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「アルマゲドン」のスタッフ・キャスト
監督
マイケル・ベイ
脚本
ジョナサン・ヘンズリー
J・J・エイブラムス
製作
ジェリー・ブラッカイマー
ゲイル・アン・ハード
マイケル・ベイ
製作総指揮
ジョナサン・ヘンズリー
チャド・オーマン
ジム・ヴァン・ヴィック
主題歌
エアロスミス
『I Don’t Want To Miss A Thing』
出演者
ブルース・ウィリス
ベン・アフレック
リヴ・タイラー
スティーヴ・ブシェミ
マイケル・クラーク・ダンカン
オーウェン・ウィルソン
ピーター・ストーメア
「アルマゲドン」のあらすじ
宇宙で作業中のスペースシャトルと人工衛星がちいさな小惑星に襲われ、爆発してしまう。
小惑星の被害はそれだけにとどまらず、地球にも飛来。ニューヨークの街や世界中に降り注ぐが、これは大災害の幕開けにすぎなかった。
その頃、宇宙望遠鏡がテキサス州と同じ大きさの小惑星を発見。同時にこのままだと地球衝突し、恐竜絶滅のときと同じように生物が絶滅する壊滅的被害を受けることも明らかになる。
NASAでは対策案として、小惑星に核ミサイルを発射する案が出されるが、小惑星の地表で爆発させてもほとんど被害を与えられないという。
小惑星を2つに割り、地球衝突の危機を避けるには、最低でも217メートルの穴を堀りそこで核ミサイルを爆発させなければならない。
最速で確実に穴を掘るプロフェッショナル、『世界最高の石油採掘者』へ白羽の矢が立てられた。
思わぬオファーの知らせに石油採掘会社のトップ、ハリー・スタンパーは思わず疑問をNASAにぶつける。
『60億もの人間がいて、なぜこの俺が?』
感想・レビュー
そんなに悪い映画なの?
Wikipediaをみると、興行的には成功したが、評価は散々という風に書いてあったのですが、そんなに悪い映画だったのでしょうか?
確かに科学考証はほとんど無視されており、それゆえに映画マニアやSF映画ファンから酷評されたのでしょうが、うちの親をはじめとして(笑)、『泣けた』という声も根強い作品です。
そもそも興行的に成功したということは、一般的には受け入れられた作品ということでしょう。
ベイらしい迫力満点!
見所の一つは隕石が世界各地に降り注ぐシーン。(人によってはその直前の松田聖子のカメオ出演かも・笑)
さすがマイケル・ベイと拍手を送りたくなるようなエンターテイメント最優先の画作り・演出が行われています。
被害状況はほとんどテレビやNASAの職員の声で済ませ、派手派手しい隕石の襲来や爆発に力を注いでいます。
特にマイケル・ベイ独特の彩度とコントラストが強いビビッドな画はまるで美しい写真が連なって動いているかのよう。
もちろん泣かせます
やはり、一番の盛り上がりは父娘の別れのシーンでしょうか。
くじに外れ、手動で核爆弾を爆発させなければならないAJを見送ると言いながら土壇場でAJを宇宙船へ戻し、自分が核爆弾を起動させる役割を代わるハリー。
『娘を幸せに。それがお前の仕事だ。』そう言いながら別れるハリーはまさに男の中の男。
そして娘のグレースとモニター越しに最後の会話をするハリー。
『結婚式に出たかった』
屈強な頑固親父のハリーが涙を浮かべながら語るその姿はこちらの涙も思わず誘います。
(なのになぜラジー賞ノミネートされるの??)
ちなみにグレースを演じたリヴ・タイラー、実の父親はエアロスミスのスティーブン・タイラーなのですが、実際はよりリアルな演技をさせるため、モニターにはスティーブン・タイラーの姿を写していたそうな。
エアロスミスは本作の主題歌も担当していますね。
個人的にはここにグッときた
前述のAJを宇宙船へ戻すシーン。そのときにハリーは宇宙服のワッペンをもぎ取り←すげー力だ。。
『これをトルーマンに』
と伝えます。
個人的にはこのシーンもグッと来るんですよね。。
宇宙飛行士に憧れながらも足の障害があり、NASAの技術部にしか行けなかったという過去を持つトルーマン。そのトルーマンの想いを汲んだこの行動には胸を動かされます。