今回はSF映画の名作『ターミネーター』シリーズから名言・名セリフをご紹介します!
『ターミネーター』(1984)の名言・名セリフ
『ターミネーター』は1984年公開のSFアクション映画。アーノルド・シュワルツェネッガー、ジェームス・キャメロンの出世作です。未来から来た殺人ロボットと、それに狙われた女性、彼女を守るために同じく未来から来た戦士が現代で闘うというストーリーです。
「死にたくなければついてこい」
突然のターミネーターからの銃撃に戸惑うサラにカイルがかけた言葉。このセリフもシリーズの定番のセリフとなり、後の作品でも『ターミネーター2』『ターミネーター3』ではジョン・コナー、『ターミネーター4』では若き日のカイル・リース、『ターミネーター2』ではサラ・コナーがこのセリフを口にしています。
「I’ll be back(また戻って来る)」
「嵐が来る」
「わかってるわ」
ラストシーンでのこのセリフ、『嵐が来る』と伝えられたサラの返答『わかってるわ』は、更なる波乱を予想させる、続編を意識したセリフとも言われています。
ただ、『ターミネーター』シリーズ自体はジェームス・キャメロンがその権利を当時の妻のゲイル・アン・ハードに売ってしまったおかげで、一作ごとに製作会社が変わり、このあとの『ターミネーター2』まで7年もの月日が空くことになってしまいました。
『ターミネーター2』(1991)の名言・名セリフ
『ターミネーター2』は前作から7年の期間を空けて公開された2作目。
「続編は失敗する」のジンクスを打ち破る名作です。
『ターミネーター』ももちろん面白い映画なのですが、『ターミネーター2』では機械が人間の命の尊厳を学べるのか?ということが根底のテーマとして提示されます。
『ターミネーター』シリーズ史上最高の興行収入を上げた今作。
シュワルツェネッガーもシナリオを読んだときに「期待以上のものだった」と感想を漏らしています。
「運命ではない」
サラが机にナイフで彫ったメッセージ。
カイルと出会ってから、サラは一貫して運命は自分達の手で変えられると信じています。そしてそれは『ターミネーター』シリーズのメッセージでもあります。
「地獄で会おうぜベイビー」
ジョンがターミネーターに教えた決めセリフ。『ターミネーター2』を象徴する名セリフとなりました。
「人がなぜ泣くのかわかった」
『ターミネーター2』のテーマは「機械が人間の尊厳を学べるのか」。
自らの死を悲しみ、涙を流すジョン・コナーの姿に、ターミネーターは初めて人間の感情と尊厳を理解します。
「未来へ続く道は、まだ闇に包まれています。わずかに希望の光が見えてきました。機械が、ターミネーターが、命の大切さを、学べるのなら、私たちにできないはずがありません。」
『ターミネーター3』(2003)の名言・名セリフ
シリーズ最長の12年ものブランクを経て公開された『ターミネーター3』。
キャメロンが離脱した作品ということもあり、シリーズのファンからは酷評されることの多い本作。もちろん『ターミネーター2』の完成度や、様々な設定ミスを考えると致し方ない部分はあるのかなと思います。
(キャメロン自身『ターミネーター3』に関しては「スープに小便をかけられた気分だ」と痛烈に批判しています)
今作は初の女性型ターミネーターの投入、対ターミネーター用のターミネーターという概念、そしてスカイネットを分散型のネットワークシステムとして設定したところは画期的な部分かと思います。