【あらすじネタバレ】「君に読む物語」


「君に読む物語」のあらすじを結末までネタバレで紹介しているので、
まだ見てない人は閲覧注意です!

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「君に読む物語」の予告編

「君に読む物語」のネタバレあらすじ

夕暮れ、鳥たちが飛ぶなかをある男がボートにのって進む。その様子を施設からある年老いた女性が眺めていた—。

療養施設へ入寮しているデュークは、同じ施設の認知症の女性患者にある一冊のノートに書かれた物語を読み聞かせる。

その物語の舞台は1940年、アメリカ南部のシーブルック。材木置場で働く青年ノア・カルフーンは、夏休みに別荘にやってきた17歳の少女アリー・ハミルトンに一目惚れ。

アリーは他の男と観覧車に乗るが、それを見ていたノアは無理やりその観覧車に飛び乗る。

頂上付近で観覧車は動きを止めるが、ノアは観覧車にぶら下がり、『デートしないと飛び降りる』と強引にアリーをデートに誘うのだった。

なんとかノアはアリーを映画デートに誘う。映画の帰り道二人は話しながら歩いていた。

「映画なんて子供の時以来」と話すアリー。大学を目指すアリーは忙しい毎日を送っていた。

彼女はそんな自分を自由だと思っていたがノアは彼女をそう思わなかった。

地面に寝転び、信号が変わるところを見ようと言うノア。

二人で寝転びながら、アリーは初めて自分の好きなことを口にする。

二人は躍りながら、互いの距離は縮まり、やがて付き合うようになる。

ノアはアリーを自宅に招待する。

ノアは子供の頃の吃音を直すために詩の朗読をしていたのだった。

アリーとノアは釣り合わない人間同士の恋だった。しかし二人はダンスをしたり、川遊びをしたり、そして毎日喧嘩ばかりだったが愛し合っていた。

ある日、アリーの家に招かれたノア。

そこでノアは自分の給料を尋ねられるまに口にする。

決して高くはないその金額に、アリーの家族はアリーの彼氏としてはどうなのかと表情を曇らせるのだった。

そしてアリーの母親の反対にあい、アリーは別荘から実家へ戻ることになった。結局二人の恋はそれ以上進展せずに夏休みが終わると同時にひと夏の出来事として終わってしまう。

ノアは大学生になったアリーに向けて毎日手紙を出すが、その手紙はアリーの母に見つかり、アリーも知らぬ間に捨てられてしまう。
結局ノアが出した手紙は一通も届かず、そのまま戦争が始まり、ノアは徴兵されることに。

戦争が終わり、ノアは無事に帰ってくるが、その頃アリーは裕福な弁護士のロンと婚約していた。

そのことを知ったノアは、父を失くしても、かつてアリーと話した理想の家のように、購入した家を改築していく。

一方、アリーは結婚式も目前に迫ったある時新聞でノアの記事を見つける。ノアの改築した家は人気の物件になっていたのだった。
アリーは自分の気持ちにけじめをつけるためにノアに会いに行く。

久しぶりに再会した二人はかつての気持ちを取り戻し、激しく愛し合う。
「なぜ連絡をくれなかったのとノアに詰め寄るアリーだったが、ノアの言葉によって、手紙は母親が隠していたことを知るのだった。

そしてアリーを心配してアリーの母もシーブルックへやってくる。

母の話だとロンもシーブルックへ来ているという。

母は工事現場へアリーを連れていく。
そこで見たのは母がかつて駆け落ちした相手だった。

母はかつて駆け落ちする程深く愛したものの、今もその生活のままだったらと思うとぞっとするということ、そして今の夫と結婚したことで裕福な生活を手に入れ、結果的に正解だったとアリーに語る。

そしてもちろん、夫を愛しているとも。

ロンかノアか、どちらを選ばないといけない場面において、母はそれまでアリーに隠していたノアからの手紙を渡しながら「正しい選択を」と伝える。

一度はロンの元へ車を走らせたアリーだったが、ノアからの手紙を読むうちに、車をノアの元へ引き返す。

後日、ロンはゆれるアリーに「僕だけの君でいてほしい」と迫られるがー。

その後二人はどうなったの?と尋ねる老女。そして

「そのふたりは私たちね」と自分のことを思い出す。

しかし、それも束の間。また認知症の症状が現れ、デュークのことを「知らない人がいる」と激しく拒絶する。

その後、デュークは心臓発作を起こす。何とかもちこたえたデュークは老女の元へ会いに行く。
果たして目覚めた老女はデュークを覚えていた。

翌朝、看護師は二人の病室に入る。そこにはデュークと老女が一緒になって眠るように亡くなっていた姿があった。

「君に読む物語」の映画情報

公開年
2005年

上映時間
123分

監督
ニック・カサヴェテス

脚本
ジャン・サルディ
ジェレミー・レヴェン

出演者
ライアン・ゴズリング
レイチェル・マクアダムス
ジーナ・ローランズ
ジェームズ・ガーナー
ジョアン・アレン
ジェームズ・マースデン
サム・シェパード

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