『ライオン・キング』
『過去に傷つくこともある。しかし過去が前に進む原動力になり、過去から学ぶこともできる!』
呪術師のヒヒ、ラヒィキの言葉です。
プンバらとの生活を享受し、過去に向き合うことを迷っていたシンバの背中を押した台詞。
決して登場数は多くないキャラですが、ここぞというときにはきちんと道を指し示してあげる、そんな存在ですね。
『ロッキー・ザ・ファイナル』
『世の中はいつもバラ色じゃない。それなりに厳しく辛い事も待っている。気を抜いていたらどん底まで落ち込んで二度と這い上がれなくなる。それが人生だ。人生はどんなパンチよりも重くお前を打ちのめす。だが、どんなにきついパンチだろうと、どれだけこっぴどくぶちのめされようと休まず前に進み続けろ。ひたすら苦痛に耐え前に進むんだ。』
ロッキーが息子のロバートに言った言葉。頂点とどん底を味わった男だけに説得力があります。パンチ同様、ロッキーのこの言葉もとても重いですが、前に進む勇気も与えてくれる、そんな名台詞です。
『フォレスト・ガンプ』
『人生はチョコレートの箱、開けてみるまで中身は分からない』
超有名な台詞ですね。「開けてみるでわからない」だけだと、人生が本当に予測不可能なものに思えますが、「人生はチョコレートの箱」と言うことで、どこか人生が希望のある、いいものだ、という感覚になれます。
チョコレートなのです。
『フィフティ・フィフティ』
「オマエは死なない。フィフティ・フィフティだ。 カジノならバカ勝ちだぞ」
『ランボー』
『俺が、そして、ここへ来て、全てを国に捧げた奴等が望んだのは、俺たちが国を愛したように、国も俺たちを愛してほしい、それが俺たちの望む事だ』
ベトナム戦争の反戦運動の裏の兵士たちの言葉を代弁した台詞ですね。
戦争反対だとか平和を唱えるのは本当はすごく楽で、そのうらで命を懸けて戦ってる人がいる、その人たちのことを忘れたり、ないがしろにしてはならない、という名台詞です。
「ザ・ロック」でもエド・ハリスが同じような想いでいましたね。
『ショーシャンクの空に』
『希望はいいものだよ。たぶん最高のものだ。そして、いいものは決して滅びない。』
『ホリデイ』
アーサー『映画には主演女優とその一番の友が出演する。君は主演女優であるはずなのに、なぜか親友を演じている。』
アイリス『そうね。自分の人生なんだから、主演女優のはずね。』
人生の主役、それはいつだって他ならぬ自分自身なのだと改めて気づかされます。
すこし、肩の力を抜いて、心のままに生きてみてもいいんじゃない?
そんな気持ちにさせてくれます。
『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
『遅すぎることは何もない。
望みはきっと叶う。
いつ始めてもいいんだ。
変わるのも、変わらないのも自由だ。
最高でも最悪でも
もちろん最高のほうがいいが
驚きを目にし感じたことのないことを感じて
さまざまな価値観に触れてほしい。
誇りをもって生きろ。
道を見失ったら自分の力でやり直せばいい。』
ベンジャミンが娘のキャロラインに贈った言葉。
老人の姿で生まれ、成長するにしたがって若返っていくベンジャミン。そんな、他の人とは圧倒的に違う人生を歩むベンジャミンだからこその生きるためのアドバイス。
『幸せのちから』
「お前にはできない」。なんて絶対、誰にも言わせるな。父である俺にさえだ。いいな?お前に夢があるなら、それを守りぬくんだ。人は自分が何かをできないと、他人にもできないと言いたがる。何かが欲しければ、それをつかみ取れ。それだけだ。
これは胸に迫りますね。例えば今の時期は受験直前。
志望校に受かる!っていうのも立派な夢だと思います。
目の前の目標を掴み取るための後押しになるような、そんなパワーをもらえるセリフですね。
誰にもできないことは誰にもないと思えるこのセリフ、全ての頑張っている人に是非見てほしいセリフです。
『君に読む物語』
『あなたの人生は誰のものでもなくあなたのもの。
たとえあなたが愛する人を傷つけることになったとしても、あなたが正しいと思うことをして』
自分が人生の主役であるはずなのに、いつも間にか他のものに自分の時間を消費していませんか?
亡くなる人の後悔の多くは『もっと自分に素直に生きればよかった』というものらしいです。
自分らしい人生を送るための背中を押してくれる名言だと思います。
『サンドイッチの年』
「人生は食パンのような普通の年が多いが、ハムや辛子の年もある。 辛子も一緒に噛み締めなきゃならん。」
山もあれば谷もある。酸いも甘いも一緒に飲み込まなければならない。イイことがあっても、辛いことがあっても、「それが人生なんだ」と一息つきたくなるような、そんな名言です。
『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』
「スプートニクに乗って、宇宙に飛ばされたライカ犬のことを思えば、 僕の不幸なんてちっぽけなモノだ。」
このセリフ、個人的にはすごく名言だし、かつ具体的なのがいいなぁと思います。
すこし説明すると、スプートニクというのはソ連の人工衛星スプートニク2号のこと。生物を宇宙へと連れ出すことを目的として打ち上げられたこの衛星には犬が搭乗させられていましたが、当初より地球への帰還は考慮されていなかったという悲しい逸話があります。
それと比べれば私たちの抱える悩みのなんと小さいことか!
『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』
「僕たちはみんな時間旅行をしている。人生の一日一日を。僕たちの出来る最善の事はこの素敵な旅を楽しむだけだ」
いくつかの映画にあるように、不確定な未来に右往左往するより、今、今できることをするだけ、結局それしかできないのではないか?となだめるような、問いかけるような、諭すような、そんな名言ですね。