「シックス・センス」のあらすじを結末までネタバレで紹介しているので、
まだ見てない人は閲覧注意です!
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「シックス・センス」のネタバレあらすじ
アメリカ・フィラデルフィア。小児精神科医マルコム・クロウはその功績が認められ市民栄誉賞を授けられ、妻のアンナとともに幸せの絶頂にあった。
しかし、その夜に侵入者が訪れる。その男の正体は10年前にマルコムの患者だったヴィンセント・グレイ。「救ってくれなかった」と叫ぶするヴィンセントはマルコムを銃撃。ヴィンセントはその直後に自殺してしまう。
それから一年がたち、今ではすっかり妻のアンナとの仲も冷え切ってしまったマルコムだったが、そんな中彼のもとに心を閉ざした少年、コール・シアーが訪れる。
コールはある「能力」のせいで学校でも孤立し、母親の理解も得られず、心を閉ざしてしまっていた。
コールにかつてのビンセントを重ねたマルコムは、彼を救うことで、ビンセントを救えなかった自分をも救えるかもしれないと考える。
マルコムはコールに受け入れてもらおうと、洗いざらい自分のことを語る。アンナのこと、ヴィンセントのこと、コールを助けると決意したことも―。
そんなマルコムに対してコールは心を開き、隠していた秘密を打ち明ける。
その秘密とは「死んだ人が見える」こと。コールは幽霊が見える少年だった。
いくつかの霊との遭遇を果たし後に、マルコムはコールの前に現れる霊には何らかの目的があるのではないかと考える。そして二人は、とある少女の霊と出会う。彼女の言葉を聞き、マルコムとコールは彼女の家に向かう。そこでは少女の葬儀が行われており、また彼女の妹も病に苦しめられていた。
そこにも少女の霊が現れ、ある箱を渡す。その中にはビデオテープが入っており、彼女の母親が少女を毒殺したことが示されていた。
少女の霊は妹にも同じ運命をたどらせないように、コールの前に現れていたのだった。
コールは少女からのメッセージによって、死者たちは自分たちの満たされぬ思いを癒して欲しいために自分の前へ姿を見せていたことに気づく。
このことをきっかけにコールを救えたマルコムのトラウマは無くなり、コールも自分の能力を冷静に受け止めることができるようになる。
マルコムからの助言もあり、自分の能力の意味を悟り、自分の能力のことを祖母とのエピソードとともに母に打ち明ける。
当初は半信半疑の目でコールを見ていた母親だったが、コールは亡くなった祖母とのエピソードを母に伝える。それは母親しか知らないことであり、母親の中にずっとしこりとして残っていた出来事でもあった。お互いを理解したコールと母親は泣きながら抱擁を交わす。
一方、未だ妻のことで悩んでいたマルコムは「妻が寝ているうちに話しかけろ」というコールのアドバイスによって、自宅で眠っていた妻にそっと話しかける。
そして妻の寝言を聞いたことで自分自身が既に死んで幽霊となっている事実に気づく。
全てを悟り、心の傷を癒されたマルコムは、苦しみから解き放たれ、天国へ向かう。
「シックス・センス」の映画情報
公開年
1999年
上映時間
107分
監督
M・ナイト・シャマラン
脚本
M・ナイト・シャマラン
製作
フランク・マーシャル
キャスリーン・ケネディ
バリー・メンデル
製作総指揮
サム・マーサー
出演者
ブルース・ウィリス
ハーレイ・ジョエル・オスメント
オリヴィア・ウィリアムズ