今回はクリント・イーストウッド監督の名作映画『グラントリノ』から名言・名セリフを紹介します。
『グラントリノ』とは
『グラントリノ』とは2009年に公開されたクリント・イーストウッド監督・主演のアメリカ映画です。
主人公は朝鮮戦争の退役軍人でもあり、かつてフォードで働いていたポーランド移民のウォルター・コワルスキー。
頑固な性格ゆえに孤独な人生を送る彼の元にタオという少年が現れたことから彼の人生は変わっていきます。
タイトルの由来はウォルター・コワルスキーがこよなく愛するフォードの車「グラン・トリノ」から。
今回はそんな『グラントリノ』から名言・名セリフを紹介します!
『グラントリノ』の名言・名セリフ
「”怒らせたのが大間違い”という男もいるんだ、例えば俺だ。」
スーに絡んできた不良たちを黙らせたウォルターのセリフです。頑固ではあるものの、自分の正義を貫き、何にも臆しないウォルターの生き方がよく表れたセリフだと思います。
「おまえは大人になった、自慢できる友達だ」
ウォルターがタオに向けた言ったセリフ。孤独な人生を送っていたウォルターでしたが、タオとの出会いによって徐々に穏やかさを取り戻していきます。ウォルターにとってもタオはかけがえのない存在になっていたのです。
「おまえの人生はこれからだ。俺はかかわったことに決着をつける」
タオの人生を自分を犠牲にしても守り抜こうとするウォルター。
「”人を殺してどう感じるか?”この世で最悪の気分だ。それで勲章など、もっと悪い」
姉の復讐に我を忘れているタオにウォルターは人を殺すとどうなるかを教えます。しばしばタカ派と思われることも多いクリント・イーストウッドですが、『アメリカン・スナイパー』同様、実際は戦争について冷静な視点を持っていることがわかります。