「アリータ:バトル・エンジェル」のあらすじを結末までネタバレで紹介しているので、
まだ見てない人は閲覧注意です!
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「アリータ:バトル・エンジェル」のネタバレあらすじ
ザ・フォールと呼ばれる没落戦争後の世界。
一部の選ばれた人間はザレムとよばれる空中都市に暮らし、それ以外の人間は地上で暮らしていた。
ある時、医師としてアイアンシティでサイボーグ修理業を営むイドはスクラップの中から少女のサイボーグを見つける。
サイボーグを持ち帰ったイドはラボで修理し、目覚めた彼女に亡くした娘と同じ「アリータ」という名前をつける。
目覚めたときアリータは自身の記憶をなくしていたが、アイアンシティに暮らす少年、ヒューゴとの出会いによって、新しい人生を楽しみ始める。
アリータが興味をもったのはモーターボールというスポーツ。イドは反対するが、アリータはとともに街でモーターボールに興じる。
しかし彼女には自分自身が本当は何者なのかという疑問が常につきまとうのだった。
ある時、アリータはイドが左腕を負傷していることに気づく。奇しくも巷を賑わせている連続女性殺人事件の新たな犯行が行われた夜の翌日であり、アリータはその夜にイドがこっそり外出していたことに気づいていた。
アリータはイドへの疑いを深め、ある夜再び外出するイドを尾行する。
イドが武器を準備し、女性を襲おうとしているところに割って入るアリータ。
突然のことに驚くイドの周辺にサイボーグ達が集まってくる。
実はイドの正体は賞金首の犯罪者を狙うハンター戦士であった。
イドの襲おうとしていた女性や、集まってきたサイボーグもすべて犯罪者であり、イドは逆に窮地に陥ってしまう。
そんなイドをアリータは命を懸けて助けようとするが、その戦闘能力はスバ抜けており、一人でサイボーグをほとんど壊滅させてしまう。アリータはその戦いの最中に記憶の一部が蘇り、自分がかつて戦士であったことに気づく。
ハンター戦士になりたいというアリータだが、アリータを自分の娘のように思うイドは危険なことにアリータを巻き込みたくないと考え、アリータの考えを認めない。
あるとき、ヒューゴとその仲間に連れられて、没落戦争の遺物である司令船が沈んでいる場所へ向かう。
アリータはそこで自然にパスワードを解除し、300年間眠っていたバトルスーツを手に入れる。
アリータはそれを今のボディと入れ換えてほしいとイドに頼むが、イドはその新しいボディが『パーサーカー(狂戦士)』タイプのものであり、出力が高すぎることから危険と考え、アリータの申し出を断る。
アリータも頑なに自分のことは自分自身で決めて行動しようとする。
イドの態度に憤慨するアリータはイドに内緒でハンター戦士へ登録。
賞金稼ぎの集うバーへ立ち寄るが、そこで以前取り逃がしたサイボーグ、グリュシュカがグレードアップしてアリータに襲いかかる。
可愛がっていた犬をグリュシュカに殺され感情を爆発させるアリータ。
しかし、勝負の行方は引き分けに。アリータのボディも壊滅的なダメージを負う。
イドはそんなアリータを一人の人間として認め、彼女の意思を尊重するようになる。
一方でサイボーグのボスであり、サイボーグのパーツの闇ブローカーとしてアイアンシティを仕切っているベクターはアリータを本格的に狙い始め、罠をはる。
ベクターは街のハンター戦士に声をかけ、自らの支配下に置く。ハンターの一人、ザパンはヒューゴを利用することを思いつく。
ヒューゴはザレムへ行く方法としてベクターから1000万用意するように言われており、その金を準備するために裏家業として街のサイボーグを襲い、パーツを強奪する行為を行っていたのだった。
しかし、アリータと愛し合うようになっていたヒューゴはそんな自分を恥じるようになり、仲間に裏稼業を抜けると告げる。
そこにザパンが現れ、仲間を殺害。これをヒューゴのせいにし、殺人犯として指名手配する。かくして合法的にヒューゴを殺せるようになったザパンにヒューゴは命を狙われる。
一方でアリータはモーターボールの試合に参加していた。それは勝ち進めば賞金が得られるためであり、ヒューゴのためであった。
しかし、イドはモーターボールの試合に不吉な予感がしていた。
試合開始直前、モーターボールの選手がハンター戦士であることに気づくイド。
アリータに今夜のモーターボールの目的は試合ではなく、アリータを殺すことだと告げるも、アリータはその圧倒的な強さで他の選手を返り討ちにする。
戦いの最中、ヒューゴからのSOSを聞いたアリータは会場を飛び出し、ヒューゴの元へ向かう。
そこで知ったのはヒューゴの裏稼業と彼が殺人犯として指名手配されているという事実。
アリータにとってハンター戦士として指名手配犯を見逃すことは法規違反であった。
そんなヒューゴをザパンは隙をついてを刺し殺す。
アリータは首だけになったヒューゴを抱えて外へ出る。アリータは認識ロボットに賞金首を捕ったと認められるが、ザパンが近くで確認するとヒューゴの首はアリータの生命維持装置に繋がれており、脳はまだ生きている状態だった。
ヒューゴの首を奪おうとするザパンだが、その行為は賞金首を横取りしてはならないとするハンターの法規に触れるものだと解釈されてしまう。
アリータはザパンの顔を切断し、その場をあとにする。
イドの診療所。ヒューゴはサイボーグとなって甦る。
しかし、ヒューゴはイドからザレムへはいくら金を積んでも行くことができず、ただベクターの口車に騙されていたのだと伝える。ザレムへの道を諦めきれないヒューゴはアイアンシティからザレムへ物資を供給するパイプを登ってザレムへ行こうとする。
アリータは自分を殺そうとしていた元凶のベクターのところへ向かっていた。
ベクターは金を積めばザレムへは行けるといい、扉を開ける。そこには人間の臓器があった。
ザレムへは臓器として行くことができるというのが真相だったのだ。
そこへグリュシュカが急襲するもアリータはパワーを爆発させ一刀両断に。
ベクターとの会話の中で背後にノヴァの存在を知ったアリータはベクターを刺し殺し、地上におけるノヴァの「目」をつぶす。
ヒューゴを探していたアリータは、パイプを上っていく彼を見つける。
ザレムこそ自分の居場所だと言うヒューゴに、アリータは「私たちはお互いこそが本当の居場所」なのだと訴える。
しかし、その様子をザレムで見ていたはを作動させる。
襲いかかるをヒューゴは避けきれず、サイボーグの体はバラバラに。
アリータがすんでのところで掴んでいた腕もちぎれ、ヒューゴはアイアンシティに落下。2度目の死を迎えるのだった。
アリータはモーターボールの花形選手として活躍していた。
空を見上げ、ノヴァを倒さねばならないと誓うアリータ。
そんなアリータをノヴァもまたザレムから見下ろしているのだった。
「アリータ:バトル・エンジェル」の映画情報
2019年
上映時間
122分
監督
ロバート・ロドリゲス脚本
ジェームズ・キャメロン
レータ・カログリディス出演者
ローサ・サラザール
クリストフ・ヴァルツ
ジェニファー・コネリー
マハーシャラ・アリ
エド・スクライン
ジャッキー・アール・ヘイリー
キーアン・ジョンソン