心に沁みる映画もあれば、どこか引っ掛かりや笑いを残す映画、疑問を残す映画、ツッコミどころのある映画もあるわけで。。
今回は映画の名言ならぬ迷言特集!わりと有名なのを選んでます。
迷言01.『メン・イン・ブラック』
「ニューヨーク市警(NYPD)!分かるか!NYPDってのは、(N)逃げる、(Y)野郎は、(P)パンチで、(D)どつく、って意味だ!」
映画の冒頭で犯人(実は宇宙人 )を追いかけるウィル・スミスのセリフ。
バラエティーで見せるキャラクター同様、かなり陽気な役柄をウィル・スミスが演じている「メン・イン・ブラック」。
セリフの面白さ、巧妙さもそうですが、日本語訳も洒落が上手くかかっていますね。
迷言02.『ブレードランナー』
「二つで十分ですよ!」
名作SF映画のブレードランナー。
これも映画の冒頭でハリソン・フォードの注文に対して日本人の屋台の親父さんが言うセリフ。(というわけで劇中のこのセリフも日本語です。)
長年、二つで十分なのか映画マニアたちの議論を呼んだ有名なシーンです。
迷言03.『コマンドー』
「容疑者は男性、190cm、髪は茶、筋肉モリモリマッチョマンの変態だ」
説明いる??と思うほど有名なこちらのセリフ。
このセリフに関わらず『コマンドー』は迷言の宝庫ですよね。
ちなみに当初は「筋肉隆々の大男 」という訳だったそうですが、いつからかこんな個性的な翻訳にやりました。
迷言04.『フルメタル・ジャケット』
「貴様らは厳しい俺を嫌う
だが憎めば、それだけ学ぶ
俺は厳しいが公平だ
人種差別は許さん
黒豚、ユダ豚、イタ豚を、俺は見下さん
すべて平等に価値がない!
俺の使命は役立たずを刈り取ることだ 愛する海兵隊の害虫を!
分かったか、ウジ虫ども! 」
はい、リーメイさんの有名なセリフ。このハートマン軍曹を演じるですが、実際に軍歴と従軍の経歴がある俳優さんです。
この『フルメタル・ジャケット』には当初アドバイザーとしての参加だったですが、その罵詈雑言のあまりの迫力にハートマン軍曹の役が与えられたという逸話があります。
また、今作の日本語訳ですが、当初の訳は大人しく訳してしまい、キューブリックからのOKが出なかったため、翻訳者を変え、現在の訳に落ち着いたそう。
しかし、スゴい訳ですね。。。
ちなみに余談ですが、実際の新兵訓練では上官から新人への罵詈雑言も、ましてや体に触れることも禁止されているそうです。