映画の名言+31 劇場版 名探偵コナン 水平線上の陰謀
「やめられるかよ、真相を解き明かすのが探偵の性なんでね」
沈み行く船の上で犯人に『推理をしている場合じゃないんじゃないの?』と言われたときの毛利小五郎のこのセリフ。ストイックなかっこ良さを感じます。
「その逆だよ。あんたがあいつに似てたから、犯人があんたじゃなきゃいいと思って無実の証拠を集めようとしたから、こうなっちまったんだよ」
妻の英理への愛情が感じられる、ダンディなセリフ。毛利小五郎の名言といえば、このセリフを思い出す人も多いのではないでしょうか?
映画の名言+32 続・深夜食堂
「何を食うかじゃなくて、大事なのは誰と食うかだろう」
常連客の忠さん、いつもその日に食べたメニューを書き留めるのが習慣でしたが、あるときからメモを取らなくなります。そのことを他のお客さんから指摘された時のひとこと。
確かにこれはその通りですね。
気心の知れた友人と囲む食事は楽しく、美味しいものです。
映画の名言+33 ミスター・ガラス
現在の社会の基礎は科学だが、科学にも限界はある
イライジャの信念を強く表すセリフですね。科学は絶対でなく、自分たちは科学では測れない存在なのだということ。イライジャはそのことを世間に問うために新たな犯罪計画を立てます。
人と違うことがどんなことかわからんだろうな。最低の気分だ。
ケヴィンに対して発言した言葉。下のセリフと合わせて、イライジャの人と違うゆえに多くの困難を伴った人生を想像させます。
この思いがあったからこそ、自分にも意味があり、存在意義があるということを人一倍証明したかったのでしょう。
映画の名言+34 クリード 炎の宿敵
「自分の道を諦めたら何者でもなくなる」
なぜドラゴと戦うのか。アドニスにとってドラゴと戦うのは自分で決めたこと。そこから逃げてしまってはいつまでも自分自身の道は作れない。
どんな困難が待ち受けていても、自分で決めたことをやり遂げられなければ、自分自身ではいられなくなる、そんな名言です。
映画の名言+35 LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標
お前がどれだけ軽い銃を使おうが知ったこっちゃないが、俺に言わせりゃロマンに欠けるな
例え目的のためには不利であろうと、自分の美徳を貫く。それこそがロマンだと次元大介は伝えているのではないでしょうか?
次元の愛用する拳銃はリボルバー。相手の銃はもっと軽く、早打ちに適していましたが、次元は愛用の銃を変えてまで勝負に勝とうとは思っていません。
何を大切にするかの優先順位でカッコいい生き方も決まってくるのかもしれませんね。
映画の名言+36 グリーンブック
寂しいときは自分から先に手を打たなきゃ
天才的な能力をもつピアニストでありながら、妻とは離婚、兄とは疎遠になっているシャーリー。
そんな複雑な事情を抱えた彼に、トニーはそう伝えます。
ラストシーン、自らトニーの家に出向いたシャーリーは、トニーのこの言葉に背中を押されたのではないでしょうか?
勇気が人の心を変える
なぜシャーリーがわざわざ黒人差別の強い南部でツアーを企画したのか。旅のなかでずっとその疑問が解けなかったトニーですが、最終地のアラバマで、スタッフからこの言葉を伝えられます。
果たしてシャーリーはその勇気によって南部の人の心を変えられたのかはわかりません。
しかし、トニーの心は確かに変わっていきました。
その感動こそがグリーンブックの魅力です。
映画の名言+37 ターミネーター
「死にたくなければついてこい」
突然のターミネーターからの銃撃に戸惑うサラにカイルがかけた言葉。このセリフもシリーズの定番のセリフとなり、後の作品でも「ターミネーター2」「ターミネーター3」ではジョン・コナー、「ターミネーター4」では若き日のカイル・リース、「新起動」ではサラ・コナーがこのセリフを口にしています。
映画の名言+38 アラジン
世界は本や地図の外に広がってる、見たい?
アラジンは夜になると再びアリ王子としてジャスミンの元を訪れます。地図を開いてしきりにアリ王子の国、アバブワを探そうとするジャスミンですが、アバブワなんて架空の国。
じかし、アラジンは魔法の絨毯を使って、地図や本ではない、実際の広い世界へジャスミンを連れ出します。
映画の名言+39 るろうに剣心
「剣は凶器。剣術は殺人術。どんな綺麗ごとやお題目を口にしてもそれが真実」
神谷薫の流派は人を活かす剣を目指す、神谷活心流。
しかし、剣心の唱える剣術の真実は、人斬りとして数多の人を殺めてきたからこその真実でした。理想と現実を噛み締めてきた剣心ならではの名言です。
ちなみにこのセリフは師匠の十三代目比古清十郎から教わったもの。
映画の名言+40 こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE ~勝どき橋を封鎖せよ!~
ワシは悲しいぞ!オッサンいなくなったらワシのことホメてくれる人間誰もいなくなっちまうんだぞ!(両津勘吉)
今作の誘拐犯は近所の人のいい見回りのおじさんでした。
身寄りもなく、自分が死んでも誰も悲しまないというおじさんに、両さんはありったけの気持ちを込めて叫びます。
こち亀の人情モノの一面が全面に押し出されたシーンです。