定番のカルト映画を年代別にご紹介していきます!
ではどうぞ!今回は70年代編です!
定番のカルト映画まとめ(70年代編)
70年代カルト映画01.『悪魔のいけにえ』
トビー・フーパーのデビュー作。テキサスを訪れた若者が人間の皮のマスクをつけたレザー・フェイスとその家族に襲われる様を描いています。
その残酷描写とアンモラルな内容から世界各国で上映禁止となった本作。
一方でその芸術性が高い評価を得るなど、未だにホラー映画の金字塔と呼べる作品。
70年代カルト映画02.『ピンク・フラミンゴ』
ジョン・ウォーターズ監督の1972年の映画。登場人物たちが「世界一下品な人」の称号をめぐって争う内容。
ラストでディヴァインの犬の糞を食べるシーンはトラウマレベル。
70年代カルト映画03.『ハロルドとモード 少年は虹を渡る』
狂言自殺が趣味の少年とナチスの強制収容所に入れられていた経歴を持つ老女の恋を描いた作品。
70年代カルト映画04.『時計じかけのオレンジ』
管理された全体主義と、その中で暴力とセックスに明け暮れる若者の無軌道さのジレンマを描いた作品。
監督の意図とは別に「暴力を誘発する作品」とされ、いくつかの国で上映禁止になりました。
70年代カルト映画05.『ロッキー・ホラー・ショー』
ダニー・オブライエンのミュージカルを映画化した作品。ミュージカルは連日大盛況でエルヴィス・プレスリーやキース・ムーンといったロック界のセレブリティーも来場するほどの人気になります。
映画化の際、監督のジム・シャーマンは大作の話を蹴り、自らの意思を貫き通す道を選んだそう。
映画は興行的には失敗作となりますが、その一方で熱心なリピーターを生み出します。
彼らは今でいうコスプレをして集い、映画とともに歌い踊り、そして今も世界のどこかで上映されている、そんな作品。
この観客の熱狂ぶりを指して「世界で最初のカルト映画」という称号で呼ばれることもあります。
70年代カルト映画06.『イレイザー・ヘッド』
デヴィッド・リンチ監督のデビュー作。