【感想レビュー】「ワールド・ウォーZ」大作ゾンビ映画はこんなに凄い!

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「ワールド・ウォーZ」のスタッフ・キャスト

監督
マーク・フォースター

脚本
マシュー・マイケル・カーナハン
ドリュー・ゴダード
デイモン・リンデロフ

原案
マシュー・マイケル・カーナハン
J・マイケル・ストラジンスキー

原作
マックス・ブルックス
『WORLD WAR Z』

製作
ブラッド・ピット
デデ・ガードナー
ジェレミー・クライナー
イアン・ブライス

出演者
ブラッド・ピット
ミレイユ・イーノス
ダニエラ・ケルテス
ジェームズ・バッジ・デール
ファナ・モコエナ

「ワールド・ウォーZ」のあらすじ

妻と二人の娘に恵まれ、平凡に暮らすジェリー・レイン。
彼は元国連職員でしたが、国連を批判する記事を新聞に投稿したため、解雇されていました。

朝、妻子を車で送ろうとしたジェリーでしたが大渋滞にはまってしまいます。
しかし、上空のヘリや、何者から逃げるような人々など、ジェリーは何かが普通ではないことに気づきました。ジェリーが車を降りて様子を見ると、警察官が慌ただしく出動しており、目の前で何かの大きな爆発を目撃しました。

その直後、「車外に出るな」と警告した白バイ隊員がバイクもろとも暴走する大型トラックに轢かれるなど、大通りは無法地帯と化していきます。

何かから逃げる人の数は勢いを増すばかり。ふとジェリーが横に目を向けると、運転手めがけてフロントガラスに頭を打ち付ける凶暴な女性が。

ジェリーが彼女を観察すると、彼女に襲われた別の男性は、噛みつかれてから12秒でまた男性も彼女のように凶暴化し、ほかの人を襲い始めることがわかりました。

感想・レビュー

ほとんど隙のないゾンビ

原作とまるっきり違うだとか、別エンディングがあるとか、色々あるゾンビ映画です。

『トロイ』を抜いてブラッド・ピット主演作では歴代最高の興業収入となりました。

僕も数あるゾンビ映画のなかではこの作品は割りと好きです。

あえて誤解を恐れずにいうと『キレイ 』なゾンビ映画だと思うんです。

洗練された、とでも言えば良いのかグロテスクなシーンもあまりなく、ゾンビ自体の設定もなにこの最強属性?!と言いたくなるような完璧に近い設定なんですよね。

・走れるゾンビ

全速力で走って襲いかかってくる!人の足ではもはや逃げ切れないです!

・感染力

空気感染こそしないものの、感染してからゾンビになるまではわずか12秒。倍々で増えていくとして、1万6千人以上をカップラーメンを作るあいだにゾンビにできてしまいます!

ゾンビの山がすごい!

ゾンビ映画特有の陰湿さがあまりないのも特徴。予告編ではゾンビの姿を極力みせずに、何かの災害みたいな見せ方をしていましたが、これだけの勢いでゾンビの群れが形成されるならそれはもはや津波や嵐と変わらない災害と呼べるのではないでしょうか?

中でもエルサレムに築かれた高い城壁に群がる無数のゾンビ。落ちてゆく砂時計を逆再生でもしたかのようにもう山になっていくんですよ。そのビジュアルは圧巻の一言。
潤沢な資金でゾンビ映画作るとこうなるんだ・・・と思いましたね(笑)。

潤沢なゾンビと言えば広義ではバイオハザードもあるんだけど、あれなんか途中からモンスター映画のようにもなってきたでしょ?
だから僕はバイオハザードあんまり好きじゃないんですよね。(1作目と3作目は好きw)

ブラッド・ピットがかっこいい!

今作のブラッド・ピットはロン毛!さすがにジョニー・デップほど長髪が似合うわけでもないのですが、それでも龍馬伝の福山雅治よりは似合っているのでした。

そしてストールをシャツに巻いたその姿や『safari(ファッション誌な)』からそのままモデルがでてきたかのようですごく雰囲気があってかっこいいです!

そしてラストのペプシのシーン。

映画史上一番かっこいいペプシコーラではないでしょうか。

そんなブラッド・ピットの盟友といえばデヴィッド・フィンチャー。

このワールド・ウォーZもデヴィッド・フィンチャー監督での続編の製作が決定しています。

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