【レビュー】キック・アス/ジャスティス・フォーエバー

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「キック・アス/ジャスティス・フォーエバー」のスタッフ・キャスト

監督
ジェフ・ワドロウ

脚本
ジェフ・ワドロウ

原作
『Kick-Ass 2』
『Hit-Girl』
マーク・ミラー
ジョン・ロミータ・Jr

製作
マシュー・ヴォーン
アダム・ボーリング
タルキン・パック
デヴィッド・リード
ブラッド・ピット

出演者
アーロン・テイラー=ジョンソン
クロエ・グレース・モレッツ
クリストファー・ミンツ=プラッセ
ジム・キャリー

「キック・アス/ジャスティス・フォーエバー」のあらすじ

感想・レビュー

良くも悪くもバカ映画

良くも悪くもバカ映画になってしまった感は否めない。。
前作の「キック・アス」は賛否両論ありながらも、ヒーロー映画としては斬新で鮮烈でした。

キックアスの魅力

具体的には、オタクで弱いデイヴが勇気をもって悪に立ち向かうことと、小学生の可愛い女の子が18禁ワードを連発する「ヒットガール」のギャップにあったと思います。
(演じたクロエ・グレース・モレッツは「キック・アス」でブレイクを果たしました。)

しかし、今作ではすでにヒットガールはかなり成長しているし(まぁこれは仕方のないことだけれども)、かといって前作の彼女のようなキャラクターはいない。

デイヴはデイヴで、ヘタレを脱却し、真のヒーローになろうとしている。

こんな状況はキャラクターの成長を考えると当たり前ではあるのですが、その分前作の「キックアス」の魅力は薄れているような気がします。

スーパーヒーローの数

もう1つ、今作はいわゆるスーパーヒーローが登場しすぎかな(笑)。

前作はあくまで町のギャングやマフィアなんかの『現実的な社会』に対してカウンターカルチャーのようにスーパーヒーローが登場することで、よりキック・アスやヒットガールというキャラクターが鮮やかに際立っていたように思います。

だけど、今作『ジャスティス・フォーエバー』はうじゃうじゃとスーパーヒーローが佃煮のように出て来て、まるでコスプレ大会のような様相を見せます。

一応殺し合いなのですが、どこか緊張感のないクライマックス。。

例えるなら『テッド2』のコミコン会場での大乱闘と大差ない。。

とはいえ、純粋な成長物語や、単純に「キック・アス」の後日談として見れば楽しめるかも。

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