映画の名言・名セリフシリーズをまとめてお届け!
人生だったり、いろんな悩みに手を差し伸べたり、ヒントを与えられるような、そんな名言・名セリフを100連発で紹介しちゃいます!
※追記 100を超える数になったので、+αとして随時追加していくことにしました。
映画の名言01. ライオン・キング
『過去に傷つくこともある。しかし過去が前に進む原動力になり、過去から学ぶこともできる!』
呪術師のヒヒ、ラヒィキの言葉です。
プンバらとの生活を享受し、過去に向き合うことを迷っていたシンバの背中を押した台詞。
決して登場数は多くないキャラですが、ここぞというときにはきちんと道を指し示してあげる、そんな存在ですね。
映画の名言02. ロッキー・ザ・ファイナル
『世の中はいつもバラ色じゃない。それなりに厳しく辛い事も待っている。気を抜いていたらどん底まで落ち込んで二度と這い上がれなくなる。それが人生だ。人生はどんなパンチよりも重くお前を打ちのめす。だが、どんなにきついパンチだろうと、どれだけこっぴどくぶちのめされようと休まず前に進み続けろ。ひたすら苦痛に耐え前に進むんだ。』
ロッキーが息子のロバートに言った言葉。頂点とどん底を味わった男だけに説得力があります。パンチ同様、ロッキーのこの言葉もとても重いですが、前に進む勇気も与えてくれる、そんな名台詞です。
映画の名言03. フォレスト・ガンプ
『人生はチョコレートの箱、開けてみるまで中身は分からない』
超有名な台詞ですね。「開けてみるでわからない」だけだと、人生が本当に予測不可能なものに思えますが、「人生はチョコレートの箱」と言うことで、どこか人生が希望のある、いいものだ、という感覚になれます。
チョコレートなのです。
映画の名言04. フィフティ・フィフティ
『オマエは死なない。フィフティ・フィフティだ。 カジノならバカ勝ちだぞ』
映画の名言05. ランボー
『俺が、そして、ここへ来て、全てを国に捧げた奴等が望んだのは、俺たちが国を愛したように、国も俺たちを愛してほしい、それが俺たちの望む事だ』
ベトナム戦争の反戦運動の裏の兵士たちの言葉を代弁した台詞ですね。
戦争反対だとか平和を唱えるのは本当はすごく楽で、そのうらで命を懸けて戦ってる人がいる、その人たちのことを忘れたり、ないがしろにしてはならない、という名台詞です。
映画の名言06. ショーシャンクの空に
『希望はいいものだよ。たぶん最高のものだ。そして、いいものは決して滅びない。』
無実の罪で投獄され、刑務所での虐待など、絶望の極みを味わった主人公の言うセリフだからこそ、説得力がありますね。
映画の名言07. ホリデイ
アーサー『映画には主演女優とその一番の友が出演する。君は主演女優であるはずなのに、なぜか親友を演じている。』
アイリス『そうね。自分の人生なんだから、主演女優のはずね。』
人生の主役、それはいつだって他ならぬ自分自身なのだと改めて気づかされます。
すこし、肩の力を抜いて、心のままに生きてみてもいいんじゃない?
そんな気持ちにさせてくれます。
映画の名言08. ベンジャミン・バトン 数奇な人生
『遅すぎることは何もない。
望みはきっと叶う。いつ始めてもいいんだ。
変わるのも、変わらないのも自由だ。
最高でも最悪でも。もちろん最高のほうがいいが。
驚きを目にし感じたことのないことを感じてさまざまな価値観に触れてほしい。
誇りをもって生きろ。
道を見失ったら自分の力でやり直せばいい』
ベンジャミンが娘のキャロラインに贈った言葉。
老人の姿で生まれ、成長するにしたがって若返っていくベンジャミン。そんな、他の人とは圧倒的に違う人生を歩むベンジャミンだからこその生きるためのアドバイス。
映画の名言09. マトリックス
『道を知っていることと実際に歩くことは違う』
夢を追うということは誰もがあなたの目標ややりたいことを理解し応援してくれるわけではありません。
その夢が大きければ大きいほど、そんな人たちも多くなるでしょう。そして彼らはわかったような風をして『なぜその夢が叶わないのか』を延々話すことでしょう。
ですが、そんな声を気にしすぎるのはどうでしょうか?
『道を知っていることと、実際に歩くことは違う』のですから。
あなたの歩む道は、まだ誰も経験していない、あなただけの道なのです。
※でも忠告に耳を貸すくらいの冷静さは持っててもいいかも。
映画の名言10. リトル・ミス・サンシャイン
『負け犬っていうのは、負けるのが怖くて挑戦しないやつらのことだ』
これも同じような感じですね。なんの挑戦もしていない人に笑われても、全く気にする必要はありません。
悩んだり、戸惑ったり、不安に思うのは挑戦してるからこそです。
本当の負け犬はあなたではないのです。
あなたを笑う人たちこそが本当の負け犬なのです。
気にすることはありません。
映画の名言11. スター・ウォーズ/帝国の逆襲
『やってみる、ではない。やるか、やらないかだ。』
どんな言葉よりも実際に行動するかどうかが大事というセリフです、
スターウォーズに限らず、この事はさまざまな映画で言い表されていますね。
映画の名言12. セッション
『僕は破滅して早死にしたとしても世に名前を残せればいい。健康な金持ちの90歳として世間に忘れ去られるよりね。』
役者やミュージシャンなど、大きな夢を追う人たちにこういうタイプは多いのではないでしょうか?
ただひたすらに情熱を燃やし続けて生き抜くこと。
『あしたのジョー』のような人生ですね。
夢に生き、夢に死ぬ。
それも一つの人生のあり方ではないでしょうか。
もちろん本人次第ですが。
映画の名言13. 幸せのちから
『「お前にはできない」。なんて絶対、誰にも言わせるな。父である俺にさえだ。いいな?お前に夢があるなら、それを守りぬくんだ。人は自分が何かをできないと、他人にもできないと言いたがる。何かが欲しければ、それをつかみ取れ。それだけだ。』
これは胸に迫りますね。例えば今の時期は受験直前。
志望校に受かる!っていうのも立派な夢だと思います。
目の前の目標を掴み取るための後押しになるような、そんなパワーをもらえるセリフですね。
誰にもできないことは誰にもないと思えるこのセリフ、全ての頑張っている人に是非見てほしいセリフです。
映画の名言14 ローマの休日
アン王女「守られると信じます 個人の関係が守られるのと同様に」
ジョー「わが通信社の見解を申しますと、王女様の信頼は裏切られないでしょう」
上記のアン王女の言葉に対して、ジョーはこう付け加えます。
この言葉には二つの意味があります。
ひとつは世界の友好の可能性。
ローマを擁するイタリアは戦時中ファシスト国家でありました。そんな国家ともまた友好関係を結べるのか。いや、その架け橋となるのが自分の役割ではないか。
自分の使命に気づいたアン王女は、この時、自分の言葉で記者たちに、そして彼らを通じて世界に世界の友好は実現できると語りかけています。
もうひとつはジョーがアン王女と過ごした時間は口外されないのかという意味。ジョーの職業は新聞記者。そのことに対してジョーは信頼が裏切られることはないと言っているのです。
映画の名言15. ジュノ
『あなたが出来る最善のことは、ありのままのあなたを愛してくれる人を見つけること。』
シンプルですが、愛情を端的に表現したいいセリフですね。
ジュノは予期せぬ妊娠をした16歳の女の子の成長を描いたハートフルコメディ。
当初はわずか7館だけの上映でしたがその内容が高い評価を得て2008年1月には2400館を越え、ゴッサム映画祭、トロント国際映画祭上映作品。第80回アカデミー賞脚本賞受賞、作品賞、主演女優賞、監督賞にノミネートされるほどになりました。
映画の名言16. 最後の恋のはじめ方
『誰もが空を飛ぼうとしてジャンプする。しかし失敗して地面に落ちる。けど何度も何度もチャレンジする。僕に空は飛べると思わせたたった1人、それは君だよ。』
ウィル・スミスが終盤、エヴァ・メンデスへ愛を告白するときのセリフ。愛情の儚さ、そして力強さ、パワーを感じさせる言葉です。
とてもロマンティックなセリフですね。
映画の名言17. ローマの休日
『私はさよならをどう言えばいいか分からない。言葉が出てこないの』
説明不要、オードリー・ヘップバーン主演の名作中の名作ですね。
さよならの時にこんなセリフが言えたらなぁと思います。とても想いの伝わる、それでいて気の利いたセリフだと思います。
映画の名言18. セブンティーン・アゲイン
『若い時は、なんでもすぐこの世の終わりみたいに思えちゃうもんなんだ。でも違う。これは始まりなんだよ。この先これからも泣く事があるかもしれないけど必ず出会える。君だけを愛してくれるふさわしい男に。』
いいセリフですね。若い時は近視的に物事を捉えてしまいます。それが若さと言われればそれまでですが、様々な経験をすることで、いろいろな可能性があることに気づき、また悩みもどんどん客観的に見ていくことができ、解決も上手くなっていくものです。
恋愛もそれと同じ。失恋したとしても、いつまでも引きずらずに前を向くことも大切にしたいですね。
映画の名言19. イルマーレ
『誰かを愛して誰かを失った人は、何も失っていない人よりも美しい。』
完璧な人生は本当に美しいものだろうか?ということを考えさせられるセリフです。
映画の名言20. 地獄の黙示録
『朝のナパームは格別だ』
ベトナム戦争を描いたこの作品。
ベトナムの村を焼き払いながらアメリカ兵がこのセリフを言い放ちます。戦争の狂気をとてもシンプルに表したセリフですね。
映画の名言21. フルメタル・ジャケット
『肝に銘じておけ。海兵は死ぬ。死ぬために我々は存在する。だが海兵は永遠である。貴様らも永遠である!』
日本でも多くの二次創作が作られるほど、ある意味人気の高い(?)フルメタル・ジャケットのハートマン軍曹のセリフ。
もちろん人気の高いのはシゴキのときの罵詈雑言なのですが、ハートマン軍曹もしっかりしないといけないときはきちんとしたセリフを言うみたいです、、、というのが上記のセリフ。
ここまで覚悟と誇りを同時に与えられるセリフもないのではないでしょうか?
映画の名言22. カジュアリティーズ
『いつ死ぬか分からないからって何をしてもいいのか!みんな何も構わなくなっている!そうじゃないはずだ!いつ死ぬか分からないからこそ、どうでもよくなってはいけないんだ!構わなくちゃいけないんだ!』
戦争そのものというより、戦争のなかでの犯罪行為を描いた作品。
戦争の狂気と、またその最中にあって、なお人間性を持ち続けようとする尊さが同時に表された名セリフだと思います。
映画の名言23. ランボー
『何も終わっちゃいないんだ!俺にとっては戦争は続いたままなんだ!あんたに頼まれて必死で戦ったが勝てなかった!そしてやっと帰国したら、空港にはデモ隊が俺を待ち受け、罵り声を浴びせてきた、赤ん坊殺しだ大量殺人者だってね!あいつらにそう言う資格があんのか、誰一人戦争が何かも知らないで俺を責める資格があんのか!』
当時の無責任な平和主義者の矛盾をつくような、悲しみに満ちたセリフです。
国のために命を懸けて戦ったが、戦わなかったものからの嘲りや嘲笑、罵りをうけ、そして命を懸けたはずの国家は自分達になにもしてくれない。
泣きじゃくりながらこのセリフを口にするランボーの姿は胸に刺さります。
映画の名言24. シンドラーのリスト
『車を売れた、アーモンへ。この車で10人を救えたはずだ。10人だぞ。あと10人を。
このバッジで2人、救えた。金だから、2人は救えた。アーモンなら2人と交換した。
例え1人でもいい。1人救えた。
人間1人だぞ。
このバッジで。
努力すれば、もう1人救えたのに――しなかった。
救えたのに。』
戦争に参加してる側ではなく、市民の側のセリフですね。
命の軽さと、重さをすべて言い表していると思います。
映画の名言25. レオン
『大人になっても、人生はつらい?』
名言というか、不意に心に刺さるような、そんなセリフですね。
ナタリー・ポートマン演じるマチルダのセリフです。
子供は子供ゆえの経験の浅さ、その割に感受性は一番高まっている時期だからそれなりの悩みもあるでしょう。大人には大人なりの悩みが当然あります。どちらの方が深刻だなんて比べるのはナンセンスですが。
人類の最大の発明は『生きるのは辛い』という言葉を生み出した人だという話を聞いたことがあります。
そもそも生きるのは辛いと思っていれば少しくらいの辛いことはきっと乗り越えられる。
たしかに大人になっても人生は辛い。けれど、だんだんと苦味を経験して辛さとのつきあい方も上手くなっていく。それも人生だろうと思います。
映画の名言26. カサブランカ
『君の瞳に乾杯』
これは名台詞!というか今や定番化しすぎて陳腐でキザな誰も言わないセリフに成り下がった感は否めませんが。。
直訳すると、「君を見つめることに乾杯」という意味になるようで、
君の瞳に乾杯というのは名セリフであると同時に名翻訳ともいえるかもしれません。
映画の名言27. ターミネーター
『I’ll be back』
名セリフ過ぎて他作品でもこのセリフを発しまくってるシュワちゃん。
映画の名言28. 耳をすませば
聖司「雫に早く会いたくてさ。何度も心の中で呼んだんだ!雫ーーーって!そしたらさぁ、本当に雫が顔出すんだもん。すごいよ、オレたち!!」
雫「・・・あたしも会いたかった・・・。まだ夢みたい・・・。」
リア充め・・・爆発しろ!もげろ!
映画の名言29. 天空の城ラピュタ
『見ろ!!人がゴミのようだ!!』
ムスカの冷酷さをシンプルによく表したセリフです。
ラピュタは子供のころに死ぬほど見た・・・・。
ちなみにこのムスカ、実は28歳だそう。意外と若かったんですね!
映画の名言30. 亀は意外と速く泳ぐ
『何とかしなくちゃ、何とかしなくちゃ。
一生のうち、ほんとうに何とかしなくちゃいけないときは、そう何度もないのだ。』
平凡な主婦、片倉スズメが何故かスパイになってしまうという三木聡監督の脱力コメディ映画。
このセリフはスズメが幼馴染のクジャクを助けに行くシーンでのセリフ。
映画の名言31. 羊たちの沈黙
『昔、国勢調査員が来た時、そいつの肝臓を食ってやった。ワインのつまみだ』
アメリカ映画協会 (AFI)選定の 「アメリカ映画の名セリフベスト100」にもランクインしている上記のセリフ。
接見に来たクラリスにあいさつ代わりに言い放ったレクター博士のセリフです。
猟奇殺人犯であるとともに美食家であることを示唆し、自分自身をうまく表現したセリフだなと思います。
映画の名言32. ある愛の詩
『愛とは決して後悔しないこと。』
映画の名言33. 海の上のピアニスト
『何かいい物語があって、それを語る相手がいる。それだけで人生は捨てたもんじゃない。』
だれかと分かち合えるものがある。
それが人生で尊いこと。幸せは一人ではなれないものなのかもしれません。
下の「イントゥ・ザ・ワイルド」でも幸せをそう語っています。
映画の名言34. イントゥ・ザ・ワイルド
『幸福が現実となるのは、それを誰かと分かちあったときだ。』
個人的には人生に迷った人に、そしてまだ社会に出る前の若い人に見てほしい作品。
主人公のクリスが様々な人と出会い、アラスカで孤独に生涯を終える瞬間に見出した人生の真実が上記のセリフ。
本当の幸せは一人では叶えられない、ということでしょうか。
映画の名言35. きみに読む物語
『あなたの人生は誰のものでもなくあなたのもの。
たとえあなたが愛する人を傷つけることになったとしても、あなたが正しいと思うことをして』
自分が人生の主役であるはずなのに、いつも間にか他のものに自分の時間を消費していませんか?
亡くなる人の後悔の多くは『もっと自分に素直に生きればよかった』というものらしいです。
自分らしい人生を送るための背中を押してくれるセリフだと思います。
映画の名言36. キャスト・アウェイ
『今、やるべきことは、息をし続ける事だ。そうすれば明日また太陽は昇る。そして波が何か運んでくるかもしれないから。』
飛行機の事故で無人島で四年間サバイバルする羽目になった主人公のセリフです。どんなときも希望を失わずに。。。、とはよくあるセリフですが、生きることそのものが希望なのだと気づかされます。
映画の名言37. Vフォー・ヴェンデッタ
V: Voilà! In view, a humble vaudevillian veteran, cast vicariously as both victim and villain by the vicissitudes of Fate. This visage, no mere veneer of vanity, is a vestige of the vox populi, now vacant, vanished.
However, this valorous visitation of a by-gone vexation, stands vivified and has vowed to vanquish these venal and virulent vermin vanguarding vice and vouchsafing the violently vicious and voracious violation of volition.
The only verdict is vengeance; a vendetta, held as a votive, not in vain, for the value and veracity of such shall one day vindicate the vigilant and the virtuous.
Verily, this vichyssoise of verbiage veers most verbose, so let me simply add that it’s my very good honor to meet you and you may call me V.
(では!ご覧の姿は道化師のもの。時に弱き物を、また、時に悪しき物を演じることも。
仮面はただの虚飾にあらず。もはや素顔をさらして歩ける世界ではないゆえだ。
しかし、この厄介者が再び姿を現したのは、世の悪を正すため、この腐った世界にうごめくウジ虫を掃除する、そのために。
そう、これは “血の復讐(ヴェンデッタ)” だ。復讐の誓いは今も生きている。悪を断ち切り、自由をもたらすために。
少々長い自己紹介になったようだ。要するに、簡単に”V”と呼んでいただければ結構だ。 )
名言というか名セリフですね。ガイ・フォークスの仮面をつけ、正義と美学を貫く男、「V」
その自己紹介たるや、彼の美学をそのまま体現したかのような名セリフ。
こればかりは英語のもとのセリフを見てもらいたいです。Vから始まる言葉の羅列。
映画の名言38. ライフ・イズ・ビューティフル
『これは私の物語、父が命をかけて私にくれた贈り物。』
名作映画にはやはり印象的なセリフが溢れていますね。
父のクイドが息子のジョズエを不安にさせないように、戦時中の強制収容所の生活を「これはゲームだ」と教えていきます。
それは彼の死の瞬間までずっと続きました。
後年、成長し大人になったジョズエのモノローグで締めくくられるのですが、その時のセリフがこれ。
ずっと希望を絶やさなかった父の愛情の大きさが染みるセリフです。
映画の名言39. 恋におちたシェイクスピア
『僕の中で君は決して歳を取らないし、衰えないし、死なない』
シェイクスピアとヴァイオラは身分違いの恋の中、互いに運命の恋と激しくひかれあうもやはりままならず、やがておそらく永遠の別れに・・・
って一言でいえば「恋におちたシェイクスピア」はそういう話なんですが、別れのシーンでのシェイクスピアのセリフがこちら。
普通にロマンティックなセリフではあるんですが、劇作家のシェイクスピアが発すると、また重みの違ったセリフになります。
ラスト、新天地へ渡ったヴァイオラを想って『十二夜』を書き出したところでこの映画は幕を閉じます。
映画の名言40. アメリカン・ヒストリーX
『憎しみは荷物だ。いつも怒っていられるほど人生は長くないんだ。そんなにもったいないことはない。』
ネオナチの兄弟をテーマにした社会派の映画。ダニーが兄デレクの話を聞いて、祖rまでの自分を見つめなおし、新たな生き方を模索するときのセリフです。いろいろ勉強になる映画なのでぜひ多くの人に観てほしいですね。
映画の名言41. あの頃ペニー・レインと
『できるときにできることをやるんだ。それが今だ。』
映画の名言42. シンドラーのリスト
『一つの命を救える人は、世界も救える。』
名言ですね。
映画の名言43.きみはいい子
『私があの子に優しくすれば、あの子も他人に優しくしてくれるの。子どもを可愛がれば、世界が平和になるわけ。』
やさしさの連鎖ですね。ペイ・フォワードもそんな映画だったかと思いますが、優しさを返すだけでなく、だれかに渡していくこと。それも素晴らしい生き方だと思います。
映画の名言44.雨あがる
『これだけ立派な腕を持ちながら花を咲かせることができない。なんと妙な巡り合わせでしょう。
わたくしこのままでようございます。人を押しのけず、人の席を奪わず、機会さえあれば貧しいけれど真実な方たちに 喜びや望みをお与えになさる。
このままのあなたも立派ですもの。』
映画の名言45.ヒーロー 靴をなくした天使
『世の中はウソだらけなんだ。だからお前は好きなウソを選んでそれを信じればいい』
「人は信じたいものを信じ、見たいものを見る」と言われます。それはしばしば人間の愚かさを例えるときに使われる言葉ですが、上記のセリフにはありのままを認める優しさが溢れているのが感じ取れます。
映画の名言46.ネバーランド
『驚いたな。君はたった30秒で大人になった』
映画の名言47.フォレスト・ガンプ
『奇跡は毎日起きる。 信じない人もいるけど、ホントだよ』
映画の名言48. マイライフ・アズ・ア・ドッグ
『スプートニクに乗って、宇宙に飛ばされたライカ犬のことを思えば、 僕の不幸なんてちっぽけなモノだ。』
このセリフ、個人的にはすごく名言だし、かつ具体的なのがいいなぁと思います。
すこし説明すると、スプートニクというのはソ連の人工衛星スプートニク2号のこと。生物を宇宙へと連れ出すことを目的として打ち上げられたこの衛星には犬が搭乗させられていましたが、当初より地球への帰還は考慮されていなかったという悲しい逸話があります。
それと比べれば私たちの抱える悩みのなんと小さいことか!
映画の名言49. アバウト・タイム~愛おしい時間について~
『僕たちはみんな時間旅行をしている。人生の一日一日を。僕たちの出来る最善の事はこの素敵な旅を楽しむだけだ』
いくつかの映画にあるように、不確定な未来に右往左往するより、今、今できることをするだけ、結局それしかできないのではないか?となだめるような、問いかけるような、諭すような、そんな名言ですね。
映画の名言50. セブン
『ヘミングウェイが書いていた。 「この世は素晴らしい。戦う価値がある」と。 後半の部分は賛成だ』
ブラッド・ピット、モーガン・フリーマン、デヴィッド・フィンチャー監督のスリラー映画。
映画のラストのモーガン・フリーマンのセリフです。
『この世は素晴らしい。戦う価値がある』はアーネスト・ヘミングウェイの『誰がために鐘は鳴る』からの引用になります。
絶望的な結末に、蜘蛛の糸一本ほどの希望が感じられるセリフです。
映画の名言51. サンドイッチの年
『人生は食パンのような普通の年が多いが、ハムや辛子の年もある。 辛子も一緒に噛み締めなきゃならん。』
山もあれば谷もある。酸いも甘いも一緒に飲み込まなければならない。イイことがあっても、辛いことがあっても、「それが人生なんだ」と一息つきたくなるような、そんな名言です。
映画の名言52. 時をかける少女
『うん、すぐ行く、走っていく』
名言というか、名セリフ。細田守監督作品ですね。
若さ、情熱、純粋さを一言で言い表している名言ではないでしょうか。
映画の名言53. 麗しのサブリナ
『自分の手でつかむのです。恋も同じです。』
オードリー・ヘプバーン、ハンフリー・ボガート共演作。人生も恋も自分の手でつかみに行く。前述の「時をかける少女」もそうですが、ただ待っているだけではなかなか道が開かれない、それもまた人生であるようです。
映画の名言54. 8 1/2
『人生は祭りだ。共に生きよう』
どんなに辛いことがあったとしても、人生は所詮「祭り」。
楽しく、一緒にお祭りを生きよう。
少し前向きに、気持ちが楽になる名言です。
映画の名言55. エリザベスタウン
『無難なものだけを求める者に本当の大失敗は起こらない。
イギリス空軍特殊部隊のモットーはリスクを冒す者が勝利する。
蔦はコンクリートを割って芽を伸ばす。
鮭は血まみれになって流れに逆らい何百マイルも川をのぼる。』
虎穴に入らずんば虎子を得ず。失敗するから成功はある。
挑戦しているからこそ失敗する。
映画では10億ドルもの損失を出し、所属する会社を破産させてしまう主人公ですが、
それでも立ち直れる強さを与えてくれる言葉ではないでしょうか。
映画の名言56. ブレードランナー
『お前たち人間には信じられない光景を俺は見てきた
オリオン座の肩の近くで炎を上げる戦闘艦
暗黒に沈むタンホイザーゲートのそばで瞬くCビーム
そんな記憶もみな、時とともに消えてしまう
雨の中の涙のように
俺も死ぬときがきた』
ラストのレプリカント「バッティ」のあまりに詩的な独白(※)です。
微笑みながらこのセリフを言うバッティにあるのは抗い続けてきた運命への諦めでしょう。
そしてその瞬間戸惑いの表情を見せるデッカードの胸にあるのは正しく「レプリカントの愛情や崇高さと人間の間に、一体どんな違いがあるというのか?」という問い。
ラストシーン、レイチェルを連れて逃避行へ向かうデッカード。それはレプリカントも人間もどちらも心を持った存在としてデッカードが扱っているからにほかならないと思います。
※実は「バッティ」を演じたルドガー・ハウワーの即興なのだそう!凄い!
映画の名言57. ターミネーター2
『なぜ人が泣くのかがわかった』
ずっと父親のいなかったジョンにとって、父親がわりとも呼べる存在になっていたターミネーターのT-800。
別れのシーン、自ら溶鉱炉に沈もうとするT-800。そんなT-800をジョンは泣いて止めようとします。
そんなジョンの涙を拭いてターミネーターがこう言います。
映画史に残る名シーン・名言だと思います。
殺戮マシンであるターミネーターが人間の命の尊厳を理解した瞬間です。
映画の名言58. ファイト・クラブ
『いつか必ず死ぬって事を恐れず心にたたき込め!すべてを失って真の自由を得る』
ブラッド・ピット演じるタイラー・ダーデンのセリフです。
物には執着せず、自由に我が道を行く。圧倒的なマッチョイズム。そして片方では一面の真理を突いている、そんな名言だと思います。
映画の名言59. 転々
『幸せはきていることに気付かないほどじんわりやってくる
でも、不幸はとてつもなくはっきりやってくる』
これは、、ほんとにそう思ってしまいますね。当たり前の日常を当たり前と思ったら大間違いなんですよね。
映画の名言60. 図鑑に載ってない虫
『人間、反省するから年とるんだ』
菊地凛子演じるサエコのセリフですね。
下手に後ろを振り返っても老けるだけということでしょうか。
三木聡監督らしい、不思議な説得力のある言葉です。
映画の名言61. 道
『世の中の全てのものには意味がある。例えば、この石コロだって、きっと何かの役にたっているんだ。
お前は頭も弱く、器量も決して良くないが、ザンパノはお前がいないと生きていけないんだよ』
落ち込んでいるとき、悩んでいるときはつい自分のことを必要以上に卑下していないでしょうか?
フェデリコ・フェリーニ監督の名作、『道』。
名作にふさわしい、とても優しく、また心に染みる名言です。
映画の名言62. セブンイヤーズ・イン・チベット
『あなた達は、一番になること、目立つことが大事だと考える。
でも私たちチベット人にとっては、いかに自分を捨てられるかが大事だ。』
映画の名言63.最高の人生の見つけ方
『人生の価値は容易には量れない。ある人は、人生の価値は家族や友で、ある人は信仰心で、ある人は愛でという。人生は意味がないという人もいる。
私は、自分を認めてくれる人がいるかで決まると思う。』
映画の名言64. ロイヤル・セブンティーン
『君は君であるために産まれてきたのに、なぜ君はみんなに合わせようと一生懸命なんだ?』
あるアンケートで、死を前にしての後悔の第一位が「もっと自分らしく生きればよかった」というものだそうです。
時々はこの言葉のように、「自分らしさ」を確かめていたいものですね。
映画の名言65. グレイテスト・ショーマン
『至高の芸術とは見る者を幸福にするものだ。』
「グレイテスト・ショーマン」のモデルとなったバーナム本人の言葉です。
芸術とエンターテインメントは相反するもののように思われがちなのですが、エンターテインメントも立派な芸術のひとつだというバーナム本人の強い思いを感じます。
映画の名言66. イエスマン
『世界は遊び場。皆子供の頃は知ってるのに大人になると忘れちゃう。』
映画の名言67. 世界最速のインディアン
『人生って面白いぞ。その瞬間まで何があるかわからない。』
先が読めないことは時として不安材料にもなりえるものですが、それを前向きに「人生って面白い」と言い切っているところがステキですね。
どんなことでも、見方や捉え方次第で良いものにも悪いものにもなってしまうのかもしれません。
映画の名言68. プライド 栄光への絆
『「完璧」という言葉はあの得点表にあるんじゃない、勝利することでもない。友達や家族や自分自身とどう向き合うのか、皆の心の中にあるものだ。「完璧になる」ということは、仲間の目を見ることができ、真実を告げても彼らを失望させないことだ。その真実とはやれることはすべてやったということだ。最大限の努力をし、他には何も残っていない状態だ。おまえたちにはそれができるか?その状態で精一杯生きる事ができるか?曇りのない目で、自分を大切にし、心に喜びを抱えているか?それができるなら、おまえたちは「完璧」なんだ。』
映画の名言69. ブレイブハート
『人は皆死ぬが、本当に生きた者は少ない。』
メル・ギブソン主演の名作映画「ブレイブ・ハート」。スコットランド独立を先導した実在の人物、ウィリアム・ウォレスの人生を描いた作品です。
歴史モノではあるのですが、あまりに史実と違う描写も散見される一本。
ですがウィリアム・ウォレスの生き様はやはり素晴らしいです。
それを集約したのが上記のセリフではないでしょうか。
映画の名言70. がんばれ!ベアーズ
『諦めるな。一度諦めたらそれが習慣となる』
めげそうになる時に心の中にとどめておきたいセリフです。
僕もたまにブログ辛くなる時が正直あるんですが、このセリフを思い出しながら頑張っています。
勉強や部活や仕事など大変な時に思い出してほしい名言です。
映画の名言71. フリーダム・ライターズ
『言い訳なんていらない。あなたたちが問題を抱えてるのは知っている。人生に課題はつきものよ。だから、泣き言をいう暇があるなら行動しなさい。あなたたちが私の目を見てこれが自分にできる全てだって言える時がくるまで私はあなたたちを落第なんてさせない。あたなたちに勉強させるためなら、毎晩だって家に行くわ。あなたたちは素晴らしいのよ。私の言うことが分かる?私にはあなたたちが素晴らしいってことが分かるの。落第生なんかじゃないわ。』
映画の名言72. ダイ・ハード
『愛してるは何回も言ったけど、ありがとうは言った事がなかった。』
映画の名言73. ビューティフル・マインド
『人生に確かなことなんてない。それだけが確かなことなのだ。』
映画の名言74. ブロークン・フラワーズ
『過去は終わってしまった、未来はまだこれからどうにでもなる。だから大事なのは現在だ』
過去は変えられない、だから過去は忘れて未来をみよう、未来に目を向けようというセリフや歌詞はとても多いのですが、このセリフはその先をいっていますね。
そう、見落としがちな「今」この瞬間こそが一番大切なのです。
映画の名言75. スタンド・バイ・ミー
ゴーディ:僕を変だと思う?
クリス:もちろん。
ゴーディ:違うよ、真面目に。僕って、変?
クリス:うん、だからなに?みんな変じゃん。
映画の名言76. ジョルスン物語
「君は会うたびに美しくなる」
「会ったのはついさっきよ」
「その間に美しくなった」
なんともロマンティックな言葉ですよね!このセリフを見つけた時、僕は「恋愛は駆け引き?! ウィット&ロマンティックな映画の名言!」を作ろうと思いました。
映画の名言77. アメリ
『人生は自転車レースのようなものだ。待ち時間は長く、たちまち終わる。チャンスが来たら、思い切って飛び込まねば。』
人生は一度きりです。やれるだけのことをやって、そして時には大胆に行動した方がいいものかもしれませんね。
映画の名言78. レミーのおいしいレストラン
『人生で予測できるたった一つのことは、人生は予測できないっていう事実さ。』
映画の名言79. バットマン・ビギンズ
『人の価値は行動で決まる』
映画の名言80. ポーラーエクスプレス
『大事なのは列車の行き先じゃない。“乗ろう”と決めた事だ。』
大事なのはどうなったかという結果ではなくて、結果のために自分がどう行動したか、ですよね。
映画の名言81. プラダを着た悪魔
『仲間入りだね。仕事がうまく行き始めたってことだよ。もし私生活がダメになってきたら教えてよ。それは昇進の日も近いって意味だから。』
映画の名言83.素晴らしき哉、人生
『友のあるものは敗残者ではない』
映画の名言84. ブレイブ・ハート
『人が従うのは、地位や名誉ではなく、勇気だ。』
映画の名言85. アフタースクール
『あんたみたいな生徒、どのクラスにもいるんだよ。全部わかったような顔して、勝手にひねくれて学校がつまんねーだの何だの。あのな、学校なんてどーでもいんだよ!お前がつまんないのは、お前のせいだ』
映画の名言86. タイタニック
『人生は贈り物 無駄にはしたくない。
どんなカードが配られても それも人生。
毎日を大切に』
映画の名言87. 博士と彼女のセオリー
『人間の努力に限界なんてあってはいけないんです。だって私たちはみんな違うんだから。でも、人生が最悪に見えるとき、何かできること、成功できることが絶対ありますよ。人生がある以上、そこには希望があるのですから。』
映画の名言88. リトル・マーメイド
『夢は夢の中に留めておかなきゃいけないって、誰が言ったのかしら。』
映画の名言89. ワンダー 君は太陽
『どんな話にも2面がある。ケンカのきっかけは察しがつく。
人を殴るのはよくないが、親友は守るべきものだ。』
オギーを侮辱されたことでついクラスメートのジャスティンを殴ってしまったジャック。
ただ、出来事だけを捉えるとを殴ったジャックが悪いように見えてしまいますが、実は親友のオギーを想う行動であることを見抜いていた校長のトゥシュマン先生の言葉。
きちんと、本当のことを見抜き、公平に判断を下せる。
そんな校長先生の誠実さや人柄、優しさを感じさせる名言です。
映画の名言90. キック・アス
『力がなければ責任は伴わないって?それは真実じゃない』
「力には責任が伴う」というのはスパイダーマンの名言ですが、たとえそんな力がなくても、責任を果たそうとするデイブの勇気、優しさには胸が熱くなります。
映画の名言91. ミッション:インポッシブル
『成功へ向かっている時には、必ず失敗を通り越すものだ』
映画の名言92. インセプション
『ほんの少し大きいだけの夢に臆病になってちゃだめだ』
映画の名言93. 猟奇的な彼女
『運命というのは、努力した人に偶然という橋をかけてくれる』
映画の名言94. ムーラン
『逆境に咲く花こそ最も貴重で、最も美しい。』
もがいて、あがいて、どんな状況であろうと諦めずに努力し続ける人は素敵だなぁと思います。
このセリフの中の『花』が果たして成功そのものを指しているのかどうかはわかりませんが、努力している姿こそ、咲くことに他ならないと思います。
映画の名言95. SAYURI
『あなたには分からないの? 私が橋の上にいた小さな少女だった頃から歩んできた全てのステップは、あなたに近づくためだったの』
映画の名言96. アメリ
『君の骨はガラスでできているわけじゃない。人生にぶつかっても大丈夫だ』
映画の名言97. クリフ・ハンガー
『真実の恋とは何かわかるか ? 犠牲だ。』
映画の名言98. 007 カジノ・ロワイヤル
ボンド「これをヴェスパーと呼ぶことにしよう」
ヴェスパー「後味が苦いから?」
ボンド「 いいや。一度味を知ると、これしか飲みたくない。いいセリフだと思ったんだが」
カッコいいですよね。2006年の作品、『カジノ・ロワイアル』から。
ちなみに現実にもヴェスパーというカクテルは存在します。007という作品が私たちの世界にも影響を与えたのですね。
映画の名言99. 24アワー・パーティ・ピープル
『スコット・フィッツジェラルドは言った。
アメリカ人の人生に第2幕はないと。
だがここはマンチェスターだ。
事情が違う、ここからが第2幕だ。』
このセリフ、個人的に好きです。
終わるか、終わらないかは気の持ちようでもあるんじゃないかなと思います。
第3幕や4幕、終幕までいくつもなり直せる国、日本であってほしいとも思います。
映画の名言100. 男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日
『何というかな、“あぁ、生まれて来て良かったな” って思う事が何べんかあるじゃない。そのために生きてんじゃねえか? そのうちお前にも、そういう時が来るよ。まあ、がんばれ』
故・中島らもさんの著作にも同じような言葉がありましたね。幸せを感じられるのも、生きていればこそです。
次のページからは+α 随時映画の名言・名セリフを追記していきます
映画の名言+01 ペンギン・ハイウェイ
『怒りそうになったら、おっぱいのことを考えるといいよ。そうすると心がたいへん平和になるんだ』
Twitterやネットでも「金言!」「名言!」「その通り!」とかなり話題になっていたこの言葉。
『エロは地球を救う!』を地でいく言葉ですね。
さて、男性である僕がこの言葉を名言と思うかどうかはみなさんのご想像におまかせします(笑)。
映画の名言+02 ペンギン・ハイウェイ
『他人に負けるのは恥ずかしいことではないが、昨日の自分に負けるのは恥ずかしいことだ。
一日一日、ぼくは世界について学んで、昨日の自分よりえらくなる』
もう一つ「ペンギン・ハイウェイ」から。
昨日の自分に負けるとは、言い換えれば退化してしまうこと。
子供の好奇心と、それを満たそうとする努力は僕たちこそ見習わないといけないですね~(しみじみ。。)
これ、勉強の名言でもありますよね。
大人になると時間がなくなったり、あとはスマホでなんでもすぐに検索できてしまう時代ではありますが、学ぶことや調べるための時間もまた、変わらずに大切にしなければと自分自身をも奮い立たせてくれるようなセリフです。
「ペンギン・ハイウェイ」の名言・名セリフはこちら
映画の名言+03 マンマ・ミーア!
『最後の自由な夜だ、というのは誰かのセリフだけど、僕の場合、人生最高の冒険に出る前の最後の夜だ。』
ソフィの婚約者、スカイのセリフです。
結婚は人生の墓場という言葉もありますが、人生最高の冒険であってほしいですよね。
さまざまなサイトでも紹介されている、この映画のなかで最大級の名言ではないでしょうか。
映画の名言+04 レオン
『マチルダ、君は俺に生きる喜びを与えてくれた。幸せになるんだ。
ベッドで寝て、大地に根を張って暮らしたい。決して君を独りにはさせない』
レオンがマチルダを逃がすときのセリフ。
孤独な生活を救ってくれたマチルダへの最大限の敬意と、これまで隠していたレオンの本当の想いが胸を打ちます。
ずっと鉢植えの観葉植物が『根無し草の自分のようだ』とのことで友達だったレオン。
レオンにとってはこの12歳の少女との交流はこれまでの孤独を癒す、何物にも代えがたいものだったのでしょう。
映画の名言+05 シャイニング
『お客様だよ!』
斧でウェンディの部屋のドアを壊し、顔を出して「お客様だよ!(Here’s Johnny!)」というシーンはあまりに有名です。ポスターも当初は違いものが想定されていましたが、結局はこのシーンが採用されていますね。
さてこのシーンは僅か2秒ほどのシーンでありながら、完璧主義のスタンリー・キューブリックのこと、190テイク以上が重ねられました。
「お客様だよ!(Here’s Johnny!)」
このセリフはジャック・ニコルソンのアドリブだったそう。
もともとはアメリカのTV番組『The Tonight Show』のオープニングで司会者のジョニー・カーソンを呼ぶ決まり文句からの拝借だそうです。
映画の名言+06 アウトレイジ最終章
『迷惑もハローワークもあるかい!』
『アウトレイジ 最終章』では西田敏行のアドリブをカットするのが大変だったとインタビューで答えられていた北野武監督。
このセリフはそんな中でもカットされずに生き残った数少ないセリフのひとつですね。
西田敏行さんのアドリブには他にも『銭銭ってリトル・リチャードかい!』というセリフがあったと聞きました。
※リトル・リチャードの代表曲に『ジェニ・ジェニ』という曲があります。それを踏まえた西田敏行さんのアドリブですね。
映画の名言+07 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲
『俺の人生はつまらなくなんか無い。家族がいる幸せをアンタたちにも分けてあげたいくらいだぜ。』
野原ひろしが本作の主人公と言われるほど、とにかくひろしが魅力的なこの作品。
この作品が公開された当時、21世紀という、未来感溢れるキーワードの一方で、現実はケンとチャコのいうように情報化社会でかつてのようなおおらかな心のない空虚な未来像というのも確かに存在したように思います。
当時から先の見えない不景気でしたしね。。
そんな中でささやかだけれどもかけがえのない幸せをさけぶ野原ひろしはカッコいいの一言につきます。
映画の名言+08 ルパン三世 カリオストロの城
『私の獲物は悪~い魔法使いが高い塔の天辺にしまいこんだ宝物・・どうかこの泥棒めに、盗まれてやってください・・』
若き日のルパンの失敗を救ったのは、当時まだ幼い子供だったクラリスでした。
この作品の中でクラリスはそのことを覚えてはいませんが、ルパンはクラリスの指輪から彼女がかつて自分を助けてくれた少女だということを思い出します。
そんな背景を前提にこのセリフを見ると、ルパンがクラリスの置かれた状況を案じ、そしてクラリスをとても大切に思っていることが伝わります。
そして、こんな言葉を言えるのも、月日が経ってルパンが自分自身の能力に自信を持てるほど成長したからなのでしょう。
映画の名言+09 未来のミライ
『ほんのささやかな事が積み重なって今の私達を形作ってるんだ』
未来の未来ちゃんのセリフ。
おじいちゃんやおばあちゃん、おとうさんやおかあさんのほんのささやかなことが積み重なって、自分達は生まれてきている。その事実をくんちゃんに伝えるとても重要なセリフだと思います。
『未来のミライ』はセリフが説明過多との意見も目にしましたが、対象年齢も決して高くはない作品なので、道徳的な側面のある事柄はセリフにしちゃってもいいのではないでしょうか。
映画の名言+10 ジュラシック・パーク
『100%の確立を保つことは不可能だ
進化の歴史を振り返ればわかる
生命を抑えつけることはできない
生命は危険を冒してでも、垣根を壊し自由な成長を求める』
遺伝子操作で性別を操作され、恐竜同士では生殖できないようにしてあるというヘンリー博士の言葉に対しての、マルコム博士の言葉です。
この『生命は道を見つける』という言葉はシリーズを通して受け継がれ、自然には人間がコントロールできるものではないという思いが込められています。
映画の名言+11 フォレスト・ガンプ/一期一会
『口では言わなかったが小隊長は神と仲直りしたのだ』
ベトナム戦争で両足を失ったフォレストの上官のダン中尉。戦争で死ぬのが自分の運命だとずっと考えていたダン中尉にとって、自分が障害を負いながらも生き残ってしまったというのは運命の神を呪いたくなるような出来事だったのでしょう。
しかし、ダン中尉のそんな考えも徐々に和らいで、生きていることを受け入れるようになります。
このセリフはフォレストに対して『命を救ってくれたお礼をするよ』と言ったあとのフォレストのモノローグから引用しています。
映画の名言+11 羊たちの沈黙
『食うときは無礼な奴を食う 野放しの無礼な奴を』
ハンニバル・レクター博士はその犯罪の残虐性にも関わらず、多くのファンを持つという設定です。
その大きな理由はレクター博士の知性と独自の倫理でしょう。
それがよくわかるのが上記のセリフ。
例えば看守のバーニーは立場はあれど一貫して博士に敬意をもって接していました。
逆にチルトンは終始レクター博士に無礼な態度で接していたため、脱獄した博士に「夕食のパートナー」に選ばれてしまいます。
映画の名言+12 ワンダー 君は太陽
『お前の顔をもっと見たいんだ』
なかなか宇宙飛行士のヘルメットを手放そうとしなかったオギー。
それは彼のコンプレックスと、周囲の奇異の目を避けるために必須のアイテムでした。
途中、このヘルメットは失くなってしまいます。
ただ、終盤で父のネートがわざと会社に隠していたことをオギーに打ち明けます。
宝物を隠されたことにオギーは怒り、父親を糾弾しますが、そんなオギーにネートは、あのヘルメットがあったら、お前は外の世界と向きあおうとしなかったと告げ、そして『おまえの顔をもっと見たいんだ 』と語りかけます。
本当に美しいものは目に見えるものではなく、また見かけで判断されるべきでもないと思わされる、心に響く名言ですね。
映画の名言+13 アバウト・タイム ~愛しい時間について~
『人生は結局、同じなんだ。 年を取り、同じ話を繰り返す。
でも、誰かと結婚して欲しい。優しい人と。』
『私の息子は誠実な心をもった、優しい男です。私は人生で特に誇れることなどあまりありませんが、息子の父であるということをとても誇りに思います。』
どちらもティムの父親の言葉です。そしてどちらもティムの結婚式で、息子に対するお祝いのスピーチの言葉です。
父親として、そして人生を歩んできたその年月がセリフに濃縮されているように感じます。
特に、後者のセリフは、とてもスマートで子供への愛情がストレートに感じられる、正に名言ではないでしょうか。
映画の名言+14 トゥルー・ロマンス
『人生なんてそんなもんさ。だけど逆転することもある。』
人間が発明したもののなかで一番素晴らしいものは『人生は辛い』という言葉だとも言われています。
辛いことがあっても、人生ってそんなもんだ、と思えれば、少しは気持ちが楽になるのかもしれません。
そして、生きている限り、必ず希望はあるということですね。
映画の名言+15 ロッキー
『アインシュタインは2度も落第した。ベートーヴェンは耳が聞こえなかったし、ヘレン・ケラーは目が見えなかった。チャンスはあるはず。』
映画の名言+16 (500)日のサマー
『彼女しかいないと思うでしょうけど、私は思わない
今は思い出が一杯でも振り返ってみて』
クロエ・グレース・モレッツのセリフです。
サマーにフラれて落ち込むトムを妹が慰めます。
トムはサマーへの未練がタラタラで失恋の真っ只中にいますが、冷静になれば、もっと素晴らしい人がそばにいたりするかもしれません。
トムはサマーへの想いを時間によって少しずつ癒していきます。
そして、ある日、就職面接の会社で同じように面接待ちをしていた女性、オータムと出会うのです。
思い出を振り返って、少し立ち止まったら、つらい失恋から立ち直れるように、また歩き出していきたいものですね。
映画の名言+17 ジョンQ -最後の決断-
『子供を守るのが親の責任だ
妻も同じ道を選ぶ』
ジョンQが終盤、自らの心臓を息子に提供するため、自殺しようとします。まわりのメンバーは、奥さんや子供のことを考えろと言いますが、その言葉に対してジョンQは上記のように返答します。
親の愛情の深さがひしひしと感じられる台詞です。
映画の名言+18 ファイト・クラブ
『職場と言えばガソリン・スタンドかレストラン、しがないサラリーマン
宣伝文句に煽られて要りもしない車や服を買わされてる
歴史のはざまで生きる目標が何もない
世界大戦もなく、大恐慌もない
俺たちの戦争は魂の戦い
毎日の生活が大恐慌だ
テレビはいう”君も明日は億万長者かスーパースター”
大嘘だ
その現実を知って俺たちはムカついてる』
これもやはりメディアのいう綺麗事や、アメリカンドリームの欺瞞をぶちまけるようなセリフです。
この言葉にどれだけ多くの人が共感し、タイラーと志を同じにしたのか、それを想像するだけでいかにこの映画、そしてタイラー・ダーデンが時代を貫いていたのかがわかります。
『レイモンドは良い朝を迎える
食ったことがないほどうまい朝飯』
あまり『ファイトクラブの名言』として取り上げられることはないんですが、僕は個人的に好きなセリフです。
いきなり見知らぬレイモンドに銃をつきつけるタイラーですが、レイモンドは文字通り死ぬほど絶望的な経験をしたことで、当たり前の日常をとても幸せに感じることができるようになる、タイラーなりの荒療治なのかもしれせん。
映画の名言+19 ケープ・フィアー
『過去を引きずることは、毎日少しずつ死ぬこと』
例えば若い頃は痩せてたとか、キレイだったとか、どうしても過去を振り返りたくなるときもあると思います。
もちろん、僕自身にもあるんですが、やはり大切なのはこれからの、未来のことですよね。
そこに向かって進んでいく勇気をもらえるような、そんな名言です。
過去を懐かしむのもいいですが、前を向いて歩く生き方も美しいですよね。
映画の名言+20 愛しのローズマリー
『心の中にこそ、その人の本当の美しさがある』
今回の記事のテーマを代弁するかのような名言です。
見た目は時とともに衰えてしまう部分がどうしてもあります。
しかし、心、内面の美しさはそれを保とうと努力するかぎり、決して時の流れに負けたりはしません。
そして、内面の美しさは外見にも現れると言われていますね。
映画の名言+21 小悪魔はなぜモテる?!
『辛いときはユーモアで乗り切るのよ』
ですねー。辛いときこそユーモア。余裕を無くしたくないものですよね。
ユーモアから垣間見えるチャーミングさや、可愛らしさは絶対にあなたの魅力になります。
落ち込んだときこそ、笑顔が大事ってよく言いますよね。
映画の名言+22 底抜け大学教授
『自分を好きになったほうがいい。長く付き合うんだから。』
誰しも時折卑屈になったり、他人を妬んでみたりと、やっぱりあると思うんですね。どうしても自分に自信が持てないようなこともきっとあると思います。
そんな時でさえ、自分のことを好きになれる余地は常に残しておいた方がいいと考えています。
自分を嫌いになるより、好きでいたほうが毎日は美しく、素晴らしい人生になると思うんですね。
そんな名言です。
映画の名言+23 容疑者Xの献身
『刑事としてではなく、友人として聞いてくれるか』
稀代の天才でありながら、ただ、愛のためにその才能を犯罪に使わねばならなかった数学者、石神。彼との友情と、しかしながら正義を貫き彼の犯罪を明らかにすることは友人の全てを壊しかねない、その狭間で苦悩する湯川。
その苦悩を内海に打ち明ける一言が上記のセリフ。そこには刑事と警察協力者という関係ではなく、確かに一人の人間同士の友人としての絆が築かれていることを感じさせます。
この映画の中でも特に印象的な名セリフかと思います。
映画の名言+24 アデライン、100年目の恋
『完璧よ』
映画の最後、パーティーへ向かうアデラインが、鏡でファッションの確認をします。その時に自分の髪に生えた白髪をみて、呟くセリフです。
アデラインの肉体がが再び人と同じように時を刻み始めた瞬間ですね。
このシーンのこのセリフが、この映画の魅力を増しているように思います。
時が過ぎることの素晴らしさ!
時を重ねていくのは悪いことではないと思わせてくれる名言ですね。
映画の名言+25.もののけ姫
『すべてのものを欲するは人の業』
ジコ坊の言葉ですね。とどまることをしらない人の欲望を『業』と言い、欲望を否定せずに仕方のないものとして受け入れているジコ坊。
それに対してアシタカはなんとか自然と共存できる道を模索していきます。
ただ、このジコ坊の言葉自体は一面の真実でもあると思います。
『賢しらに僅かな不運を見せびらかすな』
エボシ御前がアシタカの呪われた体を見たときのセリフです。
裏設定では、エボシ御前には人身売買された過去があり、海賊の頭の妻とされた時代があったそうです。
またエボシ御前の身の回りにはハンセン病とされる人々も集っており、それらに比べるとアシタカの背負った運命など、わざと同情を集めるために見せているようにしか見えなかったのでしょう。
しかし、こんなセリフ、子供には難しく、やはり大人向けの映画なのだと思いました。
映画の名言+26 紅の豚
『ひとつだけ条件がある。徹夜はするな 睡眠不足はいい仕事の敵だ…それに、美容にもよくねぇ』
映画の名言+27 ルームロンダリング
『ま、俺も自殺した一人だけど、今さらながらスゲー後悔してるんだよね』
『この国じゃ一日に100人くらいの人間が自殺すんだぜ・・・病んでるよなぁ・・。』
映画の名言+28 クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡
『たいして誰も気にしてないゾ』
「暗黒タマタマ大追跡」からのセリフです。家族のために仕事を休んでしまったひろし。同僚のことを気にかけるひろしへのしんのすけの一言です。
ひろしを慰めるようでもあり、また仕事とは何かを子供の目線で素直に言い表したセリフのようにも思います。
映画の名言+29 クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!
『仕事は頼めても、おやじは頼めないからな』
「バカうまっ!B級グルメサバイバル!!」からのセリフです。
みさえと連絡がとれなくなったひろしは、仕事を部下の川口に頼み、家族のもとへ向かいます。
家族を第一に考えるひろしの家族愛。カッコいいです。
映画の名言+30 ボヘミアン・ラプソディ
『幸運は勇者に味方する』
クイーンの楽曲「ボヘミアン・ラプソディー」は6分もの長さの楽曲でした。
レコード会社の社長はそんな長さの曲はヒットしないと言いますが、クイーンの肩を持つスタッフは上記のセリフを発言します。
時には勇気をもって思いきった行動をすることが吉と出るのかもしれませんね。
『このライブに出ないと、俺たちは次の日から死ぬまで後悔するぞ』
ライブ・エイドへの参加をメンバーに説得する際のフレディ・マーキュリーのセリフです。
世界に配信される、伝説のライブ。
結果としてこのライブの時のクイーンのライブ・パフォーマンスは、『ロック史に残るライブ』とさえ言われています。
フレディには、ライブ・エイドでの自分達の姿が見えていたのでしょう。
映画の名言+31 劇場版 名探偵コナン 水平線上の陰謀
『やめられるかよ、真相を解き明かすのが探偵の性なんでね』
沈み行く船の上で犯人に『推理をしている場合じゃないんじゃないの?』と言われたときの毛利小五郎のこのセリフ。ストイックなかっこ良さを感じます。
『その逆だよ。あんたがあいつに似てたから、犯人があんたじゃなきゃいいと思って無実の証拠を集めようとしたから、こうなっちまったんだよ』
妻の英理への愛情が感じられる、ダンディなセリフ。毛利小五郎の名言といえば、このセリフを思い出す人も多いのではないでしょうか?
映画の名言+32 続・深夜食堂
『何を食うかじゃなくて、大事なのは誰と食うかだろう』
常連客の忠さん、いつもその日に食べたメニューを書き留めるのが習慣でしたが、あるときからメモを取らなくなります。そのことを他のお客さんから指摘された時のひとこと。
確かにこれはその通りですね。
気心の知れた友人と囲む食事は楽しく、美味しいものです。
映画の名言+33 ミスター・ガラス
『現在の社会の基礎は科学だが、科学にも限界はある』
イライジャの信念を強く表すセリフですね。科学は絶対でなく、自分たちは科学では測れない存在なのだということ。イライジャはそのことを世間に問うために新たな犯罪計画を立てます。
『人と違うことがどんなことかわからんだろうな。最低の気分だ。』
ケヴィンに対して発言した言葉。下のセリフと合わせて、イライジャの人と違うゆえに多くの困難を伴った人生を想像させます。
この思いがあったからこそ、自分にも意味があり、存在意義があるということを人一倍証明したかったのでしょう。
映画の名言+34 クリード 炎の宿敵
『自分の道を諦めたら何者でもなくなる』
なぜドラゴと戦うのか。アドニスにとってドラゴと戦うのは自分で決めたこと。そこから逃げてしまってはいつまでも自分自身の道は作れない。
どんな困難が待ち受けていても、自分で決めたことをやり遂げられなければ、自分自身ではいられなくなる、そんな名言です。
映画の名言+35 LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標
『お前がどれだけ軽い銃を使おうが知ったこっちゃないが、俺に言わせりゃロマンに欠けるな』
例え目的のためには不利であろうと、自分の美徳を貫く。それこそがロマンだと次元大介は伝えているのではないでしょうか?
次元の愛用する拳銃はリボルバー。相手の銃はもっと軽く、早打ちに適していましたが、次元は愛用の銃を変えてまで勝負に勝とうとは思っていません。
何を大切にするかの優先順位でカッコいい生き方も決まってくるのかもしれませんね。
映画の名言+36 グリーンブック
『寂しいときは自分から先に手を打たなきゃ』
天才的な能力をもつピアニストでありながら、妻とは離婚、兄とは疎遠になっているシャーリー。
そんな複雑な事情を抱えた彼に、トニーはそう伝えます。
ラストシーン、自らトニーの家に出向いたシャーリーは、トニーのこの言葉に背中を押されたのではないでしょうか?
『勇気が人の心を変える』
なぜシャーリーがわざわざ黒人差別の強い南部でツアーを企画したのか。旅のなかでずっとその疑問が解けなかったトニーですが、最終地のアラバマで、スタッフからこの言葉を伝えられます。
果たしてシャーリーはその勇気によって南部の人の心を変えられたのかはわかりません。
しかし、トニーの心は確かに変わっていきました。
その感動こそがグリーンブックの魅力です。
映画の名言+37 ターミネーター
『死にたくなければついてこい』
突然のターミネーターからの銃撃に戸惑うサラにカイルがかけた言葉。このセリフもシリーズの定番のセリフとなり、後の作品でも「ターミネーター2」「ターミネーター3」ではジョン・コナー、「ターミネーター4」では若き日のカイル・リース、「新起動」ではサラ・コナーがこのセリフを口にしています。
映画の名言+38 アラジン
『世界は本や地図の外に広がってる、見たい?』
アラジンは夜になると再びアリ王子としてジャスミンの元を訪れます。地図を開いてしきりにアリ王子の国、アバブワを探そうとするジャスミンですが、アバブワなんて架空の国。
じかし、アラジンは魔法の絨毯を使って、地図や本ではない、実際の広い世界へジャスミンを連れ出します。
映画の名言+39 るろうに剣心
『剣は凶器。剣術は殺人術。どんな綺麗ごとやお題目を口にしてもそれが真実』神谷薫の流派は人を活かす剣を目指す、神谷活心流。
しかし、剣心の唱える剣術の真実は、人斬りとして数多の人を殺めてきたからこその真実でした。理想と現実を噛み締めてきた剣心ならではの名言です。
ちなみにこのセリフは師匠の十三代目比古清十郎から教わったもの。
映画の名言+40 こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE ~勝どき橋を封鎖せよ!~
『ワシは悲しいぞ!オッサンいなくなったらワシのことホメてくれる人間誰もいなくなっちまうんだぞ!(両津勘吉)』
今作の誘拐犯は近所の人のいい見回りのおじさんでした。
身寄りもなく、自分が死んでも誰も悲しまないというおじさんに、両さんはありったけの気持ちを込めて叫びます。
こち亀の人情モノの一面が全面に押し出されたシーンです。