【あらすじネタバレ】「殿、利息でござる!」

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「殿、利息でござる!」のあらすじを結末までネタバレで紹介しているので、
まだ見てない人は閲覧注意です!

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「殿、利息でござる!」の予告編

「殿、利息でござる!」のネタバレあらすじ

吉岡宿の惨状

仙台藩の吉岡宿は貧しい宿場町。彼らの生活をさらに厳しくしているのは宿場町間の物資の輸送を行う伝馬役とよばれる制度だった。通常は伝馬役の費用は藩が持つことになるが、吉岡宿はその費用を吉岡宿の町人が負担することになっており、町人たちの重い負担となっていた。

そのため、町人は破産し夜逃げするものが跡を絶たなかった。

村一番の知恵者、篤平治はそんな状況をなんとかしようとしていた。

仙台藩に1000両を貸し付ける

篤平治は町に戻ってきたのち、吉岡宿一の大店、浅野屋の浅野屋甚内に利息をつけて返す。
そのことから甚内の兄で穀田屋の当主、十三郎と飲んでいるときに篤平治は町を救う可能性のある途方もないアイデアを考え付く。

それは、財政が困窮している仙台藩に1000両を貸し付け、その利息を町人に毎年分配するというアイデアだった。

十三郎と篤平治はまず村一番の肝煎を説得しに行く。すんなりと提案は通り、その上の役職の上肝煎まで説得に成功。

噂好きの両替屋も十三郎たちの計画にきづく。もうけ話と勘違いし、1000貫の出資を申し出る。ここまでで彼らの集めたお金はとなり、計画の成功も見えてきたのであった。

噂の広がりと町民の不和

そんな彼らの計画は町民の間にも少しずつ広まっていき、雑穀屋も作戦に加担、話はいつの間にか宿場町じゅうに知れ渡ってしまっていた。

その結果、儲けはないということを知った両替屋は計画を降りる。

しかし、守銭奴と思われていた浅野屋甚内は500貫出資。『町の繁栄無くして家の繁栄なし』と話す甚内に、篤平治はそして甚内は追加で500貫の出資を約束する。

一方その事実をきかされた十三郎は動揺し、憤慨する。それは十三郎の幼少期にさかのぼる。

弟に比べ、不出来な自分だからこそ、養子に出されたと語る十三郎。出された養子先で守銭奴な父と弟に負けぬよう、一心に働いてきたが、ここに来て弟が自分の出資金の倍を出すことに耐えきれなかったのだ。

計画の実現に伴い、町民の間に不和が生まれて来ていることを見抜いた上肝煎は、銭を出した商人たちを集め、子々孫々にいたるまでの徹底的に慎み深い生活を求める。

そして十三郎たちは仙台藩に出資を申し出るが、藩の財政をつかさどる萱場杢の答えは『却下』。

本当の父の姿

そんな折り、浅野屋に泥棒が入る。その正体はかつて浅野屋からの借金を踏みたおし夜逃げしたした男だった。

実は男は夜逃げの際にから先代の浅野屋から借金の免除と男のこれからを案じて銭を渡されていたのだった。

男は泥棒していたわけではなく、借金の元金だけでも先代の浅野屋に返済しに来たのだ。

その話を外で聞いていた十三郎はそんな父の姿に戸惑う。

その後、十三郎が生まれてから父が亡くなるときまで町人に伝馬役の役目を免除させるため、コツコツお金を貯めていたことを知らされる。

本当の父の姿に涙する十三郎。

通った要求と条件

篤平治は上肝煎を再度説得し、なんとか萱場杢に対して要求が通る。しかし、萱場杢から条件が一つ。

貸付金は「集めた銭ではなく、金の小判で千両」

というもの。実は銭の鋳造によって寛永通宝の相場は下がり、金の小判で千両にはあと800貫文足りない事実が明らかになる。

目標の実現まであと一歩で極まった十三郎達に、浅野屋甚内は店をつぶしてまで500貫の出資を申し出る。それでも残り300貫たりない。それで言い争う町人たちに煮売り屋「しま屋」の女将、ときは「自分が出す!」と言いだし、それまでの街の人々から飲み食いのツケを回収する。
だがそれでも集まったのは100貫ほど。
残りの200貫は十三郎の息子の音右衛門が仙台に奉公に出て10年分の給料を前借りしてなんとか工面する。

吉岡宿の願い、届く。

萱場杢は十三郎達を呼び出し報奨金を与える。十三郎達はそのお金を浅野屋へ渡そうとするが浅野屋甚内は頑として受け取らない。

そんな時、浅野屋に仙台藩主の伊達重村が現れ、3つの酒名を与えて浅野屋を潰さぬよう命じた。

そして吉岡宿には毎年藩から利息が支払われることになり伝馬の負担は軽減された。
ようやく町民は貧乏から抜け出し、十三郎の穀田屋は今も宮城で営業を続けている。
そんな宮城の子供たちの声を聴き、満足そうな先代・浅野屋甚内のシーンで物語は終わる。




「殿、利息でござる!」の映画情報

公開年
2016年
監督
中村義洋
脚本
中村義洋
鈴木謙一
製作
池田史嗣
ナレーター
濱田岳
出演者
阿部サダヲ
瑛太
妻夫木聡
竹内結子
羽生結弦
松田龍平
草笛光子
山崎努

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