映画の魅力とは?ー② 映画とは何か/映画の境界線

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映画とはなにか?

これ、私たちの身の回りに置き換えてみましょう。

いくら良くできたドラマでも、連ドラを映画とは呼ばないですよね。

では二時間ドラマを映画と呼ぶか?これも中々呼んでる人は見たことないです。

Googleで「映画とは」を検索するとこう出てきます。

映画とは… 高速度で連続撮影したフィルムを映写機で映写幕に連続投影した映像によって、形や動きを再現するもの。活動写真。キネマ。シネマ。

杓子定規な定義と言われればそれまでですが、しかし私たちが思い浮かべるイメージに最も近いものでもないでしょうか。

テレビやストリーミングを否定するわけではないのです。それらにも映画の適わない長所があるでしょう。しかし、それらを無理やり「映画」にカテゴライズすることもないように僕は思います。

テレビやストリーミングサービス、映画・・・僕はこれらを親戚関係に捉えています。

対立して優劣を競うものではないけれど、まったく同一として扱われるものでもないと思います。



「こちら葛飾区亀有公園前派出所」に浅草シネマパラダイスという回があります。

ラスト、「同じ映画をビデオで見ても感動が少ないのはなぜだろう」という麗子の問いかけに両さんはこう答えます。
「多くの観客が一緒に笑ったり泣いたり、感動するからじゃないのか」

これこそが映画文化の核なのかもしれません。

「一度テレビのフォーマットに専心したのなら、あくまでテレビ映画でしかない」

こう発言するスピルバーグの視線の先には映画館で多くの観客が一緒に笑ったり泣いたり、感動する姿が映っていることでしょう。

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