デ・ニーロ・アプローチとは?ロバート・デ・ニーロの役作りエピソード

1978年に公開された作品。

ベトナム戦争を描いた作品の中でも代表的なもののひとつで第51回アカデミー賞並びに第44回ニューヨーク映画批評家協会賞作品賞を受賞しています。

戦地へ赴く主人公たちの出身地がピッツバーグだったことから、ロバート・デ・ニーロも役作りの一環としてピッツバーグで暮らしました。さらに役柄と同じく鉄工所でも働こうとしましたが、さすがに現地の人に拒否されたという逸話があります。

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ユダヤ人家庭にホームステイ(『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』)


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セルジオ・レオーネが、『続・夕陽のガンマン』を撮り終えた頃から脚本を書き始め、完成までに10年以上もかかった作品。

結果的にこの映画がセルジオ・レオーネの遺作となります。

公開当初こそ不振だったものの、レオーネ自身の編集によって3時間49分の完全版を作り上げ、再公開されたアメリカは、それまでの不評が打って変わってギャング映画の傑作として評価を受け、レオーネ自身の評価も更に高める結果となりました。

ロバート・デ・ニーロは本作ではユダヤ人の役を演じています。そのためにユダヤ人家庭にホームステイする他、役のモデルとなったマフィア、マイヤー・ランスキーにに会談を申し込むなどの行動をしています。(会談自体は断られたそう)

ロバート・デ・ニーロは役作りについて

ロバート・デ・ニーロは役作りについて
「演技とはすべて、無いものをあるかのように見せる幻影。私は役を演じる時、そのキャラクターを全て知り尽くしたいのだ。俳優というものは、ありとあらゆる人間になり、その人生を生きなければならない」

と語っています。その思いは70歳を超えた今も健在。

2013年の映画「リベンジ・マッチ」でも、現役復帰するボクサーを演じるために、15Kgの減量を行っています。

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