「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのあらすじを結末までネタバレで紹介しているので、まだ見てない人は閲覧注意です!
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「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」のネタバレあらすじ
18世紀、カリブ海の港町ポート・ロイヤルで
18世紀、カリブ海の港町ポート・ロイヤル。総督の幼い娘エリザベス・スワンは、海に少年が漂流しているのを見つける。エリザベスはみんなに知らせ、少年は救出される。子供の名前はウィル・ターナー。エリザベスは少年の胸に金のドクロのメダルがあるのをこっそり隠す。ドクロは当時は海賊の証。エリザベスは周囲に彼が海賊だと悟られないようにしようとしたのだった。
ジャック・スパロウ
そして時は流れ、8年後。青年となったウィルは、スワン総督の屋敷に剣の鍛冶屋として出入りしていた。エリザベスとウィルの2人は互いに恋心を抱いていたが、エリザベスは海軍のキャプテン・ノリントンと結婚することになってて、またウィルも身分の違いから自分の思いを伝えられずにいた。
エリザベスは結婚式のドレスに身を包むが、コルセットのキツさに結婚式の途中に気を失い、海へ落下してしまう。
それを助けたのはたまたまポート・ロイヤルを訪れ、海軍兵から尋問を受けていた自称ブラック・パール号の船長の海賊、ジャック・スパロウだった。
泳げなかった海軍兵をよそにエリザベスを助けに海に飛び込んだジャック。
そこで彼はエリザベスがドクロのメダルを持っているのに気づく。
エリザベスを助けたのはいいが、海賊の身分のジャックはエリザベスを引き渡せばそのまま直ぐに逮捕される。エリザベスを囮にし、まんまと逃げおおせるジャック。
町の鍛冶屋に身を隠したものの、そこに戻ってきたウィル・ターナーに見つかり、二人は刃を交えることに。
互角かと思われた戦いだったが、ジャックは剣を失い、仕方なくウィルに銃を突きつける。しかしジャックは銃の引き金を引きたがらない。『この弾はおまえに使うためではない』と言う。
紙一重でジャックが勝とうかと言うとき、目を覚ました鍛治屋の親父に頭を殴られ気絶。牢に入れられることになる。
ブラック・パール号の来襲
その夜、港に海賊船ブラック・パール号が現れ、ポートロイヤルはキャプテン・バルボッサ率いる海賊達に襲われてしまう。
バルボッサにエリザベスが連れ去られたことを知ったウィルは、ブラック・パールの船長だと言い張るジャックを訪ねに檻へ向かう。
ウィルはジャックに「ブラックパール号の行き先を知らないか」と尋ねる。
ジャックは「ブラックパール号はイスラ・デ・ムエルタ(死の島)に行く」とウィルに伝える。
ウィルは脱獄を手伝う代わりに、その場所に連れて行ってほしいと頼むが、ジャックは気が乗らない。
ジャックはウィルに名前を訪ねる。
ウィルの名前を聞いたジャックはそれまでの態度を変え、エリザベスを助けに向かう。
海軍をだまし、ノリントン号を手にいれた二人はイスラ・デ・ムエルタ(死の島)の入り江へむかう。
ウィルは船上でのジャックの話から、父親のビルが海賊でかつて自分の下で働いていたことを聞かされる。
父親が海賊だという話は幼い頃から父を役人だと教えられてきたウィルには到底承服しかねる事実だったが、なんとか呑み込む。
ジャックは途中でに寄り道し、トルトゥーガへ向かう。かつての船員のギブスをはじめとした船員の確保のためだった。
バルボッサとアステカの呪い
その頃エリザベスはバルボッサの船に囚われていた。脱走のチャンスを伺い、バルボッサの胸にナイフを突き立てるも、一滴の血も流れない。
なんとバルボッサはかつて盗んだアステカの金貨の鈍いにかかっており、決して死ぬこともなく、また夜になると骸骨の姿になってしまうのだった。その呪いを解くには金貨をすべて返すことと、盗んだものの血液が必要だった。
バルボッサとその手下は呪いのせいであらゆる感覚を失い、その呪いを解くカギ、金貨を盗んだ最後の一人、ビル・ターナーの血を引く者を探していたのだった。
ジャックの過去
イスラ・デ・ムエルタに向かう途中、ウィルはギブスからジャックの過去を聞き出す。
ジャックの言う通り、かつて彼はブラックパール号の船長だったが、部下の一等航海士のバルボッサに裏切られ、1つの銃弾が入った銃と共に孤島に置き去りにされた。
銃は、孤独と空腹に耐えかねて自殺するためのものだったが、ジャックは嘘かホントか海ガメでいかだを作り、島を脱出したのだった。
エリザベスの救出
一方バルボッサは「死の島」イスラ・デ・ムエルタにエリザベスをつれていく。しかし、エリザベスの血を金貨に垂らしても、バルボッサ達の呪いは解けない。その様子をジャックとウィルは岩影から伺う。何度もエリザベスを救出しに行こうとするウィルだが、ジャックに『まだその時ではない』と止められる。
自分達の呪いが解けないのは血の量が足りないからではないかと考えたバルボッサはエリザベスを殺そうと考える。
しかし、その時、ジャックの制止を聞かず、ウィルが止め入る。そして自分こそがビル・ターナーの血を引くものだと明かす。
ジャックらはバルボッサ率いるブラックパール号に追われ、激しい海戦の末インターセプター号は沈み全員捕まる。
そしてジャックとエリザベスは、無人島に2人で置き去りにされるが、エリザベスの機転で救出に来たノリントンに救われる。エリザベスはウィルを助けるため、ノリントンに「死の島」を攻撃するよう説得する。
不死身同士の戦い
島へ着くとジャックが洞穴にこっそり向かい、バルボッサに海軍が外で待ち伏せしていることを知らせる。
ジャックも白骨化する。隙をついてジャックもアステカの金貨を一枚かすめ取っていたのだ。
不死身の二人の決闘は永遠に続くかと思われたが、ジャックとがバルボッサの胸に縦断を打ち込んだ瞬間、ウィルは自身の血をアステカの金貨の上に流す。
それによって人間へ戻ったバルボッサは遂に絶命し、彼の部下たちも倒され、壊滅する。
エンディング
ポートロイヤル。再びジャックは囚われ処刑されようとしていた。それを間一髪でウィルが助ける。
悠々と海へ戻るジャックを見ながら、エリザベスの父、は『海賊もまた正義となる時がある』というのだった。
すべてを終え、ウィルはエリザベスと口づけを交わし、二人は結ばれる。
「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」のネタバレあらすじ
3年後、逮捕されるウィルとエリザベス
前作「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」から3年後が今作の舞台。
ウィルとエリザベスは結婚式を目前に控えていたが、大英帝国の法に背き、海賊ジャック・スパロウを逃がしたことを理由に逮捕されてしまう。
罪状は死刑だったが、ポートロイヤルで絶大な権限を手にしている東インド貿易会社のベケット卿は、ウィルに対してジャックの持つ「ほしいものの場所を示すコンパス」を手に入れられれば二人を釈放するという取引を持ち掛ける。
デイヴィ・ジョーンズとの契約
一方、そのころジャックの海賊稼業もさっぱりだった。部下の不満をよそにジャックは「鍵」をさがしていたのだ。
ジャックのもとに死んだはずのウィルの父親、「靴ひものビル(ビル・ターナー)」が現れる。彼は命を助けてもらう代わりにデイヴィ・ジョーンズのフライング・ダッチマン号で100年の労働に服していたのだった。
ビルは13年前、ジャックがデイヴィ・ジョーンズの力を借りてブラックパールを手に入れたことを語り、その見返りとして同じく100年の服役の起源が迫っていることを伝える。
ウィルはジャックを探しにトルトゥーガに向かい、そこでの聞き込みから、ある島にブラックパールが停泊しているのを見つける。
その島は原住民が支配している島であり、なんとジャックは島民からあがめられる神のような存在になっていた。
その部族では神は生きたまま火にくべ、食べることで神を肉体から解放するという習わしがあった。
ウィルと船員も捕らえられてしまうものの、ジャックとともに何とか脱出。ウィルはコンパスと引き換えに「鍵」を探してほしいとウィルに持ち掛ける。
デイヴィ・ジョーンズとは
その「鍵」はデイヴィ・ジョーンズの心臓の鍵だった。ジャックはデイヴィ・ジョーンズの心臓を手に入れ、デイヴィ・ジョーンズとの契約を無効にしようとしていたのだ。
預言者ティア・ダルマのもとを訪れたウィルとジャックは彼女からデイヴィ・ジョーンズのことを詳しく聞く。
デイヴィ・ジョーンズはかつて海の女神カリプソに恋をし、その愛の証として自らの心臓を箱に入れ、永遠の命を手に入れたのだが、それが実らなかったことを嘆き、カリプソから与えられた任務を拒否したことでタコのような姿に変えられてしまったのだという。
ティア・ダルマはジャックの手に表れていた、契約期限の近いことを知らせる刻印を消し、砂の入った瓶を手渡すのだった。
フライング・ダッチマン号
ウィルは単身デイヴィ・ジョーンズのフライング・ダッチマン号に潜入。偶然にもそこで父親のビル・ターナーと再会する。
ビルは早く逃げるように息子に警告するが、ウィルはなんとかデイヴィ・ジョーンズから鍵を盗み出すことに成功する。
一方スワン総督は何とかしてエリザベスをポートロイヤルから脱出させようとしていた。
しかしその計画はベケット見透かされており、スワン総督は逮捕されてしまう。エリザベスはベケット卿と取引し、コンパスを求めてジャックを追うことに。
ジャックと合流したエリザベスに、ジャックはデイヴィ・ジョーンズの心臓を手に入れたらコンパスを渡すと約束する。
そして二人はデイヴィ・ジョーンズの心臓が眠る島、「十字架島」へ向かう。
十字架島での争い
十字架島に到着したジャックとエリザベスだったが、そこにはウィルとデイヴィ・ジョーンズの一団も心臓を追ってやってくる。
鍵と心臓をめぐり三つ巴の争いが展開されるが、激しい争奪戦の結果、ブラックパールの乗組員として海賊に加わっていたかつての提督ノリントンが奪うことに成功する。そしてデイヴィ・ジョーンズは海のオオダコの怪物、クラーケンを召喚。ブラックパールを襲撃させる。
クラーケンの狙いはジャック一人であることを悟ったエリザベスはジャックをマストに括り付け、ジャックはブラックパールもろともクラーケンの飲み込まれてしまう。
そしてノリントンはデイヴィ・ジョーンズの心臓をベケット卿に献上。かつての地位を取り戻すための取引を開始する。
残された仲間たちはティア・ダルマのもとを再び訪れ、彼女からジャックを救う方法があることを知らされる。
そのためには7つの海を知り尽くした男が必要だといわれる。
彼らの前に姿を現したのは、3年前に死んだはずのバルボッサだった。
「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」のネタバレあらすじ
招集の歌
ポート・ロイヤルでは戒厳令が敷かれ、海賊のみならず、海賊にかかわったものすべてに絞首刑が宣告される。
その時、一人の少年が処刑台の上で歌を歌った。それはポート・ロイヤル処刑を待つ海賊たち全員に広まっていく。その歌は海賊長達による評議会開催を知らせる「招集の歌」であった。
デイヴィ・ジョーンズ・ロッカー
一方、死からよみがえったバルボッサとウィル、エリザベスは伝説の海賊長の一人、サオ・フェンに会いに行く。バルボッサはサオ・フェンに評議会開催を知らせ、海賊長の一人であるジャックを連れ戻すために「世界の果てへの地図」を借りたいと頼む。
サオ・フェンから「世界の果てへの地図」を譲り受けたウィルたちは、極寒の海で、船を失いながらも世界の果ての場所「デイヴィ・ジョーンズ・ロッカー(デイヴィ・ジョーンズの墓場)」に到着した。
そこにはジャック・スパロウの幻覚に囲まれて錯乱しているジャックがいた。
ウィルたちはティア・ダルマの助けでジャックと再会し、ジャックを連れて何とか元の世界に戻ることに成功する。
ウィルたちは水を得るために島に立ち寄るが、そこで見つけたのはによって殺されたクラーケンの死体であった。その直後、ウィルたちの前にサオ・フェンが現れる。
サオ・フェンは自らの安全のためにベケット卿と手を組み、ジャックたちを裏切ったのだった。ジャックはサオ・フェンに捕らえられ、ベケット卿に引き渡される。
しかしその時ベケット卿の命令によって追ってきたフライング・ダッチマン号の攻撃によりサオ・フェンが命を落とす。エリザベスはフェンの遺言に従い、海賊長を受け継ぐことになる。
一度はフライング・ダッチマン号に他の乗組員とともに囚われてしまうが、ノリントンが命と引き換えにベケットを裏切り、エリザベスらを逃亡させる。
海賊長達による評議会
海賊たちの拠点である難破船島では9人の海賊長達がベケット卿に対抗するための評議会を開いていたがバルボッサは「カリプソの解放」を、エリザベスは「ベケットとの決戦」をそれぞれ主張するなどまとまらない。
そんな中ジャックが「カリプソを解放して味方につけ、ベケットと決戦後に逃走」と意見をまとめるが、バルボッサは戦の開戦には「海賊王による宣言」が必要であるという。ジャックの父キャプテン・ティーグが「海賊の掟」に従い投票によって海賊王を決めることを提言する。
投票の結果、海賊王はエリザベスに決まり、カリプソを解放しベケット卿と開戦することを宣言する。
ジャックはベケットと取引しようとするも捕らえられ、牢屋に囚われてしまう。
バルボッサを中心にカリプソを解放するも、デイヴィ・ジョーンズが自身を裏切ったことを知ったカリプソは無数の蟹に姿を変え、海中に姿を消す。
ダッチマン号とブラックパール号の交戦
しかし、海はカリプソの怒りによって大渦と嵐が吹き荒れ、そんな中でダッチマン号とブラックパール号が激しい交戦を開始する。
戦闘のさなかでウィルがエリザベスに結婚を申し込み、二人はバルボッサの立会いの下で結婚する。
一方、ジャックはダッチマン号から脱獄、ジョーンズの心臓と鍵を持ち、デイヴィ・ジョーンズと交戦する。
ジャックは折れた剣をジョーンズの心臓にかざしてジョーンズを脅すが、逆にジョーンズはウィルの胸を突き刺す。ジャックは自らがジョーンズの心臓を刺すことで不死になることを狙っていたが、ウィルを救うためにウィルに剣を持たせ、ジョーンズの心臓を突き刺す。
ジョーンズは絶命し、ウィルはフライング・ダッチマン号とともに海の底へ沈んでいく。
大渦は治ったが、ベケットはエンデヴァー号でブラックパール号に襲い掛かる。海賊達を一気に壊滅に追い込もうとするが、その時海中からウィルを船長にしたフライング・ダッチマン号が現れる。ブラックパール号とフライング・ダッチマン号に挟まれたエンデヴァー号は粉々に粉砕される。
エンディング
10年に1度しか陸に上がれない宿命を負ったウィルは浜辺でエリザベスに自分の心臓の入った箱を渡し、フライング・ダッチマン号で海へと旅立つ。
一方でジャックはまたブラックパール号をバルボッサに奪われ、小さな小舟で「生命の泉」を探しに海に出る。
10年後
(エンドロール後)
10年後、海賊帽をかぶった少年がエリザベスとともに水平線を見つめていた。彼はウィルの息子のヘンリー・ターナー。
日没とともに水平線に緑の閃光が走ると、ウィルを乗せたフライング・ダッチマン号が現れる。
「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」のネタバレあらすじ
網に男の死体がかかる。身元を調べようとしたその時、死体だと思われていた男が目を覚ます。
ジャックスパロウ再び
ロンドン。ジャック・スパロウは裁判にかけられていた。
しかしら被告人席にいるのはギブス。
裁判長がジャックという八百長裁判であった。
ギブスは海賊から足を洗っていたがジャックが乗組員を募集するという噂を聞いてロンドンにやってきたのだった。
ジャックはそんな募集はしておらず、永遠の命を得るために『生命の泉』に向かうという。
連行される馬車のを買収し、無事にロンドンを脱出できるかと思われたその時、ジャックは英国軍に捕まってしまう。
国王ジョージ2世はジャックを使ってスペインに先を越されぬよう、『生命の泉』を探そうとしていたのだった。
公賊バルボッサ
そんなジャックの前に姿を表したのはなんと公賊となり、英国に仕える身となったバルボッサだった。
彼は片足とブラック・パールをなくしていた。
ジャックはその場から逃げようとし、いつものごとく英国軍から追われるハメに。
窮地を救ったのは父親のだった。
父親から生命の泉にいくには儀式のための道具が必要だと言われる。
それはポンセ・デ・レオンの船にある銀の聖杯2つ。
そして泉へいくなら試練を覚悟しろとのことであった。
偽ジャックの正体
ジャックはその場で乗組員を募集していた偽ジャックに遭遇。剣を交えることとなる。
偽ジャックの正体は元恋人のアンジェリカだった。
国王軍を交わしながらアンジェリカはジャックに生命の泉について話すが、気絶させられる
その頃ギブスはバルボッサと取引し、海軍に再入隊することになった。
目覚めたジャックは黒ひげの船に水夫として乗船させられていた。
黒ひげの船の一級航海士はアンジェリカだった。彼女は黒ひげの娘だったのだ。
全ての海賊の親玉として君臨する黒ひげだったが、予言によるとその命は残り2週間。
ジャックは黒ひげの船で反乱を起こす。
大海賊「黒ひげ」エドワード・ティーチ
船を乗っ取ったかと思ったその時、誰もその姿を観たことのない、黒ひげが姿を表す。
宣教師のフィリップとアンジェリカの嘆願も空しく、黒ひげは反乱者に処罰を下す。
ジャックは黒ひげとアンジェリカを生命の泉に連れてゆくことになる。
生命の泉では3つのものが必要になる。
それは泉の水と、聖杯と人魚の涙。
そして生け贄。
アンジェリカはバルボッサを生け贄にして父である黒ひげの寿命を伸ばそうとしていたのだった。人魚に襲われる。バルボッサの一隊も人魚に襲われてしまう。
ジャックはポンセ・デ・レオンの船を見つける。ジャックはポンセデレオンの船に乗り込むが、そこにはすでにバルボッサが忍び込んでいた。
二人は聖杯の入っている箱を開けるが、それにはただ石ころが入っているだけ。スペインに先を越された彼らは、スペイン人が宿泊しているであろう宿を目指す。
人魚の涙
一方の黒ひげは人魚のシレーナを拷問。シレーナの想い人であったフィリップを殺害してまで涙を出させようとするが、失敗に終わる。
ジャックとバルボッサはスペインから聖杯を狙うが、捕まってしまう。
その頃フィリップは目を覚ます。実は彼は死んではいなかった。その事実に人魚は喜びの涙を流すが、その直後黒ひげの一味に涙を回収される。
自分を陥れたのかと失意に落ち込むシレーナに、フィリップは騙してはいないと訴えるのだった。
バルボッサの目的
バルボッサの話の中でジャックはかれの本当の狙いは国王でも、生命の泉でもなく、ブラック・パールを奪った黒ひげへの復習だと知る。
ジャックは泉の入り口を見つける。
黒ひげたちを引き連れて泉の奥へ向かうと、天井に泉があるのをみつける。
そこへ吸い込まれるようにジャックは飲み込まれ、やっと『生命の泉』へたどり着く。
黒ひげたちもそこへたどり着くが、そこにはバルボッサたちもたどり着いていた。
剣を抜こうとしたアンジェリカも猛毒に冒されてしまう。
生命の泉で彼女を救おうとするジャックだが、聖杯が見つからない。
シレーナが聖杯を届ける。片方の聖杯は命を奪い、もう片方が命を救う。
ジャックは黒ひげに娘を救えと言うが、黒ひげは命を救う聖杯を飲み干してしまう。
しかし、それはジャックの策略だった。
ジャックはそうなることを見越してわざと逆に聖杯を伝えていたのだった。
「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」のネタバレあらすじ
ある夜、少年が自らに重りをつけ、海へと沈む。彼の名はヘンリー・ターナー。
かのウィル・ターナーの息子であった。
ヘンリーの目的は父をフライング・ダッチマンの呪いから解放することだったが、再会した父からは『海賊と関わるな』と言われてしまう。
ポセイドンの槍なら父さんを解放できるというヘンリーだったが、父のウィルは『そんなものただの噂だ』といい、ヘンリーを残し再び海の底へ沈んでいくのだった。
9年後。
青年へと成長したヘンリーは海軍の船モナーク号で働いていた。彼はモナーク号が魔の三角水域に入ろうとしていることを艦長に伝えようとするも、反逆とみなされ、牢に閉じ込められてしまう
魔の三角水域に入ったモナーク号を突然海賊のような亡霊が襲う。亡霊の正体は魔の三角地帯の呪いでとなったかつてのサラザールであった。
ヘンリーはサラザールに命を助けてもらうかわりにジャック・スパロウの行方を探すことに。サラザールはジャックのコンパスを求めていたのだった。
カリーナ・スミスは天文学者であったが、魔女との疑いをかけられて処刑間近だった。
その頃ジャックはといえば、新型金庫のなかに潜み、銀行強盗を画策していたが、あっさりバレ、またもや兵隊に追われるハメに。
カリーナも巻き込んでの逃亡劇が始まる。
なんとか船(とは言えないが。。)まで金庫を運び込んだジャックだったが、中身は空に。船員からの不満が噴出。
とうとうギブスにも見放され、ジャックはひとりぼっちに。
その頃ヘンリーはがそしてポセイドンの槍を探しているという噂を聞きつけたカリーナもに変装してヘンリーに近づく。
ジャックは一人で雨の中さまよっていたが、ふらっと入った酒場で酒のためにコンパスを手放してしまう。
サラザールはジャックがコンパスを手放したのを感じとり、サラザールは自由の身となる。
『海賊はつらいよ』といい、酒を飲もうとしていたジャックだが、運悪く海軍に捕まってしまう。ヘンリーはその様子を物陰から聞いていたのだった。
復活したサラザールは海賊たちを次々に血祭りにあげて行く。
その頃、囚われの身となっていたカリーナはスーパーブラッドムーンの夜に
同じく囚われの身となっていたジャックにヘンリーは会う。
ヘンリーはジャックにウィルを救うためにポセイドンの槍を探すように頼むが、ジャックはつれない。しかし、サラザールの名前を出すとジャックの目付きが変わる。サラザールが復活し、ジャックを狙っている
さて、ヘンリー・バルボッサは金持ちの海賊となり、贅の限りを尽くしていた。
しかし、彼の船にもサラザールの魔の手は迫っていた。バルボッサはシャンサに会い、宝の守り方を聞く。
サラザールの復活はジャックがコンパスを手放したのが原因だった。
コンパスは持ち主が一番ほしいものを示すが、一度裏切ると、持ち主にとって最大の恐怖を与えるのだった。
すでにすべての海賊の敵サラザールの復活の噂は海賊たちの耳に広く知れ渡っていた。
翌朝、ジャックとカリーナは処刑を迎えるが、すんでのところでヘンリーとそしてジャックのかつての部下たちが止めに入る。
ジャックは船員とヘンリー、カリーナとポセイドンの槍を探すことに。
一方バルボッサはサラザールに脅され、サラザールをジャックのもとに連れて行くことになった 。
サラザールはスペインの艦長で海の処刑人と呼ばれた男だったが、若き日のジャック・スパロウの罠にかかり、命を落としていたのだった。
サラザールが話終えたとき、水平線にジャックの船を見つける。
だが、亡霊であるサラザールたちは陸に上がることができない。
森へ逃げたカリーナを探すジャックとヘンリー。カリーナは罠に囚われていたが、その直後、ジャックとヘンリーも罠にかかってしまう。
罠を仕掛けていたのはケリー。金を返すかわりにケリーの妹と結婚させられそうになるが、直前でバルボッサが現れる。
バルボッサの狙いはジャックと同じ、ポセイドンの槍だった。
バルボッサは前作『生命の泉』で手に入れた黒ひげの剣でジャックのもっていたブラック・パールの瓶からブラック・パールを復活させる。
二人はサラザールより先にポセイドンの槍を見つけようとする。
バルボッサのコンパスの先にはカリーナが。
ジャックはカリーナとバルボッサが親子だと見破る。
それはバルボッサが一生娘には秘密にしたいことでもあった。
そんなジャックたちの前に再びサラザールが姿を表す。
戦いの最中、カリーナはようやくポセイドンの槍が眠る島を発見する。
昇る朝日に照らされて島の石たちは光り出す。カリーナは星座が地図となっていたのではなく、島の石の配置が星座と同じで、島の石こそが地図だったのだと理解する。
そんななかにひとつだけ光らない石があった。カリーナはそこに本の表紙にあった石を入れ込む。
すると海が割れ、海底にポセイドンの墓が現れるのだった。
ポセイドンの槍を見つけたスパロウたちだが、そこにヘンリーが立ちふさがる。
スパロウと剣を交えるヘンリーだが、彼の正体はサラザールがとりついたものであった。
サラザールによってポセイドンの槍を胸に突き立てられたジャックだったが、偶然胸に入れていたカリーナの日記によって助かる。そしてヘンリーがポセイドンの槍を壊すことによって、ウィルの呪い、そしてサラザールの呪いまでも解けるのだった。
槍が壊れたことで割れていた海はもとの姿に戻ろうとする。下ろされた錨を必死で登るジャックたち。その最中、カリーナはバルボッサが父親であることに気づく。
『あなたは私の・・・』言いかけたカリーナに、バルボッサは『宝だ』と返す。
しかし、錨の下にはサラザールが迫っていた。バルボッサは命と引き換えにサラザールを始末する。
無事、ブラック・パールにたどり着いたジャックたち。
ジャックは海を見つめ、『海賊はつらいな、ヘクター』と呼び掛けるのだった。
そしてヘンリーとカリーナは結ばれる。
そんな二人の前に現れたのはダッチマン号、そしてウィル・ターナーだった。
ウィルは息子、そしてエリザベスとの再開を果たす。
その様子をジャックは望遠鏡で見つめていた。バルボッサのペットの猿からコンパスも戻され、ジャック・スパロウは再びブラック・パールの船長として航海に向かうのだった。