【映画 おすすめ】マジで面白い!絶対観るべき映画厳選90作!!(2019年最新版)

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おすすめ映画81.ボヘミアン・ラプソディ

おすすめ ポイント

伝説のバンド、クイーンの成功と不和、復活までのストーリーを、フロントマンのフレディ・マーキュリーを中心にドラマティックに描いています。

『ライブ・エイド』のステージをほぼノーカットで再現したラストはまさに圧巻。

会場となったウェンブリースタジアムですが、臨場感がすごかったですね。

まるでライブに参加しているかのような感覚さえ覚えるこの場面、これは映画館で観た方がいいかも。

フレディのパフォーマー、ミュージシャンとしての才能を存分に堪能できます。

事実を映画的に脚色している部分もあるのですが、それが余計に映画としての完成度を高めています。

世界的に大ヒットした『ボヘミアン・ラプソディ』、クイーンに興味のない人でも満足できる映画だと思います。

『ボヘミアン・ラプソディ』の感想・レビューはこちら



おすすめ映画82.トイ・ストーリー3

あらすじ

「トイ・ストーリー」から十数年後。かつては4歳だったアンディも17歳となり、今ではおもちゃで遊ぶこともなくなった。
アンディは大学進学を控えており、引っ越しの準備を進めていた。
母親からは屋根裏部屋にしまうものと、大学へもっていくものを分別するようにいわれており、ウッディ以外のおもちゃを屋根裏行きに考えていたが、ごみ袋に詰めていたために、母親に間違えてゴミに出されてしまう。
バズやジェシーらはアンディに裏切られたと絶望し、真相を知るウッディの言葉にも耳を貸そうとしない。彼らはごみ収集車から逃れ、サニーサイド保育園への寄付用の段ボールに潜り込む。
園児たちに遊んでもらうことを楽しみにしていたバズやジェシーらおもちゃだったが、そこはクマのぬいぐるみのロッツォが支配する、恐怖の場所だった。

おすすめ ポイント

1995年に公開された第一作目の「トイ・ストーリー」から15年。4歳だったアンディも17歳となり、今ではおもちゃで遊ぶこともなくなっています。

誰しも経験のあるおもちゃからの卒業をテーマにした今作。アニメ史上に残る名作ではないでしょうか?

おすすめポインㇳはなんといってもクライマックスシーン。

おもちゃにとっての幸せを追求するストーリーの中で、おもちゃとの別れというクライマックスをこれほど感動的に、そして幸せに描いた作品は後にも先にもこの作品しかなく、また、この作品を越える作品も出てこないかもしれません。

間違いなくおすすめ。イチオシの作品です。



おすすめ映画83.クリード チャンプを継ぐ男

クリード チャンプを継ぐ男 [4K ULTRA HD + Blu-ray]

あらすじ

元世界チャンピオン、アポロ・クリードの非嫡出子であるアドニスはアポロの正妻の元で何不自由なく暮らしていた。

しかしアドニスには父親と同じボクサーになりたいという思いがあった。にはアポロの最期からその思いを反対されるが、アドニスは仕事もやめ、本格的にボクサーへの道を歩むことを決意する。

父のアポロがかつて通っていたジムを訪ねるも、金持ちのアドニスは相手にしてもらえない。

そこで、父の宿敵であったロッキーのもとを訪ねることに。

閉店後のエイドリアンズを訪れ、自身がアポロ・クリードの息子であることをロッキーに伝える。一度はコートを断ったロッキーだったが、アドニスの熱意についにはコーチを引き受けることに。

アポロ・クリードの息子であることを隠したまま、試合に臨んだアドニス。初戦を勝利で飾るものの、アポロ・クリードの息子であることが新聞に掲載されてしまう・・・。

おすすめ ポイント

クリード チャンプを継ぐ男」は2015年に公開されたボクシング映画の名作「ロッキー」のスピンオフ作品。

『ロッキー・ザ・ファイナル』でロッキーのボクサーとしての戦いは終わったのかもしれません。しかし、クリードでもロッキーは変わらずに戦い続けます。

病気と、自分の人生と。
クリードではポーリーも亡くなっており、ロッキーは孤独な生活のなかですごしており、どこか厭世感すら感じさせます。
そんなロッキーに対してアドニスの存在がどう変化を起こしていくのかは見所のひとつ。

ロッキーシリーズからのキャストを制限し、あくまでもクリードの物語ではあるものの、ロッキーシリーズの最終章『ロッキー・ザ・ファイナル』で語られる

『人生ほど重いパンチはない、それでも諦めずに前に進み続けなければならない』

この言葉そのままに、例えボクシングからは退いたとしても、生きている限り戦いの連続なんだと、それでも諦めない強さが必要なのだと闘病するロッキーを通じて感じさせられます。

それこそが今作に至るまでロッキーシリーズを貫いてきた変わらない信念でありメッセージなのだと思います。このサイトを見ている全ての人におすすめしたい映画です。

【考察】「クリード チャンプを継ぐ男」はなぜ名作になったのか?



おすすめ映画84. ノッティングヒルの恋人

おすすめ ポイント

「ノッティングヒルの恋人」は1999年公開のジュリア・ロバーツ・ヒュー・グラント主演の恋愛映画です。

冴えない男と、スター女優が恋に落ちる。

古典的なプロットですが、演じた俳優の魅力が映画を傑作に仕上げています。

序盤はできすぎたようにトントン拍子にジュリア・ロバーツ演じるアナとヒュー・グラント演じるウィリアムの恋は進展していきます。かといってありきたりのストーリーで退屈かといえば意外とそうでもなく、日常の生活のなかにいきなりスターが現れたウィリアムの友人の戸惑いは今作のメインのコメディパートになっていますし、そこに自然に馴染んでいくアナのチャーミングさはストーリーとは別のところでとても魅力的です。

ヒュー・グラントの演じる役柄は冴えない男と共に、『どこか子供っぽさをもった男』というのも非常に多いです。

それはそのまま役柄における『弱点』であったり、乗り越えるべき『課題』になってしまうこともあるのですが、今作に置いてはそれは『純粋さ』というプラスの側面を役柄に与えているように思います。

さて、順調に進んだ二人の恋愛劇はその後ねじれては焦らして焦らして、私たちの『こうなるだろうな』という予想を裏切り続けます。

だからこそのクライマックスの感動はじんわりと胸に温かいものが迫ってきます。久々に素適な恋愛映画を観ました。

『ノッティングヒルの恋人』の感想・レビューはこちら

おすすめ映画85. ミスター・ガラス

あらすじ

デヴィッド・ダンは15年勤めたスタジアムの警備員を退職し、息子のジョセフとともに『ダン・ホームセキュリティ』を経営する傍ら、能力を活かして日夜悪を成敗する裏の顔も持っていた。

ダンが探しているのは少女を誘拐して殺害している殺人犯。ジョセフの推理によって、工場街が怪しいとなり、ダンはその一角を歩いていると、服に赤土の汚れを残したケヴィンとすれ違う。

ダンの能力はすれ違う人に触れると、その人の『罪をおかした場面』が脳裏に浮かぶこと。そして彼自身は何があっても怪我ひとつ負わない「破壊不可能(アンブレイカブル)」な人間なのであった。

すぐさまケヴィンが少女を殺害した場面が脳裏に浮かぶダン。

ダンはとともにその場所を突き止め、監禁されていた少女たちを解放する。

そしてそこに現れたケヴィンの暴力的な人格「ビースト 」と戦うが、力は互角だった。ダンは自分の『破壊不可能』な体質を利用し、窓から外へビーストもろとも転落させる。

しかし、そこには警察も急行しており、ケヴィンはおろか、ダンにも銃口をむけるのだった。ダンは法に依らない自警者として警察から追われる身でもあったのだ。

ケヴィンとダンはイライジャ(通称「ミスター・ガラス」)が収容されている病院に共々収容されることになった。

女医のエリーはダンとケヴィンを別々の部屋に監禁し、彼らの「自分はスーパーヒーローである」という考えを精神病だとして治療を試みようとしていた。

おすすめ ポイント

シャマラン、完全復活ではないでしょうか?

『スーパーヒーローは現実社会のなかでどのように解釈されるのか?』

今作『ミスター・ガラス』では、彼らの能力はハイレベルではあるが、人間の限界を越えるものではないとされ、スーパーヒーローはすべて彼ら自身の妄想とされます。

ダンも、ケヴィンもその考えに納得し同調しようとしますが、イライジャは頑なに自分の信念を変えません。

『アンブレイカブル』では、圧倒的な知能というよりも、ダンをスーパーヒーローとして覚醒させる導き役として描かれていたイライジャですが、ここでは彼の並外れた『知能』が存分に描かれます。

イライジャはビーストとダンに病院を脱走させ、大観衆の目に触れる超高層タワー(オオサカタワー)で二人をスーパーヒーローとして戦わせることを画策。

しかし、実際は病院の前で、しかもほぼ誰もいない中での戦いとなりました。
ラストではイライジャは初めからオオサカタワーに行く気がなかったこと、そして、真の『目的』のために命を落とす覚悟があったことが明かされます。

その目的とは『スーパーヒーローの実在を世界に知らしめること』。

それは大観衆の前ではなく、文字通りインターネットを通じて世界に発信することでした。そして、新たなヒーローを目覚めさせること。異端を排除せずに、許しあえる社会にしようというメッセージでした。

どんでん返しに次ぐどんでん返しに劇場でめちゃくちゃ興奮しましたね。

アンブレイカブル』『スプリット』のヒーロー総集めで描かれた『ミスター・ガラス』はシャマラン版の『アベンジャーズ』とも言えるでしょう。

そこにブロック・バスターのようなエンターテインメントではなく、ヒーローとしての苦しみ(イライジャは人と異なって産まれた自分の人生を『最低だ』と漏らしています)、そして自らの存在意義を問う、リアリズム溢れる作品に昇華させました。

シャマラン、完全復活です。本当に映画に満足した1本です。おすすめします。

『ミスター・ガラス』の感想・レビューはこちら




おすすめ映画86. LION/ライオン 〜25年目のただいま〜

あらすじ

インドの小さな村に住む5歳の少年、サルーは兄の仕事についていった帰りに迷子になり、たまたま乗ってしまった電車によって、故郷から1600キロ離れたカルカッタに到着してしまう。

カルカッタでは人身売買目的での子供たちの拉致が起きるなど危険な環境でもあったが、サル―は幼いために母の名前も故郷の名前もしっかり思い出せず、家に帰ることもできない。そのために施設に送られたりするオーストラリアの夫妻の養子にもらわれることになる。

そこで過ごすこと20年。サルーは何不自由なく育ち、進学のためにメルボルンへ向かうことに。そこでできたクラスメイトとのパーティーで出された揚菓子に故郷の兄の姿が思い出さしたサル―はGoogle Earthで故郷の場所を探し始める。

一度サルーの脳裏をよぎった故郷への情景は日増しに大きくなり、どこにいても故郷の家族の姿を見るように。

しかし、それは育ての母に対する裏切りではないかー。

サル―の中で故郷の家族への想いと、今の家族への想いは大きくなるばかりだった。

おすすめ ポイント

Google Earthで家族を見つけるというのが今の時代だなと思います。

ITのいい部分ですね。

今作においては体を動かして探すのではなく、Google Earthを使って故郷を探すため、その分サルーのこれまでの状況であったり、心の葛藤、養父母や友人など周囲の人との関わりが丁寧に描かれています。

一度サルーの脳裏をよぎった故郷への情景は日増しに大きくなり、どこにいても故郷の家族の姿を見るようになります。

しかし、それは育ての母に対する裏切りではないか、今の生活を捨て去ることができるのかー。

しかし、そんなサルーの背中を押したのは育ての母の一言でした。

『立派になったあなたをお母様に見せたい』

こうして訪れない故郷の地。

再会した実の母親との25年ぶりの抱擁。

長きにわたるオーストラリアでの暮らしで、母国語をもはや話せなくなっているサルーに20年間の重みと距離を痛感します。

エンディングには後日談として、オーストラリアの育ての母も伴って再度故郷を訪れているサル―の実際の映像が流されます。

アカデミー賞で作品賞にノミネートされたこともうなずける名作。再会の場面ではホントに泣けます。。おすすめです。

『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』の感想・レビューはこちら

おすすめ映画87.マンチェスター・バイ・ザ・シー

あらすじ

ケイシー・アフレック演じるリーはボストンで便利屋として働く男。周囲を寄せ付けずに、孤独な生活を送るリーの元に、兄のジョーが重体だという知らせが入る。

故郷のマンチェスター・バイ・ザ・シーに向かうリーだったが、病院に着いたときにはジョーはすでに息を引き取っていた。

しかし、兄の遺言にはリーを息子のパトリックの後見人にするように書かれていた。予想もしないことに強く拒否するリー。

彼はマンチェスター・バイ・ザ・シーで辛い過去を背負っていた。

そのことが原因で妻のランディとは別れ、マンチェスター・バイ・ザ・シーからボストンへと引っ越していたのだった。

そんなリーにとって、マンチェスター・バイ・ザ・シーは辛い想い出の残る場所だった。

パトリックは今の生活が充実しているため、この故郷に留まりたいと言うが、リーはパトリックとともにボストンへ引っ越すことを望んでいた。

おすすめ ポイント

じんわりと心に沁みる、素直に『いい映画観たなぁ』と思える作品でしたね。

俳優の抑えた演技と、上品な脚本。できすぎたハッピーエンディングや、喋りすぎる台詞などもなく、しっかりした本当にいい出来の作品です。

監督のケネス・ロナーガンはこの映画について、『安易に救いを与えるのは傲慢だ』と発言しています。

もともとマット・デイモンが書いた脚本では主人公が立ち直るまでが描かれる予定でした。しかし、ケネス・ロナーガンはその脚本を改訂し、主人公が立ち直るまでを描かないことにしました。

このことは救済と人生に誠実な姿勢を感じさせます。

以下はケネス・ロナーガンのインタビューより。

本作でもリーは悲劇を乗り越えているわけでも、何か状況がものすごい改善したわけでもないけれども、少なくとも最初の彼と比べれば最後はより人間的になってきていると言えるでしょう。人間性を再び取り戻すことができて、そこから様々な関係がこれから育まれていくのではないかと思えるところは、”ハピアー・エンディング(happier ending)”なんじゃないかというふうに思っています

出典:https://i-d.vice.com/jp/article/kzbdaw/manchester-by-the-sea-interviewhttp://cinefil.tokyo/_ct/17074826
『マンチェスター・バイ・ザ・シー』:ケネス・ロナーガン監督インタビュー – i-D

すべての結末がドラマのような完全なハッピーエンドに収まることは現実の人生では起きない。しかし、その事から目を背けて、ハッピーエンドを描いてしまうことは、人生を描くことではないとケネス・ロナーガンは考えたのではないでしょうか。

孤独に、大きすぎる傷を抱えながら生きるリー。しかし雪が溶けて春が来るように、彼にもたしかな希望の萌芽が芽生えるのです。

リーはまだ救われていないのですが、それでも確かな光を感じさせます。

それはきっと私たちの人生にも感じられる光。

映画『マンチェスター・バイ・ザ・シー』が描いているのは夢物語ではなく、確かに人生に存在する希望と現実の重みなのだと思います。

『マンチェスター・バイ・ザ・シー』の感想・レビューはこちら



おすすめ映画88.アリータ:バトル・エンジェル

あらすじ

ザ・フォールと呼ばれる没落戦争後の世界。

一部の選ばれた人間はザレムとよばれる空中都市に暮らし、それ以外の人間は地上で暮らしていた。

ある時、医師としてサイボーグ修理業を営むイドはスクラップの中から少女のサイボーグを見つける。

サイボーグを持ち帰ったイドはラボで修理し、目覚めた彼女に亡くした娘と同じ「アリータ」という名前をつける。

目覚めたときアリータは自身の記憶をなくしていたが、ヒューゴとの出会いによって、新しい人生を楽しみ始める。

しかし彼女には自分自身が本当は何者なのかという疑問が常につきまとうのだった。

ある時、アリータはイドが左腕を負傷していることに気づく。奇しくも巷を賑わせている連続女性殺人事件の新たな犯行が行われた夜の翌日であり、アリータはその夜にイドがこっそり外出していたことに気づいていた。

アリータはイドへの疑いを深め、ある夜再び外出するイドを尾行する。

イドが武器を準備し、女性を襲おうとしているところに割って入るアリータ。

突然のことに驚くイドの周辺にサイボーグ達が集まってくる。

実はイドの正体は賞金首の犯罪者を狙うハンター戦士であった。

イドの襲おうとしていた女性や、集まってきたサイボーグもすべて犯罪者であり、イドは逆に窮地に陥ってしまう。

そんなイドをアリータは命を懸けて助けようとするが、その戦闘能力はスバ抜けており、一人でサイボーグをほとんど壊滅させてしまう。アリータはその戦いの最中に記憶の一部が蘇り、自分がかつて戦士であったことに気づく。

おすすめ ポイント

あれだけの圧巻のクオリティのバトルアクションを実現してくれた監督のロバート・ロドリゲスに喝采!

ロバート・ロドリゲス、盟友のクエンティン・タランティーノと組むとはしゃぎすぎた個性的な映画になりますが、今回脚本と製作を担当したジェームズ・キャメロンはよくも悪くもキレイにまとまった作品が多いので、『アリータ:バトル・エンジェル』はキレイすぎず、またマニアックすぎず、バランスは良かったかなと思っています。

いい意味でバカバカしくて、残酷描写もギャグにしてくれるのがロドリゲスの良いところ。

『アリータ:バトル・エンジェル』でも街の風景がメキシコや南米の雰囲気を感じさせるのはロドリゲスの作品らしい分かりやすい記号ですね。

今作は俳優陣も要所要所に実力派の方々がいるので安心。主演のローサ・サラザールに加え、アカデミー賞受賞者のクリストフ・ヴァルツとマハーシャラ・アリの演技も見どころ。

やはりアクションシーンやモーターボールは凄いです。それとアリータって今回CGで制作されているのですが、本当にそれがわからないほどのレベルなんですね。

こういう細かく繊細なクオリティにはジェームズ・キャメロンの力を感じさせます。

アクションとかエンターテインメントそのものに感動することはあまりないのですが、『アリータ:バトル・エンジェル』はとにかくエンターテインメントに感動できる作品です。

間違いなく視覚的なエンターテインメント系の映画では最高峰ではないでしょうか?オススメです。

『アリータ:バトル・エンジェル』の感想・レビューはこちら

おすすめ映画89.チャーリーズ・エンジェル

おすすめ ポイント

いやー面白かった!実際は予想外に冒頭からモトリー・クルーの「LIVE WIRE」が流れたり、The Arrowsの「I Love Rock’n Roll」が流れたり、いい意味でとてもバカっぽい映画!これカルト映画でもいいんじゃない?

こういう作風の映画に無闇にツッコミを入れるのは野暮ですね(笑)。

そしてこういうバカっぽい映画にはキャメロン・ディアスはハマり役!今回も下着姿で頭の悪そうな女の子を熱演。

それ以上にこの映画に出てくる男達がことごとく色仕掛けに引っかかるアホしかいないのは笑ってしまいます。

基本的にポップコーンムービーなので頭カラッポにして、さっくり見られるのもいいですね。

アクション・シーンはモロに『マトリックス』。

スローモーションの多用と、ワイヤーアクション、カンフー、アクションのバックで鳴り止まない音楽は『マトリックス』のロビーでの銃撃戦で流れてるプロペラヘッズの「spybreak!」そっくり。(ちなみに『マトリックス』はサウンドトラックも名盤!)

監督のマックG、『ターミネーター4』では画作りは文句なしにカッコいいものの、『ターミネーター2』の路線で感動を狙ったラストシーンで失敗。映画としての評価も微妙になりましたが、今作『チャーリーズ・エンジェル』みたいなおバカエンターテインメントが向いてるんじゃないかな。。

面白く楽しい、エンタメの良作ですね。



おすすめ映画90.グリーンブック

あらすじ

イタリア系の用心棒、トニー。彼は粗雑で荒っぽい性格のため、今までに職を転々としていた。現在用心棒として勤めているクラブも改装になり閉店、仕事のなくなったトニーは妻子を養っていくためにホットドッグ大食いをやったり、質屋を頼るなど金策に走る。

そんな時に、トニーの耳にドクター・シャーリーの運転手という仕事の話が舞い込む。

いざ面接の日、カーネギーホールの上に住んでいるというドクター・シャーリーの部屋に通される。豪華絢爛なシャーリーの部屋に落ち着かないトニーの前にやってきたのは黒人の男。医者の運転手という想像とは違い、ドクター・シャーリーの職業は音楽家。その上仕事内容は2か月間の運転手兼マネージャーともいえる過酷な内容だった。

その内容に週給100ドルではなく、125ドルの給与をトニーは要求する。

しかし、シャーリーは『ご足労だった』というだけで、この仕事は破談になったかと思われた。

ある日、トニーの妻宛に電話がかかってくる。それはシャーリーからで、トニーが二ヶ月間家を空けても大丈夫か、という確認の電話だった。

かくしてトニーは正式に採用され、南部アメリカへ旅に出る。

おすすめ ポイント(ネタバレあり)

監督のピーター・ファレリーはキャメロン・ディアスの『メリーに首ったけ』などのコメディ映画を得意とする監督ですが、本作では少しシリアスな実話をもとにした作品に挑戦。

しかし、終始音楽の流れるテンポのいい軽快な作品に仕上がっているなという印象でした。

シリアスなパートも下手ではないんですが、コメディパートの方がずっと映画のなかでは際立っていましたね。

その一つが手紙のシーン。旅の中で、ドロレスに度々手紙を送っていたトニーですが、『それはツギハギの脅迫状か?』とシャーリーに言われるほど悪筆な代物。しかしそれはシャーリーのアドバイスにより、とてもロマンチックなラブレターへ変貌していきます。

こうして毎回手紙にはシャーリーの推敲が入るようになりドロレスも喜びますが、ドロレスにはそれがシャーリーのアドバイスによるものだと内心気づいていたのです。

エンディング、ニューヨークの自宅へたどり着いたトニーは「家へ寄っていかないか」とシャーリーを誘いますが、シャーリーはそれを断り、自身の運転で帰路につきます。部屋の中で孤独に過ごすシャーリーとは対照的に、クリスマスパーティー真っ最中のトニーの家。親族や友人にかこまれての席でしたが、トニーは浮かない表情。

そんな中、トニーの玄関からノックの音が。そこに姿を見せたのは質屋のチャーリーと、その後ろで物静かに立っているシャーリーでした。

トニーはシャーリーを喜んで出迎ます。

シャーリーはドロレスに『ご主人は帰したよ』と伝えてハグを交わします。

ドロレスはシャーリーの耳元で『手紙をありがとう』と感謝を伝えます。

シャーリーとトニー一家の確かな絆に涙が溢れます。

ラストシーンが尻つぼみになる作品も多いですが、「グリーンブック」は映画的にきちんと考えられている作品だなと感じます。

心が温かくなる、おすすめの映画です。