大人になる楽しみのひとつがお酒ですね。もちろん飲めない人もいらっしゃるでしょうが、それでもお酒は大人の楽しみのひとつだと思います。
お酒と人間の関わりは古く、紀元前からエジプトでは葡萄を発酵させた、今でいうワインのようなものが飲まれていたと言われています。
今回はそんなお酒にまつわる映画の名言、名セリフをピックアップ。
酒の名セリフ『男はつらいよ ぼくの伯父さん』
まず片手にさかずきを持つ。酒の香りを嗅ぐ。
酒のにおいが鼻の芯にジーンとしみとおった頃、おもむろに一口飲む。
さあ、お酒が入っていきますよということを五臓六腑に知らせてやる。
そこで、ここに出ているこのツキダシ、これを舌の上にちょこっと乗せる。
これで、酒の味がぐーんとよくなる。
それから、ちびりちびり、だんだん酒の酔いが体にしみとおってゆく。
美しき飲んべえの美学ですね(笑)。
こんな風に自分なりのこだわりや愛情をもってお酒を楽しんでいる人はカッコいいなと思います。
酒の名セリフ『007 カジノ・ロワイヤル』
ボンド「これをヴェスパーと呼ぶことにしよう」
ヴェスパー「後味が苦いから?」
ボンド「 いいや。一度味を知ると、これしか飲みたくない。いいセリフだと思ったんだが」
カッコいいですよね。2006年の作品、『007 カジノ・ロワイアル』から。
ちなみに現実にもヴェスパーというカクテルは存在します。『007』という作品が私たちの世界にも影響を与えたのですね。
ちなみに『007』には「アメリカ映画の名セリフベスト100」にも選ばれた次のセリフがあります。
「マティーニを。ステアじゃなくシェイクで」
マティーニ好きのボンドらしいセリフです。
酒の名セリフ『キングスマン』
コリン・ファース出演のスパイ・アクション映画『キングスマン』。
こちらは上記の『007』を意識していながらも、内容は全く別のものに。
「マティーニを。無論、ウォッカでなくジンで。
ベルモットは入れず、ボトルを10秒間、かすめ見ながらステアで」
同じ英国スパイ映画でありながら、同じではないのだというプライドや決意の高さがこの短い一セリフに詰め込まれているように感じてならないのは私だけでしょうか。
『キングスマン』からは次のセリフも。
「私は今日、少々感情的なんだ。どうか騒ぎを起こさないでほしい。この素敵なギネスを飲み終わるまでは。」
酒の名セリフ『イングロリアス・バスターズ』
「いいスコッチがわからん連中は地獄行きだ。私はもうじき天国の扉を叩く。正直に言おう。
文句なしにうまい」
自分の死が目前にあることがわかったときのセリフ。最後のスコッチを飲み干しながらのこのセリフ。かっこよすぎます。
という訳でお酒のセリフでした。
くれぐれも飲みすぎには注意してくださいね~!