今作は2019年に公開されたファンタジー映画『アラジン』の名言・名セリフを特集します!
実写版『アラジン』とは
『アラジン』は2019年に公開されたファンタジー映画。千夜一夜物語の中の『アラジン』「アラジンと魔法のランプ」を元にしたディズニーのアニメーション映画「アラジン」の実写化作品です。
監督はガイ・リッチー。主演はメナ・マスードとナオミ・スコット。
ウィル・スミスがランプの魔神、ジーニーを演じていることでも話題になりました。
実写版『アラジン』の名言・名セリフ
「毎日何かあると思っても何も変わらない」
アラジンが自分の生活をふと、このように言い表してつぶやきます。
日々生きていくだけで精一杯のアラジン。
原作となったアニメーション映画の方では明確にお城に住むような暮らしに憧れている描写がありますが、実写映画では割とあいまいにされています。
「盗んでいい時と悪い時がある」
「リンゴを盗めばコソ泥、国を盗めば支配者だ」
ジャファーのセリフです。果てなき野心と支配欲を持つジャファーは、アラジンにこう言って、魔法のランプが置いてある洞窟へアラジンを向かわせようとします。そして、ジーニーの魔法により、国王を越える権力を得ようと画策するのですが・・・。
「無限の力を持ってるが家は狭い」
一万年もの間、ランプの魔神として生きてきたジーニー。
どんなに強大な力をもっていても、所詮はランプに囚われた魔神。
ジーニーはその経験から魔神ではなく、ランプから解き放たれて自由になりたいと願ってもいます。
ランプの魔神としての生き方がどれほど窮屈か伝わってくるセリフです。
「ジャムから離れろ」
ジーニーの魔法によって、町のコソ泥から一国の王子へと変貌したアラジン。
晴れて王女の前に面会へ向かいますが、所詮は偽りの王子。中身はアラジンのままなので、スマートな挨拶もできずに、お土産も持参したジャムについてのことばかり。
それを見かねたジーニーの一言です。
「この一万年で一番恥ずかしかった」
まともな会話もできずに、話す内容は自らの墓穴を掘るばかり。とうとうジャスミンに呆れられ、彼女は自分の部屋に帰ってしまいます。
失敗つづきのアラジンの横でジーニーの容赦ない一言です。
「外見は王子に変えたが中身は何も変えてない」
ジーニーは、アリ王子としての振る舞いに悩むアラジンに、アラジンとしての武器を遣えといいます。
すなわち、中身は何も変えてはいない、と。
ジーニーの魔法は本人いわく「うわべ」だけ。
本当に大事なのは見せかけではない、ということですね。
「世界は本や地図の外に広がってる、見たい?」
アラジンは夜になると再びアリ王子としてジャスミンの元を訪れます。地図を開いてしきりにアリ王子の国、アバブワを探そうとするジャスミンですが、アバブワなんて架空の国。
じかし、アラジンは魔法の絨毯を使って、地図や本ではない、実際の広い世界へジャスミンを連れ出します。
「時々は冒険をしなきゃ」
「僕を信じて」
魔法の絨毯にのったアラジンがジャスミンへかける言葉。アラジンはアリ王子としてジャスミンに会っていましたが、ジャスミンは以前アラジン本人からこの台詞を言われたことがありました。
この事をきっかけに、ジャスミンにはアリ王子=アラジンということがバレる羽目に。
しかし、嫌われたくないアラジンは、本当の自分はアラジンではなく、アリ王子だと自分を再び偽ってしまうのでした。
「ウソで何もかも手に入れても、もっと惨めになるだけだ」
そんなアラジンの態度はエスカレートしていき、アリ王子として生きていくとジーニーに伝えます。しかし、ジーニーは一万年もの間、あらゆる人と接してきたことでウソで幸せになった人はいないとアラジンに伝えます。それがこのセリフ。