【映画 レビュー】亀は意外と速く泳ぐ

亀は意外と速く泳ぐ デラックス版 [DVD]

三木聡監督作品です。上野樹里が『スウィング・ガールズ』でブレイクするかしないかの頃の作品だと思います。相変わらずのシュールな笑いが多い三木聡監督作品。今回はスパイを題材にしています。

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「亀は意外と速く泳ぐ」のスタッフ・キャスト

監督
三木聡

脚本
三木聡

製作
橋本直樹

音楽
坂口修

撮影
小林元

編集
高橋信之

出演者
上野樹里
蒼井優
岩松了
ふせえり
要潤
松重豊
村松利史
森下能幸
緋田康人
温水洋一
松岡俊介
水橋研二
岡本信人
嶋田久作
伊武雅刀

「亀は意外と速く泳ぐ」のあらすじ

主人公片倉スズメ(上野樹里)は、平凡な主婦である。

海外へ単身赴任中の夫からの電話は「ペットの亀に餌をやったか?」という話題ばかりで、ちょっと退屈。久しぶりに再会した幼なじみの扇谷クジャク(蒼井優)との待ち合わせにも、2時間も待たされる始末。そんな〈平凡な生活〉に飽き飽きしていたある日、商店街の外れにある石階段(通称「100段階段」)の手すり下部分に貼られた「スパイ募集」という5ミリ四方ほどのマイクロ広告ポスターを発見する。

興味をそそられてその事務所を訪れると、そこに居たクギタニシズオ(岩松了)・エツコ(ふせえり)夫妻に〈ある国のスパイ〉であることを告げられ、「(スズメのような)平凡な小市民こそスパイ向き、ぜひスパイになってほしい」と説得され、活動費として大金を渡される。また、ホームレスの婆さんやラーメン屋の主人など、身近な人々も実はクギタニ夫妻と同様の潜伏スパイだったという事実を知らされ驚きまくるスズメだったが、クギタニ夫妻によるスパイ特訓はスズメの生活に張り合いを与えてくれるようになった。

しかし、〈平凡でいなければならない〉はずのスズメの生活に変化があらわれる。遊びに行った海岸で死体を発見したり、クジャクが行方不明になったり、川で溺れかけていた少年を助けてワイドショーの話題になったりして、次第に世間の注目を浴びるようになる。やがてスズメは公安当局にもマークされ始めてしまう。

そんな折、実はプロの殺し屋で凄腕スナイパーの豆腐屋の主人から銃の撃ち方を教わるべく、スズメはクギタニ夫妻と共に訓練キャンプに参加することになった。が、それは実に普通のバーベキューパーティで始まる平和なキャンプで、スズメの想像とは違ったものだった。そしてついに、アルバイトの主婦スパイであるスズメにも秘密の指令が下される。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%80%E3%81%AF%E6%84%8F%E5%A4%96%E3%81%A8%E9%80%9F%E3%81%8F%E6%B3%B3%E3%81%90
亀は意外と速く泳ぐ – Wikipedia

感想・レビュー

スパイ

はい、今回はスパイが題材です。主演は上野樹里。この時まだ10代だと思うのですが、主婦役をそつなくこなしています。

すこしほわ~んとした感じが可愛らしいです。

で、上野樹里演じるスズメ。

夫が単身赴任中のスズメ、暇をもてあます生活の中で、刺激を求めてスパイに応募します。

よくある話のように不倫とかではなくてスパイにいくのが三木聡監督らしいです。

五ミリ四方

スズメが見つけてたスパイ募集の紙。それは階段の手すりに貼られた五ミリ四方の紙のでした。

『スパイ募集 詳細面談にて 電話番号』

よくも五ミリの紙にそこまでの情報を載せられたもんです。で、スパイ役が三木聡監督作品の常連、岩松了とふせえり。

三木聡監督作品の『脱力系』を象徴するような二人です。ドラマ時効警察では上司と部下、転々ではスーパーの店長と店員などでしたが、今回は夫婦役。すこしゆるーい岩松了さんに

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