【感想 レビュー】恋に落ちたシェイクスピア


恋におちたシェイクスピア [Blu-ray]

『恋に落ちたシェイクスピア』は1999年に公開されたグウィネス・パルトロー、ジョセフ・ファインズ主演の恋愛映画。

ジュディ・ヂンチやジェフリー・ラッシュ、コリン・ファースなど、助演俳優も豪華です。
ロミオとジュリエットの執筆と公演、その裏側にあるウィリアム・シェイクスピアの恋を描いた作品。

内容はタイトルそのまんまなんですが、まずはスタッフとキャストをご紹介。

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「恋に落ちたシェイクスピア」のスタッフ・キャスト

監督
ジョン・マッデン

脚本
トム・ストッパード
マーク・ノーマン

製作
デヴィッド・パーフィット
ドナ・ジグリオッティ
ハーヴェイ・ワインスタイン
エドワード・ズウィック
マーク・ノーマン

製作総指揮
ボブ・ワインスタイン
ジュリー・ゴールドスタイン

出演者
グウィネス・パルトロー
ジョセフ・ファインズ
ジュディ・デンチ
ジェフリー・ラッシュ
コリン・ファース

「恋に落ちたシェイクスピア」のあらすじ

16世紀末。疫病のため、芝居小屋の閉鎖が進むロンドン。劇作家のウィリアム・シェイクスピアは次作「ロミオとジュリエット(この段階では「ロミオと海賊の娘エセル」)」の準備に余念がない。
一方、芝居好きの資産家の娘、ヴァイオラは貴族との縁戚を望む両親に、貧乏貴族のウェセックス卿と意に添わない結婚を決められ、結婚後はアメリカに渡る計画まであった。

ある日「ロミオとジュリエット」のオーディションにトマス・ケントと名乗る青年が現れる。抜群の演技力でロミオの役を得る。
実はトマス・ケントの正体は男装したヴァイオラだった。当時は風紀上の理由で女性が舞台に立つことは許されないため、男装して劇団に潜り込んだのだった。

感想・レビュー

公開は1998年。当時はあのタイタニックがアカデミー賞史上最多の13部門受賞したこともあって、映画少年でもあった僕は、次のアカデミー賞はどうなるのか、衛星放送を食い入るように見ていたのを覚えています。

12歳くらいだったかな?

そしたらこの名前がめっちゃ読まれてる。。

というわけでその辺りからいつか観ようと思ってたんです。そのいつかが10年以上先のこととは思いませんでしたが。。

ちなみに受賞歴。凄い。。

「恋に落ちたシェイクスピア」の受賞歴

第71回アカデミー賞:作品賞/脚本賞/主演女優賞/助演女優賞/音楽賞/美術賞/衣装デザイン賞
第56回ゴールデングローブ賞:作品賞(ミュージカル・コメディ部門)/脚本賞/主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)
第52回英国アカデミー賞:作品賞/助演女優賞/編集賞
第8回MTVムービー・アワード:キス・シーン賞
第4回放送映画批評家協会賞:オリジナル脚本賞
第49回ベルリン国際映画祭:功労賞
第33回全米映画批評家協会賞:助演女優賞
第65回ニューヨーク映画批評家協会賞:脚本賞
第73回キネマ旬報ベスト・テン:委員選出外国語映画部門第1位/読者選出外国語映画第1位
第23回日本アカデミー賞:優秀外国映画賞

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%81%8B%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%A1%E3%81%9F%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%94%E3%82%A2
恋におちたシェイクスピア(wikipedia)

シェイクスピアの時代

たしか2012年くらいに初めて観たんだと思います。

シェイクスピアと、ヴァイオラとの結ばれぬ恋を描いた作品です。

今でこそ俳優とは華やかなイメージですが、シェイクスピアの時代の俳優は一般的にはいやしい仕事と認識されていました。

特に女性の演技は許されておらず、男性が女装して女役を演じるといった感じでした。

日本の歌舞伎みたいなものですね。

そんな中、お芝居好きな貴族の娘、ヴァイオラは男装した姿「トマス・ケント」としてシェイクスピアの劇団に潜り込みます。

とにもかくにもクヴィネス・パルトローが美しい。今作の公開年にはピープル誌の「世界で最も美しい人」の一人に入っていますね。

さて、この映画のすばらしさはそのストーリーでしょうか。決して複雑ではないのですが、わかりやすく、かつクライマックスには私たちの痒いところにもしっかり手が届くように作られています。

ロミオとジュリエットさながらに二人の恋も哀しい結末に終わるのですが、ラストの史実と希望への結び付け方が見事です。

気になる人は見てみてください。僕はこれもソフトで所有しています。いい映画だもん。



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