MARVEL嫌いの私が選ぶ本当に面白いアメコミ映画ランキングBEST5

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1位. Vフォー・ヴェンデッタ

「Vフォー・ヴェンデッタ」は2005年に制作されたSFアクション映画。

監督は脚本と制作を「マトリックス」シリーズのウォシャウスキー兄弟(当時)が務めています。

主演は同じく「マトリックス」シリーズのヒューゴ・ウィーヴィング。

『マトリックス』で悪役のエージェント・スミスを演じたヒューゴ・ウィービングが一転して独裁政権に戦いを挑む仮面の男『V』を熱演。

スタイリッシュなアクションとともにこの映画を魅力的に引き立てているのは全編を通して貫かれるVの美学。

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2位. シン・シティ

「シン・シティ」は2005年に公開されたフランク・ミラー原作、ロバート・ロドリゲスとの共同監督作品です。

コミックスの雰囲気をそのまま再現するモノクロの映像はコントラストが強めで死ぬほどスタイリッシュでカッコいい。

ロバート・ロドリゲスが監督する時点で他のアメコミ映画とは一線を画すものになるのは確実ですね。

あくまでハードボイルドでスタイリッシュ。唯一の世界観に浸ってほしいと思います。

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3位. ワンダー・ウーマン

『ワンダーウーマン』は2017年に公開されたパティ・ジェンキンス監督作品。

パティ・ジェンキンスが『モンスター』以来14年ぶりにメガホンをとった『ワンダーウーマン』

クリストファー・ノーランが『バットマン』を題材に自身の作家性をふんだんに盛り込んだ「ダークナイト」同様に、また『ワンダーウーマン』にもパティ・ジェンキンスの強いメッセージが現れています。

それは女性の解放についてでした。

女性用ファッションはコルセットで腹部を締め上げ、議会から女性は追い出され、秘書として男性に仕えている女性に、ダイアナは『それは奴隷よ』といい放ちます。

言わずもがなですが、この映画の背景にはハリウッドのセクハラや性的暴行事件が次々に報じられ、アメリカでの女性の権利がまだまだ低いままにあるという実態が明らかにされたことがあるでしょう。

「ワンダー・ウーマン」は「ダークナイト」同様に強いメッセージ性を持った作品です。

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4位. キック・アス

「キック・アス」は2010年に公開されたクロエ・グレース・モレッツのブレイク作。
「現実社会におけるヒーロー」という意味では「ウォッチメン」などと同じテーマではあるものの、今作は思いっきりそれをコメディとして演出しています。

そのおかげで重苦しさのあまりない軽く観れるヒーロー映画になりましたね。

やはり注目したいのはクロエ・グレース・モレッツ演じるヒットガール。

そのキャラクターとアクションは賛否両論はありつつも熱狂的に迎えられました。

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5位. デッドプール

下記に挙げるように多くの映画に言及やパロディをしている作品。

僕がアメコミ映画が嫌いな理由の一つに「バカバカしいから」と言う理由があるのですが、逆にそれを自虐されたり、パロディにされた作品にヨワいんですよね(「キック・アス」が好きな理由の一つでもあります)。

『127時間』
96時間
『ブレイド2』
『エルム街の悪夢』

などさまざまな映画がセリフやデッドプールの行動原理として語られます。

特にダニー・ボイル監督の『127時間』での主人公にアイデアを得たデッドプールが自らの手首を切り落とす場面があるように、監督のティム・ミラーは意外とグロテスクなシーンもしっかり描いています。
監督のティム・ミラーはデヴィッド・フィンチャーとも親交があるようで、フィンチャーの監督作、『ドラゴンタトゥ―の女』のオープニングクレジットのシーンはティム・ミラーが担当しています。

このことからもわかるように、独特の冷たいトーンとダークな画も「デッドプール」の魅力の一つです。

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