映画の名言・名セリフシリーズ、今回は『メン・イン・ブラック』シリーズを紹介します!
『メン・イン・ブラック』とは
『メン・イン・ブラック』はウィル・スミス、トミー・リー・ジョーンズ共演のSFアクション映画。当時赤字だったソニー・ピクチャーズをこの作品が見事に立て直したという逸話があります。
都市伝説の「黒ずくめの男」をモチーフにした作品です。「黒ずくめの男」はUFOを目撃した人を訪れると言われる不思議な人を指します。都市伝説内では普通の人間がわかることがわからない(ストローの使い方など)など、人間ではないようなエピソードが語られるなど、どこか不気味さを感じさせるものですが、今作は今作はれっきとした人間が過去を絶ち切って「メン・イン・ブラック」として生活するという設定でコメディ映画に近い作品となっています。
第一作目は1997年に公開。その後2002年に第二弾の『メン・イン・ブラック2』、2012年には第三弾の『メン・イン・ブラック3』そして2019年6月にはスピンオフ作品となる『メン・イン・ブラック:インターナショナル』が公開されます。
今回はそんな『メン・イン・ブラック』シリーズの名言・名セリフをご紹介します!
『メン・イン・ブラック』の名言・名セリフ
「ニューヨーク市警(NYPD)!分かるか!NYPDってのは、(N)逃げる、(Y)野郎は、(P)パンチで、(D)どつく、って意味だ!」
第一作目の『メン・イン・ブラック』で映画の冒頭で犯人(実は宇宙人 )を追いかけるウィル・スミスのセリフ。
バラエティーで見せるキャラクター同様、かなり陽気な役柄をウィル・スミスが演じている『メン・イン・ブラック』。
セリフの面白さ、巧妙さもそうですが、日本語訳も洒落が上手くかかっていますね。
「君は可愛い女の子を殺した」
「危険人物だったからです(中略)あの女の子は真夜中の物騒な通りにたった一人で手に物理の本。8歳くらいの女の子が物理の本?ミョーです。」
MIB採用試験においてJが常識にとらわれない深い洞察力を発揮したこのセリフ。
結局J以外は不採用となり、ニューラライザーで記憶を消されることとなりました。
「1500年前 地球は宇宙の真ん中だと考えられていた。500年前まで地球は平ら。15分前まで君は宇宙人を信じてなかった。」
KがJに伝えた宇宙人の真実。常識なんて儚いものだとKは言います。
Jはこの言葉をきっかけにそれまでの自分を見直し、改めてMIBで働くことに興味を覚えます。
「地球はいつだってエイリアンの脅威にさらされているんだ!何も知らない方が大衆はハッピーなんだよ」
バグが逃げるのを阻止するために思わず人前で銃を撃ったJを叱責したKのセリフ。
このセリフからはKの仕事に対する責任や、道徳観も伺えます。
なお、この言葉のあとに「宇宙船は押収した、バグは逃げない」とJをさりげなく安心させているのもポイント高いです。
「エルビスは死んだ」
「いや、故郷に帰ったのさ」
シリーズを通して、実在の人物を絡めたエイリアンネタが出てくるのが『メン・イン・ブラック』シリーズの特徴でもあります。
エルビスファンのKがJから「エルビスは死んだ 」と言われたときの返答。
なんだかとても夢のあるセリフだと思いませんか?