「マイ・レフトフット」のあらすじを結末までネタバレで紹介しているので、
まだ見てない人は閲覧注意です!
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「マイ・レフトフット」のネタバレあらすじ
クリスティ・ブラウン
クリスティ・ブラウンは生まれながらに脳性麻痺で、左足しか満足に動かすことができなかった。
しかし、母親や他の兄弟はそんなクリスティーを見捨てず、施設ではなく、家庭の中で育てられていた。
ある日、母はクリスティを2階のベッドに運んだあとに倒れて階段から転げおちてしまう。
クリスティは左足だけで階段を降りてドアを叩いて助けを呼ぶが、近所の住人からはクリスティのせいで母親が倒れたと誤解される。
クリスティの左足
このように近隣の住人からも冷たくあしらわれていたクリスティだが、家族は違っていた。ある日、他の兄弟たちが算数の問題を考えていると、そばにいたクリスティはチョークを左足で持ち、文字のようなものを書き始める。
それまで知能指数も低いと思われていたクリスティだが、その様子を見て、母親はクリスティには年相応の知能があることを確信するのだった。
後日クリスティはまたチョークでなにかを書き始める。
汗を振り絞り書き上げた文字は『MOTHER』その様子に兄弟は驚き、母は涙を流し、そしてそれまでクリスティに冷たい態度で接していた父親は『やはり俺の息子だ!』と態度を改め、クリスティを心から家族の一員として迎えるのだった。
クリスティの恋
17歳になったクリスティは恋をしたり、仲間と遊びに興じたりと障害はありながらも地域の一員をして明るい日々を過ごしていた。
そんなときに父が親方を殴って失業、一家は貧しい暮らしを余儀なくされる。
そんななか、姉が結婚することに。その上妊娠も父に伝わる。
父は激昂し、家を飛び出す。そのあと姉も家を出ていく。
19歳になったクリスティ。母親は医者のコールをクリスティに紹介する。
診療所に出掛けるクリスティだが、診療所は子供たちばかりで行きたくないという。
そうしてクリスティは家でリハビリをすることにする。
そんなある日、クリスティは誰とも口を聞かずに閉じこもってしまう。
クリスティに個展を開かないかという話が持ちかけられる。
個展は成功、浮かれて上機嫌のクリスティは高級レストランでコールに思いを伝えるが、画商のピーターと婚約していると伝えられる。
失意に陥ったクリスティは自殺を考えるほど塞ぎこむが、母の励ましによって元気を取り戻す。
マイ・レフトフット
母はクリスティのためにレンガで彼だけの部屋を作ろうとする。
やがて父をはじめとして兄弟が協力、部屋が出来上がるが、その直後父が急死。
クリスティは自伝(『マイ・レフトフット』)の執筆に取りかかる。
やがて自伝の印税、800ポンドが手に入り、母親に渡そうとするも母親は受け取りを拒否する。
コールとも関係を修復したクリスティは、チャリティ・オークションに出席、
クリスティは看護師のメアリーをデートに誘うがうまくいかない。
そしてそのオークションでのスピーチでは障害者ゆえのクリスティの苦悩が語られる。
そしてスピーチを終えたクリスティの目の前にはメアリーの姿が。
メアリーはクリスティからの誘いを受けることにしたのだった。
その後、二人は結婚したというモノローグとともに映画は終わりを迎える。
「マイ・レフトフット」の映画情報
1989年上映時間
103分監督
ジム・シェリダン脚本
ジム・シェリダン
シェーン・コノートン
製作
ノエル・ピアソン
製作総指揮
スティーヴ・モリソン
ポール・ヘラー
出演者
ダニエル・デイ=ルイス
ヒュー・オコナー
ブレンダ・フリッカー
レイ・マカナリー
フィオナ・ショウ
シリル・キューザック