今回は映画版『こちら葛飾区亀有公園前派出所』名言・名セリフを紹介します!
『こちら葛飾区亀有公園前派出所』とは
『こちら葛飾区亀有公園前派出所』は秋本治原作の漫画・アニメ作品です。連載開始は「人気至上主義」と言われるジャンプの漫画の中で、40年に渡り人気を獲得し続けたまさにモンスター漫画。通称は『こち亀』。
葛飾区亀有の交番に勤務する破天荒な警察官、両津勘吉が主人公のギャグマンガです。
その長期にわたる連載の中で一度も休載をしたことがなく、そのことも本作が賞賛を受ける理由の一つ。
こちらは連載開始から40周年を迎えた、2016年に週刊連載を終了。しかし、その後も何度か時折読み切りで復活をしています。
『こちら葛飾区亀有公園前派出所』は1996年にアニメ化、2009年に実写ドラマ化されています。
映画に関しては1977年に最初の実写映画が、1999年と2003年にアニメの映画版が、2011年に実写ドラマを映画化したものが公開されています。
原作にも
「悩んだらまず生きるモードに切り替えてからスタートだ それからどう生きるかを探せばいい!」
「人間つまずくのは恥ずかしい事じゃない 立ち上がらないことが恥ずかしいんだぞ!」
「入試就職結婚みんなギャンブルみたいなもんだろ…人生すべて博打だぞ!」
などの名言がありますが、今回はそんな映画版『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の中から名言・名セリフをご紹介します!
『こちら葛飾区亀有公園前派出所THE MOVIE2 UFOの襲来! トルネード大作戦!!』
『こちら葛飾区亀有公園前派出所THE MOVIE2 UFOの襲来! トルネード大作戦!!』は2003年に公開されたアニメ版の映画化作品第2弾です。
葛飾が観光名所になればみんな喜ぶに決まってる(両津勘吉)
ミステリー・サークルを本田と捏造する両さん。こんなことをして大丈夫かと不安がる本田に対して言ったセリフがこちら。なんとも両さんらしい屁理屈です。
忘れちまったよ、そんなこと(両津勘吉)
署長!中川に落ちたってことはウチの管轄じゃないですか!(大原部長)
事件の担当が本庁であることから、署長ら所轄での捜査に慎重な姿勢を見せますが、そこで大原部長が放った言葉。
責任感と行動力が垣間見れるセリフです。ちなみにこの二人は若い頃からの友情があります。
俺も勘吉みたいになりたかった・・・でも、なれなかった・・・
『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE ~勝どき橋を封鎖せよ!~』
『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE ~勝どき橋を封鎖せよ!~』は2011年に公開された実写ドラマ版の映画化作品です。
嫁が来てくれて子供にお前の血が流れてないなんてこんなめでたいことはない!(両津銀次)
小学校の頃の同級生、桃子と再会した両さん。つい勇み足で結婚まで視野に入れてしまいますが、彼女の娘、ユイもいることを気まずそうに両親に話したときの父の返答がこちら。照れ隠しなのか、本気なのかはわかりませんが、相手に子供がいることも喜んでくれる、こんな両親は素敵だと思います。
わしは面白いぞ わしはユイといると楽しいぞ ユイの中には面白いもんがいっぱい詰まってる自信もって話しかけてみろ(両津勘吉)
次は両さんのセリフ。桃子の娘、ユイが友達の作り方がわからず、引っ込み思案になっていたときに、ユイにかけた言葉がこちら。劇中でも誰とでも友達になれると評されている両さんですが、そんな両さんの優しさが溢れた名セリフだと思います。
私はあいつがいい警察官になるとずっと信じていた・・・待っていて本当に良かった(大原部長)
桃子への想いから仕事にも真面目に取り組むようになった両さん。そんな両さんを見送りながら、大原部長が呟いた言葉です。
ことあるごとに両さんを叱り飛ばし、怒ってばかりの部長ですが、実際には喧嘩するほど仲のいい関係であって、部長以上に両津を信頼している人間はいないと言われるほど、二人の間には固い絆があるのです。それか垣間見れた名言だと思います。
テレビ局って全部買収できるかなぁ・・(中川)
誘拐された娘が警視総監の孫ではなかったとわかった瞬間に、操作規模があからさまに小さくされてしまいました。
そんな時に中川がボソリと呟いた一言。
両さん同様、中川も被害者の社会的地位に寄らずに捜査にはどれも全力を尽くしますが、そうではない警察の実態をテレビを使って暴こうとしています。
しかし、脅しの言葉とはいえ、実際にすべてのテレビ局を買収できてしまうのが中川コンツェルンの御曹司である、中川の凄さでしょう。
ワシは悲しいぞ!オッサンいなくなったらワシのことホメてくれる人間誰もいなくなっちまうんだぞ!(両津勘吉)
誘拐犯は近所の人のいい見回りのおじさんでした。
身寄りもなく、自分が死んでも誰も悲しまないというおじさんに、両さんはありったけの気持ちを込めて叫びます。
こち亀の人情モノの一面が全面に押し出されたシーンです。