【友あるものは敗残者ではない】『素晴らしき哉、人生!』の名言・名セリフ特集

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『素晴らしき哉、人生!』とは

『素晴らしき哉、人生!』とは、1946年に公開されたフランク・キャプラ監督のファンタジー映画。主演は『スミス都へ行く』でもタッグを組んだジェームズ・スチュアート。

公開当時は興行的に惨敗しており、この失敗を機にキャプラの映画製作本数は激減してしまいますが、今では映画史に残る傑作として多くの人に愛されている名作映画です。

『素晴らしき哉、人生!』の名言・名セリフ

「君は実に素晴らしい人生を送った。捨てるのは間違いだと思わんか」

人生に絶望したジョージは、もし自分が生まれなかったらどうなるか、自分のいない世界を体験することに。

その世界は何もかもが悪い方向に様変わりしており、ジョージは愕然とします。

そんなジョージに彼の守護天使であるクラレンスがかけた言葉がこちら。

「もう一度生きたい」

「一人の人生はその他大勢の人生に影響を与える
一人いないだけで世界は一変する」

こちらもクラレンスの言葉です。ジョージのいない世界は人も荒み、町全体もトゲトゲしい雰囲気へ変貌していました。

ちっぽけで価値の無い人間なんて一人もいないと感じさせてくれる台詞です。

「奇跡が起こった」
「奇跡はこれからよ」

元の世界に戻ったジョージは、いまの暮らしこそが奇跡だと言います。

しかし、妻のメアリーにはそれに負けないほどの奇跡が舞い込んでいました。

それを伝える、小粋なセリフですね。

「友あるものは敗残者ではない」

『素晴らしき哉、人生!』の中でも群を抜いて有名なセリフではないでしょうか。

ジョージの元には紛失した8000ドルを補填するために町の人から多くのカンパが集まります。

そのなかに混じって『トム・ソーヤの冒険』の本が。そこにはクラレンスからのメッセージで「友あるものは敗残者ではない 翼をありがとう」とあったのでした。

ジョージは金を無心したポッターから「敗残者」と罵られましたが、人生で本当に大切なものはお金ではなく、助け合える友なのだというキャプラらしいメッセージがこのセリフに象徴されています。

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