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007スペクター(アストンマーチンDB10)
007はスパイ映画の代名詞であると同時にクルマの映画でもあります。
映画の登場する美しいヒロインが「ボンドガール」と呼ばれるように、ジェームス・ボンドが駆るスポーツカーも「ボンド・カー」と呼ばれ、作品を彩ってきました。
そんなボンド・カーの中でも最も有名な車がアストンマーチン。2018年時点の007の最新作「スペクター」でもアストンマーチンDB10がボンドカーとして活躍しています。
このDB10は映画のためだけに制作されたモデルで、10台のみ作られ現在は2台しか残っていないと言います。ボディはカーボンファイバー製、4.7リッターV8エンジン、6速マニュアル・ギアボックスは「V8 ヴァンテージ」のものを流用してるそう。アストンマーチンDB10、そのカッコよさ・美しさも目を見張りますが、推定価格5億6,000万円とこちらも目を見張る価格です(笑)。
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007は二度死ぬ(トヨタ2000GT・オープントップ)
『007は二度死ぬ』は1967年公開の『007』シリーズ映画第5作目で『007』シリーズ唯一日本が舞台となっています。
今作でボンドカーとして登場するのが日本が誇るトヨタの名車2000GT。007ファンの間でも歴代のボンドカーの人気ランニングで上位に来ることが多く、のちにジェームス・ボンドを演じるピアース・ブロスナンも乗ってみたいボンドカーとして2000GTの名前を上げています。
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パルプ・フィクション(ホンダ・NSX)
クエンティン・タランティーノ監督の長編二作目。カンヌ国際映画祭ではパルム・ドールを受賞するなど、そのストーリーテリングは高い評価を得ています。
さて、今作で登場する車はシビックなどホンダの車が印象的。特にハーベイ・カイテルが演じる裏の商売人、ミスター・ウルフがと登場するときに乗っていたNSXには目を奪われます。
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デス・プルーフ(シボレー・シェビーII・ノバ)
偶然、こちらもタランティーノ作品でした。こちらは車が主役と言っても過言ではない映画。そもそもこのタイトルのデス・プルーフ自体日本語訳すると「耐死仕様」となります。カート・ラッセル演じるスタントマンのマイクが乗るシボレーが荒くれ運転にも耐えうる「耐死仕様」というわけですね(後部座席の女の子たちがガンガン死んでいくわけですが。。。)
さて、そんな本作に登場するシボレー、モデル名が「シェビーII・ノバ」。フォードのファルコンに対抗して企画され、1961年にデビューした車です。当初はコルベットと同じV8エンジンを搭載していました。
幅の広いフェイスはいかにもアメ車という感じがしますね。