今回おすすめする映画のジャンルはサスペンス!スリラーやミステリーも合わせて、ハラハラドキドキや謎解きの面白さを存分に味わってください。
サスペンス映画01.『セブン』
『セブン』は1995年に公開されたデヴィッド・フィンチャー監督、ブラッド・ピット、モーガン・フリーマン主演のサスペンス映画。
デヴィッド・フィンチャーのブレイク作。聖書における「七つの大罪」に倣った連続猟奇殺人事件が発生。
若手の刑事ミルズとあと数日での二人は凄惨な事件の犯人を追いますが、5つ目の事件が発覚したあとに犯人が出頭。
果たして残り2つの殺人事件はどのような形で果たされたのか?
デヴィッド・フィンチャーの世界観を確立させた作品であり、サスペンス映画の90年代の名作でもあると思います。
ちなみに今作は、当時ほとんど使われていなかった銀残しという手法をフィルムに用いています。その結果、『セブン』の高評価とも相まって銀残しという手法は大ブームとなりました。
サスペンス映画02.『チェンジリング』
『チェンジリング』は2008年に公開されたクリント・イーストウッド監督の映画。実在の事件であるゴードン・ノースコット事件を当時の実名そのままで取り上げています。
1928年、シングルマザーのクリスティンは仕事から帰宅すると、息子のウォルターがどこにもいないことに気づく。ロサンゼルス市警に捜査を依頼するが、5か月後、警察が見つけてきた「ウォルター」は全くの別人だった。クリスティンは必死にそのことを訴えるが、逆に彼女は精神病院に入れられてしまう―。
タイトルの『チェンジリング』は取り換え子の意味で自分の子供が醜い子供に取り替えられるというイギリスの伝承を元にしています。
サスペンス映画03.『マッチスティック・メン』
『マッチスティック・メン』は2003年に公開されたリドリー・スコット監督・ニコラス・ケイジ主演のサスペンス映画です。
極度の潔癖症である詐欺師のロイはある日とうとう日常生活にも支障をきたすまでに精神がボロボロになってしまう。その治療策として、精神科医のクレインや相棒のフランクから勧められたことをきっかけに、実の娘のアンジェラと会うことに。
元妻の妊娠中に彼女とは別れたきりだったのでロイは娘とは一度も会ったことが無かったのだった。
こうして時折娘と合うようになったロイだったが、ある時アンジェラとのいさかいから、彼は自分が詐欺師だということを打ち明ける。アンジェラの反応は「自分にも詐欺を手伝わせてほしい」という意外なものだった。
ロイは狼狽しながらも仕方なくアンジェラに詐欺の手口を教えていくが・・・
サスペンス映画04.『ライフ・オブ・デビッド・ゲイル』
『ライフ・オブ・デビッド・ゲイル』は2003年に公開された アラン・パーカー監督のサスペンス・ドラマ映画。主演は ケヴィン・スペイシーとケイト・ウィンスレットが務めています。
サスペンス映画05.『ユージュアル・サスペクツ』
サスペンス映画06.『メメント』
『メメント』は2000年に公開されたクリストファー・の0ラン監督
サスペンス映画07.『レザボア・ドッグス』
『レザボア・ドッグス』は1994年に公開されたクエンティン・タランティーノ監督
サスペンス映画08.『エル ELLE』
『エル ELLE』はに公開されたポール・ヴァーホーヴェン監督
サスペンス映画09.『インサイドマン』
『インサイドマン』はに公開されたリドリー・スコット監督
サスペンス映画10.『ゴーン・ガール』
ゴーン・ガール」はベン・アフレック、ロザムンド・パイク共演のスリラー。こちらも監督はデヴィッド・フィンチャー。デヴィッド・フィンチャーにとっては「パニック・ルーム」を超え、自身最高の興行収入となりました。
おしどり夫婦としてみられていた夫妻。
そんな日常の日々のなかで妻が突然の失踪。何者かが押し入ったかのような家の様子と、夫のスキャンダルに世間は「夫が妻を殺したのではないか?」と疑いの目を深めていきます。
原作者のギリアン・フリン自らが脚本を務め、苦いラストもデヴィッド・フィンチャーらしく、おすすめのサスペンス映画です。
サスペンス映画11.『マッチポイント』
映画界の大御所監督、ウディ・アレン監督が手掛けたサスペンス映画。「アニー・ホール」「マンハッタン」などコメディの名手として知られるウディ・アレンですが、今作『マッチポイント』も劣らずの高い評価を得ています。
ありきたりの結末では終わらせないウディ・アレン映画らしさはここでも炸裂しています。
サスペンス映画12.『羊たちの沈黙』
「羊たちの沈黙」はアカデミー賞主要5部門(作品賞、監督賞、主演男優、主演女優、脚本賞)をすべて制覇した数少ない作品の一つ。サイコスリラーの名作です!
今までにアカデミー賞主要5部門をすべて制覇した作品は「或る夜の出来事」「カッコーの巣の上で」「羊たちの沈黙」の3作品しかなく、とりわけサイコ・サスペンス/ホラー系の作品が作品賞を獲ったのは異例ともいえます。
スリラーとしての面白さ、サスペンスとしての緊張感、ホラー映画としての恐ろしさ、そのすべてが極上のクオリティを持ってこの映画には込められています。
【考察】羊たちの沈黙 – クラリスが求めたもの 羊の本当の意味は何か
サスペンス映画13.『シックス・センス』
サスペンス映画14.『アンブレイカブル』
「ヒーローとは何か?」「ヒーローとはどういう人間なのか」を現実世界のなかで突き詰めていった作品。
生まれつきの疾患で骨が脆く、壊れやすい「ミスター・ガラス」こと、イライジャ。彼はいつしか、『自分と対極で、壊れない人間がいるはず、そしてその人こそがスーパーヒーローのはずだ』という考えを持つようになります。
このストーリーの斬新なところはブルース・ウィリス演じるディヴイッドがヒーローとしての自身に気づくまでのプロセス。その自覚もあるわけではなく、また闘いの場において自らのヒーローとしての資質や適性に気づくわけではない、ただ、イライジャの問いに対して半信半疑ながらも徐々に自らの特異性に気づいていく。
そしてその間に目立ったアクションシーンなどもなく、ヒーロー映画というよりもスリラーのように見せていきます。
地味に感じるかもしれませんが、独特の緊張感がつづき、退屈さはありません。
そして、イライジャに導かれるようにヒーローとしての自分に気づいたディヴイッド、そして、イライジャもまた、ヒーローとは対極の存在である自分の真実の姿=ヴィランとしての自己を認識していくのです。
それはヒーローという概念が存在すると仮定した世界では必然のこと。
「アンブレイカブル」、サスペンスとしても面白い作品ですが、大人向けのヒーロー映画としてオススメです。
サスペンス映画15.『私が、生きる肌』
『私が、生きる肌』は2011年に公開されたスペインのサスペンス映画。
ティエリ・ジョンケの小説『蜘蛛の微笑』を原作としています。
監督は主演はアントニオ・バンデラス。
非常によくできた物語の映画です。
サスペンス映画16.『キューブ』
『』は年に公開された
ホラー・サスペンス系の映画ですが、アイデアが秀逸ですね。
「CUBE」という正立方体の中に閉じ込められた6人がどうCUBEから脱出するかという話。
5000万円という低予算映画ですが、その面白さ、完成度が評判を呼び、数多くの亜流作品も生まれています。
正統な続編としては「キューブ2」「キューブ ゼロ」がありますが、一般的に最も評価が高いのは第一作目のこの作品です。
サスペンス映画17.『ピエロがお前を嘲笑う』
ハッカーを題材にしたサスペンスミステリー作品。
『ドラゴン・タトゥーの女』とか『マトリックス』とか、そっち系(GEEK)が好きな人はハマるだろうなっていう。
音楽もデジタルでアッパーな感じでカッコいいんで、そういうの好きな人はおすすめですね。
ダークウェブなどの表に出てこないネット世界の描写を地下鉄に居合わせた乗客に例えて見せているところも分かりやすくて良かったです。
ストーリーは二段構えのどんでん返し系。
ハリウッドでのリメイクも決定しているとのことですが、この内容なら頷けます。
見てみて損はしない映画だと思います。
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