「ターミネーター」のあらすじを結末までネタバレで紹介しているので、
まだ見てない人は閲覧注意です!
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「ターミネーター」のネタバレあらすじ
近未来、世界では機械(スカイネット)と人間の争いが続いていた。
戦争の行方はジョン・コナーという指導者の登場により、人類に有利になっていく。
危機を覚えたスカイネットは、タイムマシンでジョンの母親を殺害するためにターミネーターを送り込む。
その事に気づいた抵抗軍も、一人の兵士を過去に送り込むのだった。
1984年。ロサンゼルス。
タイムスリップしたターミネーターは、絡んできた不良を殺害。服を奪いその場を跡にする。
同じ頃、抵抗軍の兵士カイル・リースもタイムスリップし、ホームレスから服を奪う。そのことが原因で警察から追われるカイルだったが、逃げ込んだデパートで靴など一式を揃え、町のなかに消えていく。
ファミレスでバイトしている女子大生のサラ・コナーは自分と同姓同名の女性が続けて殺害されていることを知る。
ターミネーターがサラ・コナーという名前を頼りに該当する人間を片っ端から殺害していたのだった。
最後の「サラ・コナー」の家に侵入したターミネーターは、たまたま部屋にいたサラの同居人を殺害。目的を達したかに思えたが、留守電のメッセージにより、本当のサラ・コナーが町のクラブにいることを知る。
サラは連日の事件と、自分を尾行する男に怯え、クラブから電話を掛けていたのだった。
クラブに現れたターミネーターはついにサラの頭部に銃の照準を合わせる。
引き金を引く瞬間、尾行していた男のショットガンがターミネーターを吹き飛ばした。
男はカイル・リース。サラを守るために未来からやって来た抵抗軍の兵士だった。
撃たれても死なずなおも追ってくるターミネーターをカイルは車でなんとか振り切る。
しかし、ターミネーターは警官を襲い、パトカーを強奪。警察無線を頼りにカイルとサラの行方を追う。
駐車場に身を潜めたカイルとサラだったが、サラは状況が飲み込めず、なおもカイルの元から逃げ出そうとする。
そんなサラに自分達を持っている男が人間ではなく機械だということ、ターミネーターには感情や情けもなく、サラが死ぬまでずっと狙いつづけることを話す。
そして自分が未来からやって来たことも。
そんな話を交わす二人のもとにターミネーターが姿を表す。
カーチェイスのはてにターミネーターは負傷。カイルとサラは警察署に連れていかれる。
警察署で取り調べを受けるカイルだが、『未来から来た兵士だ』という主張は全く受け入れられず、危険人物あつかいされ、釈放される見込みは薄かった。
そんな中、自分で負傷を修理したターミネーターが警察署を来襲。
居合わせた警察官のほとんどを射殺するも、混乱に乗じて逃げ出したサラとカイルを取り逃がす。
ターミネーターから逃げおおせたサラとカイルはモーテルに身を隠す。
サラは祖母に電話するが、祖母だと思い話していたのは声を擬態していたターミネーターだった。
カイルはこの任務に志願した理由をサラに話す。それはジョンから見せてもらった写真の中のサラ・コナーに恋をしていたことを告白する。
そして、二人は結ばれるが、翌朝ターミネーターが来襲。二人は間一髪で逃げ出すことに成功するも、ターミネーターはタンクローリーで再びカイルとサラを追い詰める。
カイルの機転によってタンクローリーを爆発・炎上させる。サラは炎のなかに倒れ行くターミネーターの姿に安堵しカイルと抱擁を交わすが、炎の中から機械の骨格のみになったターミネーターが現れるのだった。
二人は工場に逃げ込む。なおも二人を追いかけるターミネーターに対し、カイルは自分の命と引き換えに爆弾を仕掛ける。
カイルの死を嘆き悲しむサラであったが、上半身だけになったターミネーターはなおもサラを狙い続けるのだった。
サラは間一髪でターミネーターをプレス機に閉じ込め、潰すことに成功。
ようやくターミネーターを抹殺することができたのだった。
数ヵ月後、メキシコへ向かう車の中にサラの姿があった。お腹にはカイルとの子供ジョンを宿して。
サラはジョンのためにターミネーターとの戦いのこと、そしてカイルとのことをテープに吹き込んでいた。
立ち寄ったガソリンスタンドで子供に不意に写真を撮られる。美しくも悲しげな表情のその写真は未来でジョンからカイルに見せられたその写真だった。
空を指差し『嵐が来る』という子供に対して、サラは『わかってるわ』と返事をする。
戦いはまだ続くことを示唆し、映画は幕を閉じる。
「ターミネーター」の映画情報
1984年
上映時間
108分
監督
ジェームズ・キャメロン
脚本
ジェームズ・キャメロン
ゲイル・アン・ハード
製作
ゲイル・アン・ハード
製作総指揮
ジョン・デイリー
デレク・ギブソン
出演者
アーノルド・シュワルツェネッガー
マイケル・ビーン
リンダ・ハミルトン