映画の名言・名セリフシリーズ、今回は『ダークナイト』を紹介します!
『ダークナイト』とは
『ダークナイト』は2008年のアメリカ映画。監督はクリストファー・ノーラン。
『バットマン・ビギンズ』に続くダークナイト・トリロジーの第2作目に当たります。
主演はクリスチャン・ベール。今作でジョーカーを演じたのはヒース・レジャーですが、公開前に死去したことと、その演技力も相まって今作のジョーカーを伝説的な存在にしています。
なお、ヒース・レジャーは今作の演技により、死後、アカデミー助演男優賞を受賞しました。
『ダークナイト』ジョーカーの名言・名セリフ
「マジックを見せるってのは?今からこの鉛筆を消そう。ジャジャーン!ほら、なくなった」
「なぜ深刻な顔をしている?」
英語だとwhy so serious?となります。
相手に顔の傷の話を聞かせる前に言う言葉。ジョーカー(道化師)の名前にふさわしいセリフです。
「今の俺は笑いっぱなしだ」
パーティー会場に現れたジョーカーがレイチェルに向かって言った言葉。
ジョーカーは社会に混沌と恐怖をもたらすことを愉しみにしています。
「俺は混乱の使者」
今作のジョーカーは社会に混沌と恐怖をもたらすことで、人の本質をあぶり出そうと画策します。
ジョーカーは人の本質は悪であると考え、正義の検事、ハーヴィ・デントを悪の道へ引きずり下ろします。
上記のセリフはそのときにハーヴィに語った言葉です。
「何が混乱を起こす?恐怖だ」
「狂気とは知ってのとおり-重力と同じだ。人は一押しで落ちていく」
クライマックスのバットマンとの戦いにおいて、バットマンはゴッサムシティの住民は善の心を持つとジョーカーの考えを否定しますが、その裏でジョーカーはハーヴィをトゥーフェイスに変貌させ、狂気へと至らせました。
その時に語ったセリフです。人間の脆さが伺える言葉ではないでしょうか?
「お前ってやつはどうしても俺を殺せないらしいな」
「俺もお前は殺せない、せっかくの「オモチャ」だからな」
ジョーカーが次作『ダークナイト・ライジング』の悪役、ベインが他の数多の映画の悪役同様に武器であったり、権力を狙うものに対して、ジョーカーはバットマンを「オモチャ」呼ばわりすることからもわかるように、もっとスケールの大きな、魅力的な悪役であることがわかるかと思います。