【ネタバレ レビュー】「素晴らしきかな、人生」は惜しい良作…!

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「素晴らしきかな、人生」のスタッフ・キャスト

監督
デヴィッド・フランケル

脚本
アラン・ローブ

製作
バード・ドロス
マイケル・シュガー
アラン・ローブ
アンソニー・ブレグマン
ケヴィン・フレイクス

出演者
ウィル・スミス
エドワード・ノートン
キーラ・ナイトレイ
マイケル・ペーニャ
ナオミ・ハリス
ジェイコブ・ラティモア
ケイト・ウィンスレット
ヘレン・ミレン

「素晴らしきかな、人生」のあらすじ

広告会社ダンワース社を経営するハワードは愛娘を亡くしたことで何に対しても無気力になっていた。かつては隆盛を究めた会社も今や大手との契約も切られる寸前。

そんな中、ハワードの友人でもあり、同社の取締役の一人、ホイットはハワードには内密で会社を買収させようと試みる。

ホイット自身も、自らの不倫が原因で妻とは離婚、娘にはそれが元で嫌われてしまっており、彼自身も決して良い状況とは言えなかった。

そんなある日、会社でエイミーという女性と知り合う。会社のオーディションに来ていた彼女はコピーを修正する。エイミーの後を追う彼女は劇団員であったが、資金の問題で劇の上映ができずにいた。

ホイットは彼らに協力を求め、なんとかハワードと話ができる方法を模索する。

感想・レビュー

確かなキャストが大集合!

キャストが豪華、加えて僕の好きな人たちばっかり(笑)

ウィル・スミス、エドワード・ノートン、ケイト・ウィンスレット、キーラ・ナイトレイ!

それぞれに確かな演技力の俳優さんばかりなので安心してみてられます。

ウィル・スミス主演作ではありますが、想像していたよりかなり地味な作品。

アクションシーンがあるような映画ではないですが、感情の激しいぶつかり合いもそうはない作品です。

かといってそこまでつまらないわけでもなく、じんわり爽やかな後味が残る映画だと思います。

終盤までダラーーーっと進んでいくので少し不安になりながら観ました。
正直その起伏のなさが長すぎて、中だるみしているのが惜しいですね。

見終わるとなんだかんだ良作だと思える作品なのですが。
ラスト15分でいろんな伏線が回収されていった日はよかったかな
(ストーリーが進んで安心したという意味でも)

全体的には良作なだけに惜しいですね。。

時間とは

『時間とは幻想だ!』と劇中のセリフにありましたが。。。それを鼻で笑うようにみなさん、順調に老けてらっしゃる。。

エドワード・ノートンは顎の辺りに時間の流れを感じさせましたし、ウィル・スミスは白髪が混じってきているし、キーラ・ナイトレイはナタリー・ポートマンとは似てなくなってきてるし、ケイト・ウィンスレットだとはしばらく気づかなかったし。。。

決して良いとか悪いとかの話ではないのですが、見ててやはり時間の流れを感じましたね~。

ウィル・スミス、バッド・ボーイズ3とか個人的には密かに期待してるんだけどさすがに無理があるかな??

ウィル・スミスは最近はこういうシリアスな役柄が増えてきているように思います。

ラストシーン

映画のラストシーン、それまでハワードを騙していた劇団員たち。彼らはそもそも『劇団員ではなくて、騙していた役そのものの『愛』『時間』『死』を司る存在だったのではないか?

と思わせるファンタジーな演出でした。

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