今回は『天気の子』の名言・名セリフを紹介します!
『天気の子』とは
『天気の子』は2019年に公開された新海誠監督のアニメーション映画です。
あらすじ
主人公は田舎から東京へ家出してきた高校一年生の帆高。田舎での生き苦しい暮らしから逃げ出すために東京に出てきたものの、生活は困窮。帆高は東京へ向かう船の中で出会ったライターの須賀圭介の元に身を寄せ、ライター兼雑用として住み込みで働くことになる。
そんな中、帆高は陽菜と知り合う。彼女は天気を自在に操れる能力を持っていた。弟の凪と二人暮らしの陽菜は帆高とともに天気を晴れにするビジネスを始めることになる。
声の出演
森嶋帆高…醍醐虎汰朗
天野陽菜…森七菜
天野凪…吉柳咲良
須賀圭介… 小栗旬
夏美…本田翼
立花冨美…倍賞千恵子
『天気の子』名言・名セリフまとめ
「おそらくあれが僕の16年の人生で一番美味しい夕食だったと思う。」
帆高が東京で行き詰まっていたときに、マックで働いていた陽菜から、好意でビッグマックをもらったときのセリフ。
誰も知り合いのいない東京ではじめて人の優しさに触れた帆高の気持ちがこの言葉に表れています。
「天気って不思議だ
ただの空模様に
こんなにも気持ちを動かされてしまう」
雨の続く東京を陽菜は晴れにします。
晴れた東京の景色を見ながら、帆高は天気が自分の心を動かしていることに気づくのです。
「私、好きだな。この仕事。晴れ女の仕事。私ね、自分の役割みたいなものが、やっとわかった」
母を亡くし、幼い弟と二人で暮らしていた陽菜。生きていく術を模索するなかで、帆高と晴れ女のビジネスを始めます。陽菜はその中で自分の能力が人を喜ばせられるものだと気づいていきます。
「ねえ、もうすぐ晴れるよ」
陽菜が帆高に初めて晴れ女の能力を見せるときのセリフです。
「あなた今、泣いてますよ」
「そこまでして会いたい子がいるってのは、私なんかにゃ、なんだか羨ましい気もしますな。」
刑事のセリフ。帆高の純粋さは幼いようでもあり、反面大人には眩しく映る部分もあるのでしょう。
警察署を脱走し、多くの人を振り切って帆高は陽菜を救うために奔走します。
「天気なんて狂ったままでいいんだ」
これも帆高にとって陽菜がどれだけ大切かを端的に表すようなセリフですね。
天気を司る存在の陽菜はその能力ゆえに人柱となり、存在が消えかかっていましたが、帆高は例え天気が狂ったままでも陽菜を取り戻すことを最優先に考えます。
「神様、お願いです。これ以上僕たちに何も足さず、僕たちから何も引かないでください」
某ウイスキーのキャッチコピーみたいですが、ただひたすらに陽菜を救いたい帆高には、大人や社会はただ邪魔なだけでした。陽菜のためだけに純粋に行動する帆高の気持ちがこのセリフで表現されています。