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グレイテスト・ショーマンのあらすじネタバレ
サーカスで成功するまで
フィニアス・テイラー・バーナムは決して裕福ではない家庭に生まれ育ったが、幼なじみの名家の令嬢チャリティと結婚し、二人の娘も授かることができました。
しかしバーナムの人生は彼が望むようにはうまくいきません。
「君に約束した人生はこんなんじゃない。」
彼女たちを幸せにすることを願うバーナムは努力と挑戦の果てに、様々な個性をもちながらも日の当たらない人生を歩んでいたマイノリティの人々を集めた、誰も観たことが無い華やかなショーを思いつきます。
さらなる成功を求めるバーナム
やがてそのショーは大評判となり、バーナムはようやく家族を幸せにできるだけの富を得ました。しかしその人気とは裏腹にマイノリティの出し物を酷評する声は止まず、バーナムに対して「なりあがりもの」と揶揄する声もありました。その声はバーナムだけでなく、その家族にも浴びせられます。「気にすることはない」という妻にうなずくバーナムでしたが、彼は富だけでなく、名声も得ようとします。
まず上流階級の人と親しいフィリップをパートナーに引き入れ、上流階級の人々にも受け入れられようとします。
フィリップの助けもあり、バーナムたちはヨーロッパ巡業を行ないイギリス王室のエリザベス女王に謁見。そこで出会った当時欧州一といわれた奇跡の声と美貌を持つスウェーデンのオペラ歌手ジェニー・リンドを引き連れて、アメリカツアーをプロモートするなどバーナムは名士の仲間入りを果たしますが、その目はセレブリティ達の輝かしい世界にいつしか囚われてゆきます。
成功の裏側
しかしパーティー会場に押し寄せたマイノリティである出し物小屋の仲間たちを入れさせないなど、成功を求め続けるバーナムはかつての人間関係をぞんざいに扱うようにもなってしまいます。バーナムへの懐疑を深める出し物小屋の仲間たち。
彼らはありのままの自分を『これが私(This is me)』と高らかに歌い上げますが、バーナムのいない興行の際に、市民から上がっていたマイノリティへの批判の声を穏便に対処することができずに市民たちと乱闘騒ぎに発展してしまいます。
その余波で劇場には火を付けられ、バーナムはジェニー・リンドには愛想を尽かされ、妻子は出ていき、あっというまに一文無しに逆戻り。
本当の幸せ
その時になってバーナムは本当に大切なものに気づきます。それは計らずもバーナムによっていつの間にか『居場所』を与えられていたマイノリティの人々。
多毛症の人や小人症の人、全身タトゥーに黒人の人。。人種もなにもかもバラバラな人たちが平等に扱われ、彼らは家族ともいえる関係になっていました。
彼らからの言葉で自分が本当に求めていた幸せはただ家族のことであったと悟るバーナム。
ただ、サーカスを再開するにももはや資金がありません。その時バーナムが「建物ではなく、テントを小屋として使用する」ことを思いつきました。
かくして「地上最大のショー」と題されたバーナムのショーは大盛況。途中に帽子を譲り、家族のもとへ向かうバーナム。
妻とともに娘の舞台を見つめるバーナムは「これが最高の幸せ」と口ずさみます。
グレイテスト・ショーマンの映画情報
2018年(日本)
上映時間
105分
監督
マイケル・グレイシー
脚本
ジェニー・ビックス
ビル・コンドン
出演
ヒュー・ジャックマン
ザック・エフロン
ミシェル・ウィリアムズ
レベッカ・ファーガソン
ゼンデイヤ
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