「クリード 炎の宿敵」のあらすじを結末までネタバレで紹介しているので、
まだ見てない人は閲覧注意です!
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「クリード 炎の宿敵」のネタバレあらすじ
ウクライナのキエフでのボクシングの試合。相手を早々にKOする男。彼こそかつてアドニスの父、アポロ・クリードを死に至らしめた、イワン・ドラゴの息子、ヴィクター・ドラゴだった。
そのころ、アドニスは世界タイトル戦に勝利し、恋人のビアンカとも結婚するなど、幸せの絶頂にあった。
数日後、ロッキーのもとにイワン・ドラゴが訪ねて来る。イワンはアドニスと息子のヴィクターとのタイトルマッチを切望していた。
30年前、アポロを倒したイワンはしかしその後ロッキーに敗れた。祖国では手のひらを返したように一転して蔑まれ、妻とも離婚、貧困のなかで野良犬のようにその日その日を戦って生きていくしかなかった。アドニスとの対決で家族の雪辱を晴らそうとするイワンだが、ロッキーはその申し出を冷たく断るのだった。
また、アドニスもプロモーターからヴィクターとの対決を打診されていた。
父を殺された想いと、そのトラウマをヴィクターに勝つことで乗り越えたい。
そうロッキーに意思を伝えるも、ロッキーはアドニスに猛反対する。
「(俺は負けないというアドニスの言葉に対して)そう言ったお前の親父は俺の腕の中で死んだ」「あまりに危険すぎる」と。
ドラゴとの初戦、アドニスの頭の中には父の敵討ち、そして父を越えたい、歴史を塗り替えたいという野心もあったでしょう。ロッキーの反対を押しきり、袂を分かつことになりながらも、アドニスはリングへ向かいます。
迎えた試合の日。しかし、貧しい生活のなかでロッキーへの憎悪を燃やし続けていたドラゴ親子の執念、想いの深さにアドニスは敗退。失意の中、アドニスは子供が生まれたことで自分自身を見つめ直す。
また、母の計らいでロッキーとも和解したアドニスは、自身の戦う理由を取り戻し、ロッキーとともに野獣となるための地獄のトレーニングを開始する。
ヴィクター・ドラゴとの再戦の場所はロシア。
前回同様、アドニスはロープにおいつめられますが、今回は特訓の成果もあり、上手くパンチを交わしていく。しかし、ヴィクターの強打や反則行為、執拗なボディへの攻撃など、ポイントはヴィクターに有利。ヴィクターに勝つにはKOで勝つほかなかった。
アドニスは何度も倒されながらも諦めずに立ち上がる。そして逆にヴィクターはスタミナが切れ、劣勢に追い込まれてゆく。そして、ヴィクターは憎んでいたはずの母親が自分が劣勢になると観覧席を立っていなくなってしまっていたことに気付き、戦意を喪失してしまう。
打たれるがままのヴィクターに、イワンはとうとうタオルを投げ込み、試合はアドニスの勝利で幕を閉じる。
再戦の地、ロシアで何とかヴィクターに勝利したアドニスは、ビアンカとともに初めて訪れたアポロの墓前に勝利の報告をする。それは父の呪縛から一人立ちし、自分の人生を歩き始めたことをアドニス自身が実感したことの表れでもあった。
ロッキーもその頃息子を訪ねていました。ロッキーが勇気を出して、孤独な生活から家族の繋がりを再確認していました。
「クリード 炎の宿敵」の映画情報
2019年
上映時間
130分
監督
スティーヴン・ケープル・Jr.
脚本
シルヴェスター・スタローン
チェオ・ホダリ・コーカー
製作
シルヴェスター・スタローン
アーウィン・ウィンクラー
チャールズ・ウィンクラー
デヴィッド・ウィンクラー
ウィリアム・チャートフ
出演者
マイケル・B・ジョーダン
シルヴェスター・スタローン
テッサ・トンプソン
ウッド・ハリス
フィリシア・ラシャド
フローリアン・ムンテアヌ
ドルフ・ラングレン