたちが年老いて体が衰えていることをギャグにしていることに対して今作の『RED』の登場人物はまるで衰えを見せない、ある意味のスーパー老人たち。
今回、数年ぶりに観てみましたが、相変わらず何も考えずに楽しく観れました。
そういう映画だと思います。
超危険な年金生活者
劇中の台詞によると、REDとは『超危険な年金生活者』の略らしいのですが、例えばブルース・ウィリス演じるフランク・モーゼスはその呼び名の通り、引退生活を送っていても現役のCIAエージェントに全くひけをとらない。
(とはいってもフランクの設定年齢は55歳。いわゆる早期リタイア組でしょうか。)
ただ、REDと呼ばれるリストに載っている人たちは、それぞれ年金生活者だったり、老人ホームで暮らしていたり、それなりに老人としての生活を過ごしてはいますが。。
エンターテイメントとしての闘い
個人的にはこの映画を観るのと同時期に『プラトーン』や『ブラックホーク・ダウン』といったガチな戦争映画を観てたので、エンターテイメントとしての銃撃戦が少し引っ掛かりましたね。
もし実際の戦闘であれば、あれだけの銃声に鼓膜がやられるだろうし、背後で大規模な爆発があれば、背中は無傷ではいられないでしょう。。
そのうち、映画的な演出とリアルの違いはブログのテーマにして書いておきたいと思います。
レビューの必要のない映画
本来ならこんなレビューもあまり書く必要のない作品なんですよね。
今作のような純粋なエンターテインメントは、小難しいことを考えずに、映画の世界に没頭して、作品を楽しく感じられたらもうそれだけでいいんだと思います。
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