【ネタバレレビュー】「テッド2」に学ぶ、期待ハズレとは何か?

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「テッド2」のスタッフ・キャスト

監督
セス・マクファーレン

脚本
セス・マクファーレン
アレック・サルキン
ウェルズリー・ワイルド

製作
ジェイソン・クラーク
ジョン・ジェイコブス
セス・マクファーレン
スコット・ステューバー

製作総指揮
アレック・サルキンウェルズリー・ワイルド
ナレーター パトリック・スチュワート

出演者
マーク・ウォールバーグ
セス・マクファーレン
アマンダ・セイフライド
ジョヴァンニ・リビシ
ジョン・スラッテリー
ジェシカ・バース
モーガン・フリーマン

「テッド2」のあらすじ

感想・レビュー

前作「テッド」は僕が今年観た中でも五本の指に入る面白さでしたが、続編となる「テッド2」は前作の良さの半分をぶち壊すかのような設定でしたねー。

前作のラストではジョンとローリーとテッドとの3人で幸せな生活が完成したのに、今作でローリーは一切出てこない!

これはダメでしょう。。

ローリーはテッドに再度命を吹き込んだ存在でもあるのだから、作品の世界観に欠かせない存在でもあるはずです。

『予想は裏切れ、期待は裏切るな』という有名な言葉がありますが、やはり一度完成された世界観を壊すことは期待を裏切ることに繋がってしまうのではないでしょうか?

制作事情として、当初はローリー役のミラ・クニスも参加予定で、加えて当初の脚本は公開時の脚本とはまるっきり違うものだったが同時期の映画「なんちゃって家族 」と酷似していたため、現状のものに変更されたという経緯があるようです。

それでもやっぱりどっか納得いかない。。

アマンダ・セイフライドが可愛すぎる!

超個人的な話ですが、弁護士のサマンサ役のアマンダ・セイフライドが大好きなんですよ。凄くタイプ(笑)。

新米ながら、テッドを救うために仕事熱心で、時に悪友のようにジョンやテッドと付き合う、その純粋さがとても可愛いです!

やっぱり一生懸命、そして楽しそうに生きてる人は魅力的ですよね。

テッド2の魅力

どんな映画にもいいところは必ずあるということで、この映画の魅力は前作と比較して様々な表情のシーンが増えましたね。

前作にもあった男女のすれ違いはもちろん、法廷でのシリアスなシーン、ジュラシック・パークのオマージュ満載のマリファナ畑を見つける感動(?)シーン←音楽はおろか、台詞まで寄せていたのには笑わせてもらいました!コミコン会場でのファイトシーン、新しい家族を迎えてまた物語が進んでいく予感のラストなど。。

前作のテッドは僕は「トイ・ストーリー 」みたいに思っています。

そう考えると今作は「キック・アス/ジャスティス・フォーエバー」のようだと思います。

様々なシーンや登場人物は増えて映画自体はよりカラフルになって、それは魅力的なのだけれど、前作の色も新しい色の中に埋まってしまっている、、みたいな。

例えば前述のキック・アスならオタクで弱いデイヴが勇気をもって悪に立ち向かうことと、小学生の可愛い女の子が18禁ワードを連発する「ヒットガール」のギャップにあったと思いますが、それらは続編では消えてしまった要素でもありました。

繰り返しますが、やはり一度完成された世界観を壊すことは期待を裏切ることに繋がってしまうのではないでしょうか?

オリジナリティにあふれ、レベルの高いコメディ映画でもある分、少しもったいないなと感じてしまった作品でした。

決してつまらない作品ではないんだけどね!
個人的に1作目に相当ハマったので(笑)

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