ジブリ映画『もののけ姫』の名言・名セリフ特集

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『もののけ姫』とは

1997年に公開されたジブリ映画、『もののけ姫』。当時の日本映画の興業収入記録を塗り替えた作品です。

それまでのジブリ映画のイメージを覆す、大人向けのストーリーや残酷描写。
また運命に翻弄される主人公のアシタカには日本の若者の境遇が反映されているそうです。

個人的に『もののけ姫』は数あるジブリ映画のなかで一番好きな作品。ジブリの最高傑作だと思います。

今回はそんな『もののけ姫』から、名言・名セリフをご紹介します!

『もののけ姫』の名言・名セリフ

「すべてのものを欲するは人の業」

ジコ坊の言葉ですね。とどまることをしらない人の欲望を『業』と言い、欲望を否定せずに仕方のないものとして受け入れているジコ坊。

それに対してアシタカはなんとか自然と共存できる道を模索していきます。

ただ、このジコ坊の言葉自体は一面の真実でもあると思います。

「これ以上、憎しみに身を委ねるな!」

アシタカのセリフです。

自らが巻き込まれた運命に翻弄されながらも、どこまでもまっすぐな少年。

それが如実に現れたセリフだと思います。

「賢しらに僅かな不運を見せびらかすな」

エボシ御前がアシタカの呪われた体を見たときのセリフです。

裏設定では、エボシ御前には人身売買された過去があり、海賊の頭の妻とされた時代があったそうです。

またエボシ御前の身の回りにはハンセン病とされる人々も集っており、それらに比べるとアシタカの背負った運命など、わざと同情を集めるために見せているようにしか見えなかったのでしょう。

しかし、こんなセリフ、子供には難しく、やはり大人向けの映画なのだと思いました。

「戦、行き倒れ、病に飢え、人界は恨みを残した亡者でひしめいとる。タタリというなら、この世はタタリそのもの」

「生きる事はまことに苦しく辛い。世を呪い人を呪い、それでも生きたい」

「わからぬ。だがともに生きることは出来る」

アシタカの真っ直ぐさが再び垣間見えるセリフ。サンの母親のモロに、自分がサンのために何ができるかを問いかけられたときのアシタカの言葉です。

「みんな初めからやり直しだ。ここをいい村にしよう。」

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