【レビュー】「グランド・イリュージョン」このどんでん返しはクセになる!

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「グランド・イリュージョン」のスタッフ・キャスト

監督
ルイ・ルテリエ

脚本
エド・ソロモン
ボアズ・イェーキン
エドワード・リコート

原案
ボアズ・イェーキン
エドワード・リコート

出演者
ジェシー・アイゼンバーグ
マーク・ラファロ
ウディ・ハレルソン
メラニー・ロラン
アイラ・フィッシャー
デイヴ・フランコ
マイケル・ケイン
モーガン・フリーマン

感想・レビュー

グランド・イリュージョンシリーズ一作目

鮮やかなマジックと種明かしが痛快なグランド・イリュージョンシリーズの第一作目です。

今回はホースメンの成り立ちから物語がスタート。

凄腕のマジシャン四人が正体のわからない『誰か』に一ヶ所に集められたことからホースメンは結成されたんですね。

犯罪ギリギリのことを次々に実行しながらも、彼ら自身、その行動の意味をわからずに、『誰か』からの指示で動いています。

その事が映画全体を通しての全ての謎のカギになっているんですね。

メラニー・ロランが美人すぎる

そんなストーリーをそっちのけにしてしまうくらい本作に華を添えている(というかひときわ輝いている)のがメラニー・ロラン。

イングロリアス・バスターズでのショシャナ役で鮮烈な印象を残した彼女、本作では警察官を演じていますが、役者さんとしても成熟したように感じますね。

。。。

マジでくっそ美人やな。。(ため息)

マジックという題材

マジックという題材を用いた映画は居間までもありました。

例えばクリスチャン・ベールの『プレステージ』などはそうですね。

しかし、それらの作品はあくまで『マジック』を題材として扱っていたのにたいし、今作はマジックそのもの『トリック』と『ネタばらし』がストーリーそのものに関わってきます。

いわばトリックによって物語が進んでいくんですね。上手く言えないのですが、この映画そのものが一つのマジックのような作品なのです。

そこが他の作品と比べて新鮮だったと思います。

まるで東野圭吾の小説(『秘密』あたり)を読んでいるかのような、そんな感覚です。

ホースメンの役回り

次作の『見破られたトリック』 では警察のディランも味方につけ、善人側での登場でしたが、今回のホースメンは警察に終われ、大富豪に追われ、悪役のような役回りですね。

もちろん最後には観るものを納得させるどんでん返しが待ち受けています。

その痛快さはやはりこのシリーズ特有のもの。

テーマは決して重くないので、爽快さを味わいたい人にはお勧めです。




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