「処刑人」のあらすじを結末までネタバレで紹介しているので、
まだ見てない人は閲覧注意です!
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「処刑人」のネタバレあらすじ
精肉店で働く兄弟は、ふとしたことから町のマフィアと争いになり、殺してしまいます。
警察の捜査で正当防衛と判断され釈放されるふたりですが、勾留された夜に神からの啓示を受けます。
それは
『法でさばけない悪人は殺しても構わない』ということ。
手始めにマフィアの会合を強襲したふたりですか、現場を悪友のロッコに目撃されてしまいます。しかたなくロッコを仲間にし、三人で活動することにしますが、ロッコはやや自制心に欠け、不必要な殺人まで犯すなどの不手際が目立ちます。
当然警察も捜査はしていますが、捜査官のウィレム・デフォーは犯人が悪人しか殺していないことを突き止め、司法の番人である自らの立場と、内心感じている犯人への共感の狭間で苦悩することになります。
そして次々と仲間を殺されているマフィアも黙ってはいませんでした。二人への対抗策として名うての殺し屋イル・ドゥーチェに彼らの殺害を依頼します。
そんなマフィアの動きを知らぬまま、いつものようにマフィアの家に侵入する二人。
仕事を終わらせ帰ろうかとするときに、イル・ドゥーチェの猛攻に会います。
なんとか逃げだす三人。傷を応急処置で無理やり手当てし、マフィアのボスの元へ向かいます。
しかしそこでついにボスにとらわれることになるのです。
イスにくくりつけられ、拷問の末にロッコはボスの手によって殺害されます。
祈りを唱える兄弟の背後にはイル・ドゥーチェの姿が、、、、
絶体絶命の状況かと思われましたが、なんとイル・ドゥーチェも同じ祈りを唱え始めます。
じつはこのイル・ドゥーチェ、兄弟の父親だったのです。
ラスト、捜査官の協力も得ながら、裁判所に乗り込む3人。
祈りの言葉とともにマフィアのボスを処刑します。
町の人に「処刑人」についてインタビューするシーンで映画は幕を下ろします。
「処刑人」の映画情報
2001年(日本)
上映時間
110分
監督
トロイ・ダフィー
脚本
トロイ・ダフィー
出演
ショーン・パトリック・フラナリー
ノーマン・リーダス
ウィレム・デフォー